≪何やっとんねん≫ 所収
   


   誰が言い出したのか知らないが、

   自ら省みて、執着するのしないのと

   毎日、うるさいことだ。


   <神頭> と <鬼面> と

   
   執着したり、執着しなかったりと、

   この <出入り> こそが面白い。


   もし、執着しっ放しだったり、

   無執着のままだったら、

   いったい、どんなことになっていたのやら

   考えるだに恐ろしい。


   良寛さんじゃないけど、

   <手まりつき> どころか

   <キャッチボール> も出来ゃしない。


   <著> と <無著> と 

   
   飛んだり、跳ねたり、

   把んだり、放したり、

   くっ付いたり、離れたりと、

   両辺に自由自在だからこそ、

   この世の用(要)足りえ、

   事々無礙足り得る。


   ・・・ これって、

   元はと言えば、釈迦の罪 ?

   それとも、

   <いやじゃ、いやじゃ> と

   泣き愚図るあなたのゆえ ?