≪場のふるまい侠 所収
   


   『不妨因果』


   因果に堕ちない者を <野狐> と言い、

   因果に堕ちる者を <野暮> と言う。


   この中に在って ・・・

   因果に堕ちず、

   殊更に因果を晦まさず、

   妨げない者のことを、 

   <真人> と呼んでいる。


   
   ≪ 我、因果を妨げず ≫

   
   或は、 <我、造業も辞さず>   (臨済)

   と、言われる如くに ・・・


   
   うらをみせ おもてをみせて 散るもみじ   (良寛辞世)