≪何言うとんねん≫ 所収
   


   ≪ 大智の故に生死に住せず、大悲の故に涅槃に住せず ≫


   
   これが、「場の叡智」に目覚めた者 (即ち、「智悲円満」なる人) の

   「入涅槃」(OFF) と「出涅槃」(ON) の因縁 (無住所涅槃) である。


   言うところの、「往還の次第」であり、「出没の因縁」 であり、

   「出入り」(生成と消滅) の入り組みである。     【 生死の因縁 】


   いわゆる、

   大智の故に、≪ 生死のなかに仏あれば生死なし ≫ であり、

   大悲の故に、≪ 生死のなかに仏なければ生死に惑わず ≫ を言う。 *


   * 『愛のフロント検 愛のゆくえ(11) 参照
     http://blogs.yahoo.co.jp/kyouoyaji/33562054.html


   
   強いて言えば、先が「入涅槃」(聖道門/掃蕩門/往相/向上)であり、

   後が「出涅槃」(慈悲門/建立門/還相/向下)である。   (入門と卒業)


   また、この「往還の次第」を以って、 『転法輪』 (真空の相転移) と名付ける。

   自他に渡って済度(度彼岸)して止まぬ、二法なき不退転な大機大用である。