• 朝鮮戦争は、継戦中ですが、何か?-【ハンギョレ】韓国合同参謀本部「一戦を辞さない覚悟で決戦体制確立を決議」

 イヤ、日本でも勘違いしている人は多い様だが、タイトルにした通り、朝鮮戦争は「休戦しているだけで、終戦に至っていない」=「朝鮮戦争は継続中」なのである。戦闘は(一応)中断しているが(*1)、戦争は続いている状態」であり、「いつでも、戦闘再開は、あり得る状態」なのである。

 まあ、日本からしてみれば、朝鮮戦争を文字通り「対岸の火事」視して、「休戦しているけど戦争は継続中」とは「意識せずとも済む」のは、ある程度「致し方ない」部分無しとはしないが、継続中である朝鮮戦争の紛れもない当事者である(筈の)韓国軍にて、斯様な体たらくだそうな。
 実に、「チョウセンジンらしい」けどな。
 

  • <注記>
  • (*1) いや、時々大砲撃ったり魚雷を撃ったりミサイルを撃ったりしているし、実害が出ているときもあるよね。 


 

  • (1)【ハンギョレ】韓国合同参謀本部「一戦を辞さない覚悟で決戦体制確立を決議」

1/11(水) 15:24配信

 

https://www.youtube.com/watch?v=iz8kJ6HSbSc

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc59520334123460f4498869c4f88b7ca543483d

 

 

 

10日、キム・スンギョム合同参謀本部議長の主管で決戦態勢確立指揮官会議が開催されている=合同参謀本部提供

 

 キム・スンギョム合同参謀本部議長は10日、軍のすべての作戦部隊の指揮官および参謀、各軍本部の主要職位者たちとともに決戦態勢確立指揮官会議を開催し、「一戦を辞さない覚悟」での「決戦態勢確立」を決議した。合同参謀本部は、この日の会議の参加者たちは現在の状況で発生しうる様々な北朝鮮による挑発の様相に対する対応策を論議したとしつつ、このように明かした。

 

 合同参謀本部は「今回の決戦態勢確立指揮官会議は、露骨になりつつある北朝鮮の挑発威嚇に対して『一戦を辞さず』の決戦意志を固め、戦うことに専念する気風への大転換に向けた共感を形成し、実戦的な戦闘準備と戦闘遂行訓練を通じて敵の挑発時には現場において行動で報復し、敵の挑発意志を抹殺しうる『決戦準備』を強調するために実施した」と説明した。合同参謀本部は決戦態勢確立指揮官会議の開催を伝える報道資料で、「敵」と「北朝鮮」を赤で表示して強調した。

 

 キム議長は前日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した3000トン級潜水艦「島山安昌浩(トサンアンチャンホ)」を視察した際に、「潜水艦は国家安保の重要な戦略兵器であり、敵には恐れを抱かせる短刀のような存在だ」とし「有事の際には一撃で敵の心臓部を麻痺させるよう、常に準備しなければならない」と述べている。

 

クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

 

  • (2)> 『一戦を辞さず』の決意を固め、戦うことに専念する気風への大転換に向けた共感を形成   って事は、『現状は(未だ)、戦う気概は、無い。」と言う自白だな。


 「『一戦を辞さず』の決意」と言うのも、現状は、未だ、一戦に至っていないという現状認識の証左であり、『朝鮮戦争は継戦中』と言う現状認識には無い事の証左でもある。

 他に解釈のしようがあろうか?

 そりゃ1953年の朝鮮戦争休戦成立から70年を閲して、北朝鮮ベッタリの左翼政権支配も長く深刻だったけどさ(イヤ、現行の「右翼政権」でも、先代の左翼政権との差違は、大したことないぞ。)、朝鮮戦争の正に当事者である韓国軍の、合同参謀本部議長なる御大層な肩書きをお持ちの、恐らくは「制服組のトップ」が、

1>  軍のすべての作戦部隊の指揮官および参謀、各軍本部の要職位者たちとともに
2> 決戦態勢確立指揮官会議を開催し、「一戦を辞さない覚悟」での「決戦態勢確立」を決議した。


ってんだから、凄まじいな。「軍のすべての作戦部隊の指揮官および参謀、各軍本部の要職位者たち」ったら、結構な頭数になりそうだが、それだけ雁首揃えて、「朝鮮戦争は、未だ継戦中です。」と「異を唱える」者は、皆無だったのかね?

 皆無だったのなら、モノの美事に「イエスマン揃い」って事で、ある種の「理想的軍隊」かも知れないが、そんな軍隊は、弱そうだぞ。
 
 ま、朝鮮軍ったら、昔から「弱い」事には定評があるけどな。