≪場のふるまい窟 所収
   


   ・・・ 何とも面妖な話ではあるが、

   
   このように、理屈の合わない所に理屈 (脈絡) を付け、

   道理の通らない所に道理 (道筋) を着けることに依って、

   人は始めて、様々に矛盾し錯綜するこの世の道理、

   ――― すなわち、

   <存在 (もの) の道理> (諸法実相) を諦めるのであり、

   その <絶対清浄なる世間> を知るのである。


   
   此処では依然として、山は山であり、川は川である。

   わたしはわたしであり、あなたはあなたである。

   蘇東坡の言う、「廬山は烟雨、浙江は潮」 である。

   覿面に眼横鼻直なるを以ってさらに疑わず、

   柳は緑にして花は紅なるを愛でるのである。


   
   今日で言えば、さしずめ、

   金子みすずの < みんなちがって、みんないい。 >

   と、言ったところでしょうか ・・・。




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