おすすめ映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 | アオサンだーjp

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20150414

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本日の何だか気になるキーワード


1 「Windows」に脆弱性(パスワード盗難のおそれ)
2 上京してくれ詐欺急増(高齢者狙う)
3 大統領選立候補(クリントン氏)
4 1年で5500人殺害(ボコ・ハラム)
5 TPP日米実務者協議(15日から)
6 セーリング競技会場で蒲郡立候補(東京五輪)
7 富士登山(脊髄損傷の大学生)
8 韓国首相に裏金疑惑(約328万円)
9 横田夫妻らに募金手渡し(首相)
10 酒の安売り競争に歯止め(酒税法改正案)


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おすすめ映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」


いつものように「映画+ランチ」コースで、
アカデミー賞を受賞した映画を観に行ってきました。



次回映画予告:


来週は「バードマン」の予定です。
お楽しみに。
ヒマですねえ、と言われそう?
実話ヒマンなんです。


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「辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書」より
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0


イミテーションゲーム
別名:チューリングテスト
【英】imitation game

イミテーションゲームとは、コンピューターの思考能力を
評価するために行なわれるゲームのことである。


人工知能(AI)の開発に利用される。


コンピューターと人間に同じ質問をして、
それぞれがどちらの回答であるかを隠し、
第三者に提示してどちらがコンピューターの回答であるかを
判定させるというものである。


人間とコンピューターの区別が付かないならば、
そのコンピューターは優秀である(より人間に近い)とされる。
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映画は見ごたえがあって、とても良かったです


話題の作品はほとんどすべて観ている
映画通の友人のチョイスですから、
ハズレなわけがありません。


1年間イギリスで生活したことのある友人は、
「英語がとても分かりやすかった」
と言っていましたよ。
日本人にはアメリカ英語より聞き取りやすいかもしれません。


上級者は、映画を楽しみながら英語の勉強もする、
というのは一石二鳥。


全ての英語が雑音にしか聞こえない段階では
語学の勉強にはなりませんが、
少なくとも知識吸収・国際理解の助けにはなります。



これは実は、実話本が映画化されたものです。


27歳のケンブリッジ大学の特別研究員のアラン・チューリング
という天才数学者が主人公です。


あまりに天才過ぎて社交性が無いので周りには理解されず、
学生時代はいじめっ子の格好のターゲットとなり暴力を受けます。


だから暴力絶対反対です。


唯一理解し助けてくれる友人とは、友達以上の付き合いで、
他の人にはわからない暗号でメッセージをやりとりする。


アラン・チューリングは、第2次世界大戦中、
イギリスの諜報機関から敵国ドイツ軍の暗号エニグマを
解読すべく精鋭チームに入ります。


共同作業にはなじまない天才の傍若無人ぶりが、
やはり解読チームの和を乱します。


それでも、やがて優秀さが認められ、
今度はチューリングがチームのリーダーとなって暗号解読に挑みます。


莫大な予算を使ってオールマイティーな機械を作ったけれど、
なかなか結果は出ません。


天文学的な組み合わせを試みるには機械でも膨大な時間がかかります。


あやうく首になるところでしたが、
あと半年の猶予を貰って解読に邁進します。


ある日、何気ない日常会話から、
組み合わせを絞るヒントを得たのです。


タイムリミットぎりぎりで
ひょんなことから解読の手がかりを見つけ見事成功し、
連合軍の勝利を2年早めたと言われます。


だから、広島・長崎に原爆を落としたアメリカ人の
「戦争を早く終結させるためだった」という言い訳は通用しません。
(すでに日本側は白旗を上げていたのですから。)


あれは単なるイエローモンキー皆殺し作戦&核の人体実験が
したかったに過ぎません。


敵国の暗号を解読して勝利を挙げたからと言って、
それでチューリングがメデタシメデタシで
安穏に人生を終わるわけではありません。


(後は自分で観てね。)


キーワードは、
「主人公に問題山積」
「地獄の沙汰も取捨選択」
「世界の歴史はMI-6の手のひらの上」


この映画は、
凡人とは異なる「天才の人となり」が見事に描かれています。


アラン・チューリングは、暗号解読に間に合ったから
現在天才扱いされていますが、
もしタイムリミットに間に合わなかったら、
単なる奇人・変人・無能な金食い虫に過ぎな
かったでしょう。


(それどころか当時は犯罪者とされるようなことをやっていたのです。)


凡人でも周りとうまくやっていけなくてストレスを抱えている人は、
結構いるのではないでしょうか?


そういう人は自分は天才なので頭が良すぎて
周りから理解されないだけだと思っておけば気が楽になるかもよ。
(何も成果をあげなくてもね。唱えなさい、思い込みなさい。)


解読に成功してもそれでも、彼の人生の最後は・・・。


(自分で最後まで観てね。)


周りの人より半歩だけ進んでいる人は尊敬されるけれど、
ぶっちぎりで先を進んでいる人がきちがい扱いされる事はありがち。


(本当に精神異常の場合もあるので、紙一重ですが。)



チューリングが作った電気と歯車で動く暗号を解読する機械は、
後のコンピュータの基礎になったと言われます。


でも、その機械は軍事機密として終戦後処分されました。
だからチューリングの業績も表に出ませんでした。


その存在が一般に知られるようになったのは半世紀後です。


1912年生まれのチューリングは、
生誕100周年になってやっと公に認められるようになりました。


一方アメリカではIBMやユニバックといったコンピューター企業が
世界的に発展し、70年代にはパソコン文化も花開きました。


コンピューターの基礎がイギリスでつくられたことを世界の人は知らない

まま、「ITといえばアメリカ」という風潮が定着してしまった、というこ

とです。


私は米ボストンのコンピュータ博物館へは、
ボストンでホームステイした時訪れたことがあります。


昔のコンピュータは、超デカくて1台で部屋独り占めでした。


コンピュータの歴史がよくわかりました。


チューリングがドイツのエニグマ暗号解読のために
滞在した田舎のお屋敷ブレッチリー・パークには
世界最古のデジタルコンピュータが一般公開されているようです。


ブレッチリー・パークはロンドンから一時間くらいのところにあり、
可愛らしいお屋敷と湖がある郊外の広大な地所で博物館群があり、
国立コンピューティング博物館などが入っている他、
1940年代の政治外交資料、風俗史料としての家具やおもちゃ、
プロパガンダポスターなど、関係のあるあらゆる資料の膨大な
コレクションが各種建物に展示されているそうです。


イギリスは現場をじっくり見たことはありません。
ヨーロッパ一周旅行の時、ヒースロー空港でトランジットのため
滞在したのみです。


なぜか昔からイギリスは地味すぎて興味が湧かないのです。
でも、映画の中でもそうですが、
イギリス人って男女とも帽子が似合いますね。
かっこいい!


さて、数学の天才チューリングは、
長距離マラソンの選手でもありました。


映画の中でも時々走っている姿が映し出されています。


チューリングは、イギリスのNPL(国立物理学研究所)で
ACE(オートマチック・コンピューティング・エンジン)
の設計をしながら、ウォルトン・アスレチック・クラブ
に属して走っていました。


1947年にはフルマラソンを
自己最速記録である2時間46分3秒で走り5位でした。


1948年のロンドン・オリンピック選手選考予選では、
脚の故障のため代表チームには入れませんでした。


日常生活におけるエピソードも数知れず。
興味がある方は、伝記本を読むといいですね。


アマゾンで「チューリング」で検索すれば無数に出てきます。


そんなに有名人だとは知りませんでした。
図書館で借りてきて読んでみよう。
また楽しみが増えました。
ワクワク。


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映画のことなら映画.com
http://eiga.com/movie/80082/


解説

「SHERLOCK シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演で、
第2次世界大戦時、ドイツ軍が世界に誇った暗号機エニグマ
による暗号の解読に成功し、連合国軍に勝機をもたらした
イギリスの数学者アラン・チューリングの人生を描いたドラマ。


第87回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、
助演女優賞など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。


1939年、第2次世界大戦が始まり、イギリスはドイツに宣戦を布告。

ケンブリッジ大学の特別研究員で、27歳にして天才数学者
と称えられるアラン・チューリングは英国政府の秘密作戦に参加し、
ドイツ軍が誇る暗号エニグマの解読に挑むことになる。


解読チームには6人の精鋭が集められるが、
他人と協調することを嫌うチューリングと
チームメンバーとの間には溝が深まっていく。


チューリングを理解し、支える女性ジョーン・クラークに
キーラ・ナイトレイ。


監督は、「ヘッドハンター」で注目を集めた
ノルウェーのモルテン・ティルドゥム。


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ぴあ映画生活
http://cinema.pia.co.jp/title/s-164839


イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

2014年作品


『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ストーリー


(※内容にネタバレを含む場合があります)


ドイツ軍との戦いで劣勢を強いられている連合軍の急務は、
敵の暗号機エニグマを解読することだった。


イギリスが白羽の矢を立てたのは天才的な数学者チューリング。


しかしその国家的なミッションは困難を極め、
チューリングはさまざまな困難に直面していく。



『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』解説


TVシリーズ『シャーロック』の天才探偵役でブレイクした
ベネディクト・カンバーバッチが、新たな“天才“役に挑み、
トロント映画祭で観客賞に輝いた注目作。


彼が演じるのは第二次世界大戦中、ドイツ軍の暗号を解読する
極秘任務に携わった数学者アラン・チューリング。


とある理由から長らく不当な扱いをされた実在の人物の
苦悩と偉業を描く。


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「エニグマ (暗号機)」とは
ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8B%E3%82%B0%E3%83%9E_%28%E6%9A%97%E5%8F%B7%E6%A9%9F%29


エニグマ (Enigma) とは、第二次世界大戦のときに
ナチス・ドイツが用いていたことで有名なローター式暗号機のこと。


幾つかの型がある。


その暗号機の暗号も広義にはエニグマと呼ばれる。


概要


エニグマ暗号機は、1918年にドイツの発明家
アルトゥール・シェルビウスによって発明された
電気機械式暗号機械で、1925年にはドイツ軍が
正式採用し約3万台が軍用として使用された。


暗号方式は換字式であり、詳しくは順変多表式である。


エニグマはM-209(英語版)と同様な反転暗号となり、
暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる特徴がある。


大戦中に連合国側はエニグマ解読に成功したが、
その事実は徹底して秘密にされ、ドイツ軍は終戦まで
エニグマを使用し続けた。


現代では解読を不可能とするために複数の暗号アルゴリズム
で構成される複合式の暗号もあり、アルゴリズムの
実行順序がダイナミックに変更される。


複合式の暗号はとても本来のエニグマに見られるような
換字式暗号とは言えない(電子式暗号機)。


解読


1920年代にドイツ軍は3ロータ型のエニグマを運用開始し、
1930年代に入るとイギリス、アメリカ、フランスが
この3ロータ型のエニグマ解読を試みたが不成功に終わった。


いっぽう1932年、ポーランド暗号局の27歳という
若き数学者マリアン・レイェフスキと、レイェフスキの
ポズナン大学における後輩ヘンリク・ジガルスキと
イェジ・ルジツキは、1932年ころ初期型を解読した。


これはフランス情報部のスパイが、
ベルリン暗号局シフリーシュテーレで勤務する
ハンス=ティロ・シュミットから得た情報から
推察される構造を復元したエニグマを用いて解読された。


元々がエニグマ実機が敵国側に堕ちることを想定され
設計された暗号機であったので、レイェフスキにより
解読された時点で実質エニグマは原理的に
敗北したも同然であるといえよう(実のところ、
レイェフスキの上司であるランゲル少佐はフランス側から
ローターの日毎の配置を記したコードブックも得ていた。


が、戦争激化時のスパイ行為の難しさを見越して
独力で解かせることにしていたという)。


レイエフスキは「ボンバ」という暗号解読機を6台制作、
ジガルスキは6枚のコードシート「ジガルスキ・シート」を
6枚製作して、当時のドイツが使用していたもの
(基本的に3ロータで、6つのホイールオーダーを可能としていた)
より複雑なエニグマでも解読できるようにまで発展させた。


ところがドイツ側はローター数やプラグ数を2つ追加、
これによりホイールオーダーは原理的に6から60に増加、
暗号をより強固なものとした。


ポーランド暗号局は当時6台制作したボンバと
ジガルスキ・シートにさらにそれぞれ54台、54枚を
追加しなければ太刀打ちできない状況になった。


原理は同じものであるから理論的にはレイェフスキの手法で
新しいエニグマの暗号解読は十分可能であったが、
ドイツとの悲劇的な戦争が差し迫っている中、
ポーランド側には54台のボンバと54枚のジガルスキ・シートを追加制作し

運用するために割く時間も予算も人員も足りなかった。


既にドイツの独裁者であったヒトラーはポーランドへの
強硬的な発言を強めており、ポーランドでは危機感が
募るばかりで、ドイツが侵攻してくれば
ポーランド側が独自に国土防衛を行いながらボンバを用いた
新エニグマ解読作戦を継続することは考えられなかった。


のちにレイェフスキはこう述べている:

「僕らは新しいロータの回路をすぐに把握したんだけど、
その導入部はロータの配列が6から60に増加することを可能としていた。


だからそのため解読の鍵を見つけるのにこれまでの
10倍の労力が必要となってしまったわけだ。


つまりこの変化というのは本質的なものではなく
単に量的なものだったんだよ。


だから僕らは、ボンバを運転したり、穿孔シートを製作したり、
その穿孔シート操作したりするための人員を
ずっと増やさなければならない状況になっていたんだ。」


もはやボンバの改良や人員の強化は開戦に間に合わない
と悟ったランゲル少佐は、やむなくイギリス・フランスの
情報担当官を緊急でワルシャワに招き、"解読不可能"
とされていたエニグマ解読の成果(bombe等)を披露し、
旧式とはなっていたがドイツ軍用エニグマのレプリカを送呈した。


その結果イギリスの政府暗号学校 (GC&CS) のアラン・チューリングが、

1939年秋には電動式の暗号解読機「ボンブ」の設計を行った。


ポーランドのレィエフスキ・ボンバがエニグマ解読専用の
設計であったのに対し、このイギリスのチューリング・ボンブは
いわゆるクリブ方式の暗号一般に対応できるよう設計された。


そのためには大西洋上のドイツの気象観測船を奇襲により
捕獲したり、損傷して自沈のために浮上したUボートを捕獲したり
してエニグマの実物や暗号書を手に入れることが不可欠だった。


イギリスの諜報機関内で解読作業をしたグループは
Ultra(ウルトラ)と呼ばれ、解読情報はUltra情報と呼ばれた。


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「チューリング、21世紀への問い」より
http://wired.jp/special/2015/imitationgame/01/


マシンに魂を

終戦後のチューリングの夢は、そのまま暗号解読を続けることではなく、

こうした機械、つまり現在のコンピューターにつながる論理装置を
一般化し、小さいときに読んだ脳と心の関係を「電子脳」
(Electronic Brain)と呼ばれるマシンで実現することだった。


そして国立物理学研究所(NPL)やマンチェスター大学で、
電子式のデジタルコンピューターの開発にいそしむことになる
(映画内では、NPLでつくられていたACEと呼ばれるマシンが
チューリングの家にあり、クリストファーの後継者のように
扱われている)。


マシンに魂を


当時は人工知能(Artificial Intelligence)という言葉はなかった

(1956年にアメリカでそう名づけられた)が、
チューリングはまさにこの分野の開拓者でもあり、
これは早世した学友クリストファー・モルコムの魂を
マシンのなかに蘇らせたいとする彼の思いが結実したもの
だともいわれている。


彼はそれ以外にも、コンピューターを使ったゲームや音楽、
ネットワークやロボットに関係する研究や、
生命を情報で表現する、人工生命とのちに呼ばれる分野の
研究も行っていた。しかし、彼は同性愛者であったため、
当時のイギリスの法律で罪に問われ、その後まもなく
青酸中毒で謎の死を遂げてしまう。警察はこれを自殺と断定した。


もし、チューリングがこうした差別の犠牲にならずに
自分の夢を実現できていたら、もし、イギリス政府が
彼の業績を正当に評価してその研究をバックアップしていたら、
その後のイギリスはアメリカに先行して情報テクノロジーで
世界を牽引していたに違いない。


“ジョブズ”はアメリカではなくイングランドで生まれて、
ビートルズのように女王陛下から勲章を授与されていたかもしれない。


しかし差別や秘密主義が、この偉大なアイデアを
不当にも葬り去り続け、イギリスにはその栄誉は訪れなかった。


英国の後悔


しかしやっと、2012年のロンドンオリンピックの開会式では、
ウェブの発明者であるティム・バーナーズ=リーが登場し、
ネット時代を開いた偉人として称賛される演出がされる
という転換期が訪れた。


最近のイギリスでは、チューリングの生誕100年前後から、
彼の業績を正当に評価しようとする動きが本格化し、
本作が製作され、ブラウン首相の謝罪やエリザベス女王による
特赦も行われた。


コンピューターの基礎をつくりながら、それを生かせなかった
イギリスの後悔も窺え、本作は(今さらながらだが)、
クール・ブリタニカを推進するイギリスの国威発揚の役割も
担うことになった。


そうしたさまざまな思惑や歴史の悲劇も重要だが、
本作に込められたのは、ネット時代になり、世界の人々が
混乱の中で未来を見通せなくなった現在、
チューリングのような変わり者で差別された人から
何を学べるかという、さらに大きな問題提起だ。


アカデミー賞の脚色賞を受賞した本作の脚本家
グレアム・ムーアは、受賞スピーチで、
「自分が小さいとき変わり者であったため、
いじめられて自殺しようとまで考えていた」と過去を打ち明け、
この映画で伝えたかったことを「Stay weird. Stay different.」
(変なヤツでも変わり者でもいいんだ)という言葉で締めくくった。


これは2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の
卒業式にスピーチし、最後に「Stay hungry. Stay foolish.」
と締めくくった言葉を髣髴とさせる。


コンピューターに関わり、新しい時代を切り開いてきた人々は、
必ずしも世間に迎合した如才のない人ではなく、
変わり者で人付き合いが上手ではなく、
それでも大きな夢を抱き、世間に知られずとも努力を
続けてきた人たちだ。こうした多様な人たちを
きちんと理解していくことが、今後の世界を
良いものにしていくために必要なことだ、
というメッセージもこの映画には込められている。
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20150414
おすすめ映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」


http://aosan.daa.jp/?p=2339




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