≪何言うとんねん≫ 所収
   


   ≪自我の桎梏≫


   私が、いまだ自ら為す 「文脈」 を追い、

   「因果」 を追うなら、

   蚕(かいこ)は糸を牽いて繭(まゆ)と成り、

   ミイラ取りはミイラとなってうずくまる。


   しかし、あなたが当処に、

   言語ゲーム論的文脈とも言える

   自己因果律を挫断して、

   即座に、因縁生起(縁起)するなら、

   この人は、かろうじて、

   <霊亀尾を曳く> をまぬがれる。