-
.XPD(好都合な事故)=ウクライナ軍の戦果(多分)ーロシア海軍黒海艦隊旗艦「モスクワ」沈没
私(ZERO)は、基本的に不信心者であり、「神意」とか「天意」と言ったモノを信じないし、当てにしない。幾ら善意に基づいても、不全になることはあるのだし、「神意/天意に沿った行い」であっても「神意/天意が後押しし、応援する」とは限らない。されに仮に左様な「後押し/応援」があったとしても、何時神意/天意が覆るか、威力/神通力を失うか、判ったモノでは無い。オマケに、「信じる者は救われる」なんて必殺技まであったりするから、「神意/天意を信じない者には、神意/天意が具現化しない/しにくい/失われやすい」事になっていたりする。
であるならば、私(ZERO)のような不信心者は「神意/天意の恩恵にはあずかれない」らしいのだが・・・「ヒョッとして、ウクライナの奮戦には、神意/天意が味方してるんじゃぁないか?」と、思えることはあるな。
【中央日報】「モスクワ」沈没に・・・露「単なる事故」ウクライナ「撃沈」
露指揮艦「モスクワ」沈没に…露「単なる事故」 ウクライナ「撃沈」
https://japanese.joins.com/JArticle/289988
? 中央日報/中央日報日本語版2022.04.15 09:553 ?? ??
?? ??
ロシア黒海艦隊旗艦「モスクワ」が爆発によって沈没した中、ロシアとウクライナが沈没原因をめぐって正反対の主張を展開している。ウクライナは「モスクワ」を撃沈したと主張しているが、ロシアは単なる事故だと反論しているからだ。
14日(現地時間)、ロイター通信など外信によると、ロシア国防省はこの日黒海で「モスクワ」が沈没したと公式発表した。
スプートニク通信などロシアのメディアはこの日、国防省を引用して「モスクワ」が暴風雨の中で港に曳航されていたところ、爆発事故が発生して沈没したと説明した。
ロシア国防省は該当艦隊には乗務補助員500人が搭乗可能で、ロシア側は船に乗っていた乗務員が爆発後避難したと伝えた。また、ロシア側は現在正確な事故の原因を調べている。
「モスクワ」はソ連時代にウクライナで建造されて1980年代初期に就役し、シリア内戦にも投入された。長さ187メートル、幅21メートルの大きさで、交差点700キロ以上であるヴルカーン対艦ミサイル10基などをのせている。
しかし、ウクライナ側は今回の事故がウクライナのミサイル撃沈で発生したと主張した。
ウクライナの南部軍司令官は「地対艦ミサイル『ネプチューン』が黒海作戦区域で巡洋艦『モスクワ』を撃沈した」と明らかにした。
ウクライナ側が「モスクワ」に発射したと主張する「ネプチューン」は、ウクライナ軍がソ連のKH-35巡航ミサイルをベースに自主開発した地対艦ミサイルだ。実戦に投入されたのは今回の戦争が事実上初めてだと知らされた。
(2)【産経】露黒海艦隊旗艦「モスクワ」沈没 露国防相が発表、東部で攻勢
【産経】露黒海艦隊旗艦「モスクワ」沈没 露国防相が発表、東部で攻勢
露黒海艦隊旗艦「モスクワ」沈没 露国防省が発表、東部で攻勢
https://www.iza.ne.jp/article/20220415-2RJCNZHFJFNETEB6FQEMCIPCNM/
4/15(金) 7:49配信
産経新聞
ウクライナ侵攻で、ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦の巡洋艦「モスクワ」が沈没したと発表した。ウクライナ軍の攻撃で損傷した可能性がある。露軍は同日もウクライナ東部や南部への攻撃を継続。一方、同国首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどを訪れた国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官は、民間人の多数の犠牲は「虚偽ではない」とし、法に基づき責任者を処罰する意思を示した。
露国防省によると、「モスクワ」では14日、火災が起き、弾薬に引火して爆発が発生。修理のために曳航(えいこう)中に暴風に遭い、復元力を失って沈没した。乗員は避難していたという。火災原因は調査中だとしている。
これに先立ち、ウクライナ軍は南部オデッサ近くの黒海海域で、同国軍の対艦巡航ミサイル「ネプチューン」2発が「モスクワ」に命中したと発表していた。
露軍はウクライナ南部や東部に、海上からもミサイル攻撃を実施。黒海海域では海上封鎖も行ってきた。司令部の機能を持つ「モスクワ」の喪失で、露軍の作戦に支障が出るのは避けられない見通しだ。
露国防省は14日、ウクライナ東部ルガンスク州やドネツク州各地で、ウクライナ軍の弾薬庫や装甲車を空爆で破壊したと発表。ドネツク州当局によると、露軍の攻撃で3人が死亡した。ウクライナメディアによると、攻防が続く南部ヘルソン州の都市アリョシキの市長は同日、同市が露軍に占領されたと明らかにした。
一方、ICCのカーン氏は同日、数百人、もしくは1千人を超える民間人が死亡したとされるキーウ州のブチャやボロディアンカを訪問。同氏は記者会見で「ロシアとウクライナの双方から聞き取りを行い、公正な裁判に向けて戦争犯罪の証拠収集を進める」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。
【共同通信】ロシア黒海旗艦「モスクワ」沈没
ロシア黒海旗艦「モスクワ」沈没東部総攻撃前に打撃、士気低下も
https://www.daily.co.jp/society/main/2022/04/15/0015220997.shtml
ウクライナ南部クリミア半島のセバストポリ北西の沖合に浮かぶロシア黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワを捉えた衛星画像=10日(マクサー・テクノロジーズ提供、ロイター=共同)
拡大
【キーウ共同】ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワが沈没したと明らかにした。タス通信などが伝えた。ウクライナ軍は同艦を巡航ミサイルで攻撃したと発表していた。ロシアは近く行う見込みのウクライナ東部への総攻撃を前に、主要艦隊の象徴で司令塔でもある旗艦を失い、大きな打撃となった。軍事作戦への影響は必至で、ロシア軍の士気にもマイナスとなりそうだ。
バイデン米大統領は14日、首都キーウへの高官派遣を検討していると表明。ウクライナ北東部スムイ州のジビツキー知事は13日時点で民間人100人以上の死亡を確認したと明らかにした。
(4)【タス通信】ロシア巡洋艦モスクワ、黒海で沈没 同国国防省が発表
【BBC】ロシア国防省、黒海艦隊の旗艦モスクワが沈没と発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ee62a0696b1a7948c2802e33780d4a240cd5ed8
4/15(金) 11:04配信
BBC News
ロシア国防省、黒海艦隊の旗艦モスクワが沈没と発表
ロシア国防省は14日夜、黒海艦隊の旗艦モスクワが沈没したと発表した。港へ曳航(えいこう)中に、「荒れた海」が原因で沈んだという。
巡洋艦モスクワについて、ウクライナはミサイル攻撃したと発表していた。ロシア側はこれに対し、艦内で火災が発生し弾薬が爆発したたため、「艦体が重大な損傷を被った」と説明していた。ロシアによると、乗組員は全員、付近のロシア艦に退避したという。
タス通信は14日夜、国防省の発表として、「(巡洋艦モスクワは)目指す港へ曳航中、艦体の損傷が原因でバランスを失った。波が荒れていたため、艦は沈んだ」と伝えた。
全長186.4メートル、乗員最大510人、排水量1万2490トンの「モスクワ」は、ロシアの軍事力の象徴で、ウクライナ侵攻では海からの攻撃の中心を担っていた。
ウクライナの攻撃で撃沈したことが確認されれば、第2次世界大戦後に敵の攻撃で沈没した最大の軍艦ということになる。
ロシアがウクライナ侵攻開始後、海軍艦を失うのは2隻目。南東部ベルジャンスクで3月24日には、大型揚陸艦サラトフがウクライナの攻撃で撃沈した。
ロシアは、巡洋艦モスクワ沈没の原因が、ウクライナのミサイル攻撃によるものとは認めていない。
しかし、アメリカのイラク駐留多国籍軍司令官、中央軍司令官、アフガニスタン駐留多国籍軍司令官などを歴任したデイヴィッド・ペトレイアス元中央情報局(CIA)長官はBBCに対して、ロシア政府が黒海艦隊旗艦の沈没を認めたことは、「珍しい真実の瞬間」だと話した。「(ロシアが)認めたことに驚いている」と、ペトレイアス氏は述べた。
■侵攻開始直後からの因縁
ウクライナ軍は、ウクライナ製の対艦ミサイル「ネプチューン」で「モスクワ」を攻撃したと説明していた。「ネプチューン」はロシアによる2014年のクリミア半島併合後、黒海からの海の脅威が増したことを受け、ウクライナ国内で開発したミサイルという。
巡洋艦モスクワは、1980年代前半に当時のソヴィエト連邦によって、現ウクライナの南東部ミコライウで建造された。ミコライウは侵攻開始以来、ロシアによる激しい攻撃を受けている。
巡洋艦モスクワは以前は、シリア内戦に軍事介入したロシア軍を海から援護した。複数の対艦ミサイル、対潜水艦兵器、魚雷などを備えていたとされる。
黒海のスネーク島に駐留するウクライナ部隊は2月24日の軍事侵攻開始直後、巡洋艦モスクワによって、投降するよう指示された。しかしそれを無視し、「地獄に落ちろ」と言い返していた。このことからも、巡洋艦モスクワはウクライナ国内でも注目され、発行された記念切手は人気を集めていた。
巡洋艦モスクワ沈没の知らせを受け、首都キーウ市内の郵便局本局では多くの市民が行列し、記念切手を買い求めた。
切手は、開戦当初に「モスクワ」の警告に中指を立てて、「地獄へ落ちろ」と抵抗したロマン・グリボフ警備隊員を描いたもの。
■ゼレンスキー大統領は戦争開始50日の演説
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日深夜、国民へ向けた定例の演説で、ロシアの軍事侵攻開始から50日だとして、「最も勇敢な国の不屈の人たち、私たちはすでに50日も耐えてきた。侵略者は我々が長くても5日しかもたないだろうと高をくくっていたが、私たちは50日間もロシアの侵略に耐え抜いた」と述べた。
ロシア黒海艦隊の旗艦が沈没したことについて、演説でことさらに触れることはなかったものの、「ロシアの軍艦は海の底へ向かうしかできないと示した」ウクライナ軍をたたえた。
(英語記事 Russian warship Moskva has sunk - defence ministry)
-
①ロシア巡洋艦「モスクワ」が沈没したのは、間違いなさそう。 ②未だ4月なので、「嵐の中で沈没」は、かなり怪しい。
産経が報じる露国防省の発表に、一部推測を加えると、今回の「ロシア巡洋艦モスクワ沈没」の経緯は、以下のようになる。
(1)火災が発生し、弾薬庫誘爆につながった。
(2)その結果、自力航行に支障発生した。(「外洋を曳航される」と言うことは、自力航行に支障が発生し、ひょっとすると自力航行不能に陥った、と考えるべきだろう。)
推定1 上記(1)弾薬庫誘爆の結果、機関に何らかの損傷を負った
(3)曳航中に暴風に遭遇した。
(4)その結果、復元力を失い、沈没。(って事は、転覆したってこと、じゃないのか?)
推定2 上記(1)弾薬庫誘爆の結果、吃水線下ないし付近に破孔を生じていた。
この経緯が事実ならば、上記(1)「火災による弾薬庫爆発」の影響は甚大で、上記(2)「自力航行に支障」をもたらした事から、推定1「機関に損傷」を被ったのみならず、後に上記(4)「復元力を失い沈没」に至った少なくとも遠因として、推定2「吃水線下ないし付近(即ち、浸水の原因となり得る箇所に)破孔を生じた」とでも考えないと、一寸説明が付きそうに無い。ネット上には「黒煙を噴き上げ、傾斜している巡洋艦モスクワ」の画像が流れているが、これが今次一連の事象の者ならば、この推測2「吃水線下ないし付近の破孔」を裏付けるモノと言えそうだ。(無論、当該画像が全くの偽物である可能性も、忘れるべきではない。)
但しこの場合、「吃水線下ないし付近の破孔」と浸水は「火災鎮火以前に明らかになっていた」筈である。(何しろ、艦が傾いている。)その破孔を放置したまま曳航したりはしないだろう。仮に破孔は塞がなかった/塞げなかったとしても、「浸水の拡大を防ぐ」措置をしてから、曳航した、筈だ。
仮にそうだとしても、その「浸水の拡大を防ぐ措置(破孔を塞ぐ、を含む)」が破れた/破られたからこそ、巡洋艦モスクワは「復元力を失い、沈没に至った」筈である。
序でに書けば、この時期(未だ4月)の北半球で「暴風に遭遇」ってのも妙ならば、その暴風から回避も退避も失敗し(それも、黒海、アゾフ海、バルト海という、比較的狭い海域で、島影にも港湾にも到着せず)たってのも「不思議」と言って良さそうなレベル。こう考えてくると、「ロシア巡洋艦モスクワは、極めて運が悪かった。」と言うよりは、「ロシア海軍の、少なくとも巡洋艦モスクワ乗組員は、相当に間抜けだった。」と、断定断言出来そうに思う。
あ、ウクライナの発表通りに「ウクライナ軍の攻撃により、モスクワに火災が発生した」かどうかは、定かではない。火災発生から沈没までのタイムラグがあるから、「モスクワ沈没は、ウクライナ軍攻撃の戦果」と断ずることも、憚られそうだ。
だが、「ロシア巡洋艦モスクワは、乗組員と指揮官が有能ならば、沈没は免れた。」とは、かなりの確信を持って言えそうだぞ。
モスクワ沈没に至るまでの経緯が、露国防省の発表通りだったとしても、以下の点でモスクワ乗組員は失敗している。
1.火災発生後に弾薬庫誘爆を防げなかった。
2.弾薬庫誘爆時に、機関損傷と吃水線下ないし付近の破孔発生を防げなかった。
尚、1.と2.は乗組員責任では無く、設計/構造上の責任である可能性は、ある。
3.破孔による浸水拡大の防止策が不十分だった。
4.暴風を回避も退避も出来ず、遭遇した。
3.は、ヒョッとして資材/機材不足という「補給の問題」である可能性もある。また、4.も「早急なる母国ロシアへの帰還を厳命した」など、上層部の責任である可能性もある。その場合でも、その命令に従った艦長の責任は、免れそうに無いが。