武漢肺炎ウイルスを、「新型コロナウイルス」と呼ぶのは、適切ではない。

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 以前は武漢肺炎と呼称されていた、COVIT-19とも呼ばれるところの新たな感染症を引き起こすウイルスは、「新型コロナウイルス」という呼称が相当に「普及」した、ようである。
 
 恐らくは、中国共産党の武漢肺炎と呼ぶのは、人種差別だ。とする主張(と言うより、プロパガンダ)に阿っているのだろうが、タイトルにした通り、この新型コロナウイルス」なる呼称に、私(ZERO)は反対なのだ。そりゃ猖獗を極めて居る武漢肺炎ウイルスは、新たなコロナウイルスであるから、現時点で「新型コロナウイルス」と呼ぶのは間違いでは無かろうが、コロナウイルス自体は珍しくもないウイルスである上、その変異進化は今後も続いてドンドン「新型」が出て来ることには殆ど疑義の余地が無い。そのドンドン出て来る「新型」の大半は、大して問題にならず、「COVIT-19」のような専門的呼び方さえあれば事足りようが、再び病原性や感染性で問題となり、新たなパンデミックの恐れがあるような「更なる新型コロナウイルス」が登場し、問題化する可能性も相応にある。
 
 従って武漢肺炎ウイルスは、「新型コロナウイルス」などと言う、限りなく一般名詞的な呼び方をされるべきでは無い。それでは、武漢肺炎ウイルスを、一言で特定同定できない。
 
 また、特定同定という点では有用な「COVIT-19」のような専門用語も、使うべきでは無い。今般のパンデミック=世界的感染の原因と所在のありかを明確にするためには、「武漢肺炎」という呼称こそ、正当にして至当な呼称である。
 
 更には、「新型」さえ抜け落ちて「コロナ」と略称するのは、どう考えても略し過ぎだろう。先述の通り、コロナウイルス自体はさして珍しいものでもない。その上、製造中止になってしまったとは言え、ビールや自家用車の商品名でもあれば、映画館やパチンコ店にも冠せられている「コロナ」なのだから、「コロナ」と略称することには、相応の実害を伴おう。

 現時点では、感染リスクの高い「三密」の典型例として槍玉に挙がる映画館やパチンコ屋ではあるが、感染リスクの高い「三密」状態は今回の武漢肺炎蔓延によってクローズアップされたとは言え、以前から変わらない状態であり、ここ最近とみに「三密」化した訳ではない。
 「三密」状態で感染リスクが高いからとて、武漢肺炎ウイルスの汚名と不名誉を特定業種の特定業者(コロナグループ、ってのを、聞いた覚えがある)が負わねばならない義理/道理はあるまい。
 
 武漢肺炎ウイルスの汚名と不名誉を負うべきなのは、そもそもの世界的大流行の発端となった武漢市であり、中国である。
 
 パチンコ店も映画館も、「コロナグループ」も、武漢市や中国の負うべき汚名と不名誉に比べれば、取るに足らないような「責任」しか無いのだから、「コロナ」との略称は、不当であり、それこそ(人種差別、では無いだろうが、)「差別」である。
 
 略称するならば、武漢肺炎を略して「武肺」か「武炎」か・・・、ああ「漢肺」の方が良いかな。「漢」一字で支邦大陸自体を指す意味もあるし(漢字、漢方、漢学など)、「かんぱい」と読めば「乾杯」とも「完敗」とも音が通じるから、語呂が良い。
 
 結論。「新型コロナウイルス」との呼称は「武漢肺炎ウイルス」に改めるべきであり、略称は「コロナ」ではなく、「漢肺」とすべきである。