Come or go, buy or sell be drunken or sober however they chooose.-【ハンギョレ】安倍首相、また靖国神社参拝・・・退任後1カ月で2回目


 タイトルに取ったのは、ジョン・ウエイン監督・製作・主演の映画「アラモ」から、主演するジョン・ウエイン演じるデイビー・クロケットのセリフ。なんたってジョン・ウエインが主演するぐらいだから、デイビー・クロケットってのは古典的なアメリカンヒーローであり、「僅か三つでクマ退治」なんてぇ我が国の金太郎の上を行くような傑物。そのデイビー・クロケット(ジョン・ウエイン)が、「Republic=共和国」についてしみじみと語る名科白の一部が、上掲タイトルだ。

REPUBLIC. I like the sounds of the word. It means people can liv free, talk free.”に続くで一節であり、合わせて翻訳(些か意訳)するならば・・・

 「”共和国”。響きが良いじゃぁないか。共和国じゃぁ、人々は自由に暮らし・・・自由に話せる。往・来、売・買、呑んだくれるのも・素面のママも、好きに出来るんだ。

 私(ZERO)は、共和制という政治体制を余り信用していない(*1)し、我が国が共和制を採用する(*2)のには絶対反対だが、言論・往来・売買の自由に対する賛美には、大いに共感できる。

 で、だ。我が国は立憲共和制で共和国では無いが、言論・往来・売買の自由と言う点では、ジョン・ウエイン演じるディビー・クロケットが絶賛したアメリカ合衆国にも、第五共和制を誇るフランスにも、おさおさ引けを取る事は無い西側自由主義陣営の一国である。その自由は、当然安倍前首相も享受して然るべき、なのだが・・・どうやら韓国の左翼系新聞ハンギョレ紙は、走は考えて居ないらしい。

  • <注記>
  • (*1) 例えば、共和制でも老舗の方のフランスの今の共和制は、第5共和制で、共和制が4回ひっくり返されている。そのうち2回は外的(プロイセンと、ナチスドイツ)に敗れたカラで、「仕方ない」と言えなくもないが、残りの2回は「自らの手で共和制をひっくり返している」。
  •  王様と王妃様の首を(文字通りに)ちょん切って共和制にしたというのに、その共和制の立役者(ではあるが、決して指導者でも主導者でも無い)を皇帝(ナポレオン)に祭り上げていれば、世話無いやな。
  •  ソ連も、転じてロシアも、中国も、北朝鮮も、共和制で共和国だ。ジョン・ウエインのセリフとの乖離は、目も眩むばかりだろう。 
  •  
  • (*2) って事は、天皇制廃止である。ギロチン刑や銃殺にはしないかも知れないが、「天皇がいない日本共和国」なんてのは、日本では無い。 
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【ハンギョレ】安倍首相、また靖国神社参拝・・・退任後1カ月で2度目

安倍前首相、また靖国神社参拝…退任後1カ月で2度目

10/20(火) 7:29配信

 

退任後、右翼性向を露わに 首相在任当時、周辺国を意識して参拝控える 菅首相、今月17日に供え物奉納

安倍晋三前首相が今月19日午前9時頃、靖国神社の秋の例大祭に合わせ、太平洋戦争A級戦犯14人が合祀されている靖国神社を参拝したと、NHK放送が報じた=NHKよりキャプチャー

 

 日本の安倍晋三前首相が退任後、靖国神社を2度も参拝するなど、右翼性向を露わにしている。

 

 安倍前首相は19日午前9時頃、靖国神社の秋の例大祭に合わせ、太平洋戦争A級戦犯14人が合祀されている靖国神社を参拝したと、NHK放送が報じた。彼は参拝後、記者団に対し、「ご英霊に尊崇の念を表するために参拝いたしました」と述べた。安倍前首相は退任から3日目の19日にも靖国神社を訪れており、今回も併せて退任後約1カ月間で2度も参拝したことになる。安倍首相は第2次安倍内閣が発足してから翌年の2013年12月26日、現職首相として一度靖国神社を参拝したが、在任中は韓国と中国の反発を意識し、春と秋の例大祭と8・15敗戦日(終戦記念日)に供物だけ奉納した。

 

 安倍前首相が退任後、約1カ月間で2度も靖国神社を参拝したことは、与党自民党の主要支持層である保守・右翼勢力の考えを汲みつつ、右派陣営の政治指導者としての地位を確固たるものにするというメッセージを送るためと見られる。

 

 これに先立ち菅義偉首相は安倍前首相が行ってきたことをそのまま踏襲し、17日に靖国神社に供え物を奉納した。菅首相を除く20人の現職閣僚のうち、前日までに参拝した人はまだいない。

 

 東京千代田区に建てられた靖国神社は、1867年の明治維新前後に日本で起きた内戦や日本が起こした様々な侵略戦争で、天皇のために命を捧げた246万6千人余りの英霊を祀る施設である。このうち約90%は日本の太平洋戦争(1941年12月~1945年8月)と関連している。この戦争を率いたA級戦犯14人が1978年、靖国神社に合祀された。このため靖国神社に参拝することは、日本が侵略戦争を反省していないという意味に解釈され、周辺国の反発を買っている。

 

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

 

 

 

安倍政権発足当時、中国紙に再三「日本軍国主義復活!」と攻撃されたのを、覚えていないのだろうな。

 で、その頃「日本軍国主義復活!」とされた安倍前首相も、今は前首相にして一国会議員でしか無い。月に2回どころか、毎日靖国神社に参拝したとて、誰に何を言われる筋合いも無い。タイトルに引用した「アラモ」のセリフにある「往来の自由」ってヤツだ。

 無論、筋論から言えば、現役首相が靖国神社参拝したとて、何ら問題は無い。中国や韓国やアカ新聞やアホ野党は騒ぎそうだが、「騒ぎそう」ないし実際に「騒ぐ」と言うだけ、の話だ。

1>  靖国神社に参拝することは
2> 日本が侵略戦争を反省していないという意味に解釈され、
3> 周辺国の反発を買っている。


等と上掲ハンギョレ紙は書くが、なぁに靖国神社に参拝なんかせずとも、「供物を供えた」だけでも文句言う奴は文句を言う。左様な「周辺国の反発」なんざぁ、気にするだけ無駄。日本が侵略戦争を反省していないという意味に解釈」なんぞ、勝手にしているが宜しかろうさ。

 左様な「周辺国の反発」なんぞよりも、もっと切実且つ重大なことに、我が国の首相及び防衛大臣には「靖国神社へ公式に参拝すべき」理由がある。繰り返していることだが、我が国の首相と防衛大臣には、靖国神社へ公式に参拝すべき義務があるからだ。

 この義務は、法制化も明文化もされては居ない。だが、首相及び防衛大臣が靖国神社に公式に参拝し、英霊たちに敬意を公的に表明することを通じ、自衛隊三軍の士気高揚を計ると共に、英霊たちに続く者を寛容し、途絶えさせない事は、我が国の安全保障上の義務である。と、私(ZERO)は考え、主張している。

 靖国神社は、それぞれの職務に倒れ、我が国に殉じた英霊たちが祀られている。所謂「A級戦犯」や「BC級戦犯」は刑死された方たちであるが、職務に倒れ我が国に殉じたことに変わりは無いので、英霊として靖国神社へ合祀されている。

 国の大事、国の危機、特に危急存亡の危機に際しては、我が国のために身命を賭する者が必要になる場合もある。左様な者が居なければ国は滅んでしまうかも知れないのだから、国としては「我が国のために身命を賭する者」即ち「英霊たちに続く者」を涵養し、育て、途絶えさせない様にしなければならない。そのためには、「我が国のために身命を賭して亡くなった(*1)英霊たちに、国として、首相として、防衛大臣として、敬意を払い、敬意を公式に表明する」事は職務であり、義務である。

 この義務は、「周辺国の反発」やら、それに乗じたアカ新聞やアホ野党の騒ぎなんぞより、遙かに重要である。

 大体、「周辺国」ッたって、大凡中国、韓国、北朝鮮に限られるだろう。そのうち中国は、「核心的利益」と称する我が国に対する侵略宣言を出している国だ。「英霊たちに続く者」を涵養されては不都合だから、そりゃぁ「靖国神社参拝」に反発ぐらいするだろうさ。
 
 ああ、韓国も最近は、「中国の手先」みたいなものだからな。その意味で上掲ハンギョレ記事は「理の当然の反応」と言うことも出来そうだな。

  • <注記>
  • (*1) たとえ、当人の本意や意思でなかったとしても。