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寝言は、寝て言え。ー【朝日】「ヒロシマ、ナガサキ思い出して」 被爆地からウクライナを憂える声
イヤまあ、こう言う「ご時世」になると、こう言う輩が「湧いて出て来る」と言うよりは「探し出して来る」のだろうけれども、「探し出す」朝日も「探し出される」有象無象も、大概だぁなぁ。
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【記事】【朝日】「ヒロシマ、ナガサキ思い出して」 被爆地からウクライナを憂える声
https://www.asahi.com/articles/ASQ2T4RZ3Q2TPTIL00S.html
ウクライナ情勢
2022年2月25日 14時55分
広島文化学園大学(広島市)講師の伊藤駿(しゅん)さん(教育学)は、チェルノブイリ原発事故の被災者と交流を続けてきた。24日夕、ウクライナ中西部のジトミールにいる被災者のエフゲーニャ・ドンチェバさんから「午前5時、自宅から車で30分ほどの空港が攻撃された。ガソリンスタンドや銀行、スーパーマーケットもパニック状態だ」とメールが届いたという。
伊藤さんは取材に「連絡がつかない知人もいて、とても心配。無事を願いながら、日本から何か支援ができないか考えている」と話した。
「恐ろしさ、理解されていない」
「核兵器の本当の恐ろしさがまったく理解されていない。軽々しく発言してはいけない言葉だ」。広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(77)は、「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つ」などと述べたロシアのプーチン大統領の発言に憤りをあらわにした。
被爆者として核兵器廃絶運動に携わってきた佐久間さんは「核兵器が使われるのではとの危機感がこれまでになく高まっている」と危惧する。取材に対し、「プーチン氏は冷静になってほしい。核兵器の使用が間違っていることは歴史を見れば明らかだ。ヒロシマ、ナガサキを思い出してほしい」と話した。
広島県原爆被害者団体協議会の箕牧(みまき)智之(としゆき)理事長(79)は25日、広島市中区の平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑の前で手を合わせ、取材に「残念ながら戦争状態になった」と無念の思いを明かした。碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。
ロシアのプーチン大統領は24日の演説で、「ロシアは強力な核保有国」と強調した。箕牧さんは「そういう言葉を簡単に大国の大統領が口にしていいもんか」と批判し、「私たちの言葉、訴えが世界に通じていない。もっともっと訴えが届くように、国際的なところで核兵器の実害を知って頂きたい。訴え続けていく以外にない」と話した。
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核戦争さえ始まっていないのに、何寝言言ってやぁがるンだ。間抜け。
「ウクライナで戦争が始まった。」此処までは事実だ。「戦争だから、核兵器が使われるかも知れない。」ってのは、随分と飛躍がある(*1)。更に、「広島、長崎を思い出せ。核兵器は恐ろしいのだから、核兵器を使うかも知れない戦争は恐ろしい。戦争をやめろ。」ッてぶっ飛んだ短絡思考の「訴え」で「ウクライナ停戦に資する」気らしいのだから、「気が知れない」とは正にこの事だな。
平たく言えば「気違い」で、言っていることは「戯れ言」通り越して「寝言」でしか無い。「目を覚ましたまま、寝言を言う奴」を、普通は「気違い」と言う。まあ、まま居るけどね。
頭冷やして考えるが良いや。ウクライナは元々ソ連の一部で、ソ連解体の際にソ連赤軍の「遺産配分」に預かり、僅かなりとも核兵器を保持保有し続けていたら、ロシア軍はそうおいそれと「ウクライナ侵攻」なんて出来なかったろうさ。
言い替えれば、ロシア軍は、「核戦争に至る可能性が、直接的には無い」と踏んだからこそ、ウクライナ侵攻という暴挙を挙行したのである。今頃今更「広島・長崎原爆投下の悲劇を思い出した」所で(まあ、「思い出す」なんて事は想像しがたい程だが)、「ウクライナ侵攻を止めて、停戦する」訳が無い。況んや、撤兵をや。
であるというのに、「広島・長崎原爆投下の悲劇を思い出した」ロシアならば、「ウクライナ侵攻を止めて、停戦する」と期待できるンだから、図々しと言うか、バカは死ななきゃ治らないというか、「思い込みって、怖いねぇ」と言うか、何とも論評しかねるが、間違っても高評価は出来そうにない。
それを態々「記事にする」朝日新聞ってのも、凄まじいモノを感じるがね。
- <注記>
- (*1) その「飛躍」は「冷戦時代程ではない」かも知れないが。