≪何言うてんねん≫ 所収
   


   『背蝕共非』


   向うも背くも、是れ <分別>

   未だ、<第二義> に堕す。  (未在)


   法我一如の <不染汚の世界> を以って

   ≪第一義≫ と為す。    (如来地)


   
   いまだ、

   分別意識の根底に「末那識」(我識/我執/能識/マナス) とも呼ばれる

   「取捨愛憎の念」 (好嫌の情) の残存するに因って、

   ≪人我の見≫ に堕すを言う。