「バカじゃねぇか?」と思ったら、チョウセンジンだった、ってオチー【中央日報】旭日旗は構わない、入れ墨は隠せ・・・日本の二重性

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【中央日報】旭日旗は構わない、入れ墨は隠せ・・・日本の二重性

旭日旗は構わない、入れ墨は隠せ…日本の二重性
10/28(月) 7:56配信

 アジアで初めて開かれた2019日本ラグビーワールドカップが騒がしい。何より最強チーム脱落という異変のためだ。これとともに旭日旗、台風、入れ墨など多様な話題で静かな時がない。
 
#異変
 
 イングランドは26日、横浜国際総合競技場で開かれた大会準決勝で優勝候補のニュージーランドを19-7で破った。ディフェンディングチャンピオンであり過去3回の最多優勝国であるニュージーランドの敗北は大会最大の異変だ。ニュージーランドヘラルドは「空が崩れた! オールブラックス(ニュージーランドラグビー代表チームの愛称)がイングランドに衝撃的な敗北を喫した」と報道した。試合前まで33勝7敗1分けの戦績でイングランドを圧倒したニュージーランドの勝利を疑う人はいなかった。
 
 イングランドは意外な心理戦でニュージーランドを押し倒した。ニュージーランドは試合前にハカと呼ばれる、戦闘に向かうマオリ族の踊りを披露する。目をぎょろぎょろと動かし舌を出し足を踏みならすハカを通じ相手の気勢をそぐ。イングランドはじっと立ちながらハカを見守る慣例を破り「応戦」に出た。キャプテンのオーウェン・ファレルをはじめとしたイングランド選手はハカを踊るニュージーランド選手団を包囲するようにV字に取り囲んだ。一部選手はセンターラインまで接近した。予想外の対応にニュージーランド選手らが慌てた。審判が制止し衝突は起きなかった。イングランドは心理的に揺れたニュージーランドを追い込んで試合開始1分36秒後に先取点を上げた。その後一度もリードを許さなかった。ファレルは勝利後BBCのインタビューで「相手の計画通りに流れるようにしなかった」と話した。デイリーメールは「ハカはイングランドにいかなる心理的打撃も与えることができなかった」と勝利要因を分析した。イングランドは2003年オーストラリア大会に続く2度目の優勝に挑戦する。決勝は来月2日に同じ場所で開かれる。
 
#イシュー
 
 日本政府は今回の大会と来年の東京五輪で福島地域の安全性を宣伝するという計画だった。だがこうした計画は日本列島を強打した台風のせいで狂った。台風19号の影響で12日のニュージーランド・イタリア戦、イングランド・フランス戦、13日のナミビア・カナダ戦の3試合が取り消された。ラグビーワールドカップでの試合取り消しは今回が初めてだ。大会日程上試合日を変えにくく、3試合は大会規定により0-0の引き分けで処理された。13日の日本・スコットランド戦は予定通りに開かれたが、前日のトレーニングで両チームの選手が太ももまで水に浸ったまま試合会場を出ていく珍風景が見られた。カナダ代表チームは大会途中に台風被害復旧ボランティアをしたりもした。
 
 日本は大会開幕前から旭日旗宣伝に熱を上げて論議をかもした。誠信(ソンシン)女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授によると今大会のパッケージチケットデザインに旭日旗模様が巧妙に使われ、開幕式から旭日旗模様の鉢巻きをした観客が試合会場を訪れたが制止されなかった。東京の町のあちこちにラグビーワールドカップを知らせる旭日旗模様の広報物が乱舞した。
 
 自分たちは旭日旗が散見されるラグビーワールドカップを開催した日本が参加外国選手団に入れ墨禁止というあきれる注文をしてひんしゅくを買った。日本は「入れ墨の無差別な露出は暴力団を象徴し嫌悪感を与える」としてニュージーランドとサモア選手団などに「トレーニング場などで入れ墨を露出しないように」と要求した。事実サモア人は部族の象徴として入れ墨をする。サモア選手団は苦心の末に相手を尊重するという意味から要請を受け入れた。サモアのキャプテンを務めるジャック・ラムは「われわれの文化で入れ墨は自然なものだが、日本文化を尊重する意味から隠したい」と話した。ガーディアンは「ニュージーランドで入れ墨は日常だ。特にマオリなど部族社会の重要な象徴。入れ墨禁止は今回の大会で最も当惑したこと」と指摘した。
 

刑罰の一つであった刺青と、今も昔もNational Ensignである旭日旗を、同列に並べて「二重性」ってやぁがる。


 私は理系の人間で、法学は大学の教養でかじった程度でしか無いが、今の刑法には(多分、原則)無い刑罰に「羞恥刑」とでも呼ぶべき刑罰が(かつては)あったことは知っている。典型的なのは罪人を拘束して罪状と共に公衆の面前に曝すって刑罰で、「街角に縛り付けて曝す」なんてのが典型的方法。中世ヨーロッパ(*1)では珍しくない刑罰だ。
 
 我が国で「罪人を拘束して曝す」事を以て刑罰としたって例は寡聞にして聞かないが(*2)、「島流しとなった罪人などに施す刺青」が「日本の典型的羞恥刑」だろう。これによって見る人が見るところを見れば、前科何犯とか、罪の重さとかが「曝された」のである。

 近代刑法執行(多分、明治維新の頃)で「羞恥刑」は我が国の刑罰からは無くなったが、現代日本でも盛大に刺青しているのは、所謂ヤクザ=反社会的犯罪予備軍ないし犯罪者(*3)か、「刺青をただのファッションだと思い込んでいる」お調子者・大間抜けぐらい。従って我が国に於ける刺青のイメージは、今でも相当に悪い。ヤクザか罪人かお調子者の大間抜けのイメージでは、良くなりようが無い。
 
 一方、諄いようだが我が国に於ける旭日旗は、大日本帝国海軍軍艦旗にして海上自衛隊自衛艦旗であり、押しも押されもしない我が国のNational Ensignである。それに加えて、大日本帝国陸軍連隊旗も陸上自衛隊自衛隊機も朝日新聞社旗も、旭日旗だ。ここ10年ばかりに韓国が言い出した「戦犯旗」なんてイメージを旭日旗に抱く日本人は、「チョウセンジンのお友達」ぐらいだろう。
 
 そんな「チョウセンジンのお友達」が「相応に居る」のは事実だろうが、其奴らが如何に多かろうが、旭日旗が我が国のNational Ensignであり、National Ensignであり続けたことに、変わりは無い。
 
 で、連綿と続く我が国のNational Ensignたる旭日旗と、我が国では「羞恥刑」ないしヤクザのイメージである刺青を同列に並べて、「前者を認めて後者を認めない日本の二重性」ってのが、上掲中央日報記事だ。

 タイトルにした通り、「バカじゃ無いか?」なのだが、「ああ、チョウセンジンか。ならば無理は無いな。」と納得・得心出来てしまう。
 
 何かというと「歴史だ!」「歴史に学べ!!」と喚くのに、たった10年前のことすらロクに覚えていないんだから、話にならんよな。
 
 朝敵朝鮮、滅すべし。
 
  • <注記>

  • (*1) 及び、それをモデルとしたファンタジー世界(の一部)ではお馴染み。ゲームブック「ソーサリー」シリーズにそんなシーンがあったな。さらし者になっている罪人の口車にウッカリ乗ってしまうと、身代わりに処刑されてBad Endだった気がする。 
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  • (*2) 「市中引き回しの上磔」の前半部分は「羞恥刑」的ではあるが、その本質は「磔=死刑」の方で「市中引き回し」は「見せしめ」の意味が強そうだ。
  •  「羞恥刑」の特徴は「羞恥」を以て「刑罰とする」事では無かろうか。 
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  • (*3) そりゃ、犯罪者でも犯罪予備軍でも無いヤクザってのも、「居ない」とは断じがたいが。