現地では、まだまだ復興とは程遠い状況だと思います。
あの日、私は普段より少し大きな揺れを感じただけでしたが、
海外からもお見舞いのメールを頂きました。
テレビで惨状を見るにつけ、心にポッカリ穴が開いたような
放心状態が何か月も続きました。
見ているだけでそうでしたから、被災された方はどんなに
辛い毎日を送られたことでしょうか。
科学技術が発達し、情報も増えた現代にあっても、
かくも脆く生活基盤が崩れ去るのを目の当たりにして
右往左往するしかありませんでした。
政府の援助もすぐには届かないし・・・。
親族の知り合いも、地震直後音信不通になって、
非常に心配しましたが、遠隔地の親類の所に
身を寄せているのを知って、ホッとしたりしました。
それでもまだ未だに多くの人が行方不明です。
2014年2月末現在：
死者 15884人、行方不明 2633人
だそうです。
ご冥福を祈ります。
発見された遺体のうち、100人近くは
いまだに身元が確認されていないといいます。
亡くなった人の幽霊が出るという噂もあります。
以前は、人類はどんどん右肩上がりの
進歩を続けるものだと、
信じて疑いませんでしたが、
「そうでもないなあ。」と
人生観を方向転換した瞬間でした。
尊い命あっての人生です。
生きている限りは、
せめて人様に迷惑をかけぬよう、
願わくば人様のお役に立てるよう、
微力ながら力を尽くすことを
誓った3周年目でした。
お読みくださいましてありがとうございます。
感謝いっぱいでございます。
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