国内軍需産業は必要である。 

(1) 国防に武力は必要である。武力なき「国防」など、無意味である。それは、「亡国」或いは「売国」と同義である。<<<ま、ここが出発点になるな。>>>
(2) 武力は武器によって支えられる。強い国防には、強い武器が必要である。
(3) 強い武器とは、最新あるいは国情に最も合った武器である。特に後者の場合は、国産であるに越したことはない。国情に最適化する上で有利となる。
(4) 武器を国産にするには、国産の軍需産業が必要である。
(5) 国産の軍需産業は、国営としない限り、営利団体であり、一定の利益率が必要である。
(6) 国営の軍需産業は、諸外国の例を見ると、ロクな物にならない。「赤字垂れ流しの上、役に立たないものばかり作る」事が多い。
(7) 故に、国産の軍需産業は、民営会社として必要であり、一定範囲内での利益率を認めるべきである。そうでないと、一時的には兎も角、継続的に国産軍需産業が維持できない。
(8) 従って、国内軍需産業は必要である。スゥェーデンが人口1000万人しかいない北欧の永世中立国ながら、西欧諸国でさえ単独ではなかなか開発できない戦闘機を、単独で自主開発し、さらには輸出までしているのは、伊達や酔狂ではない。
 
「剣は、自らの手にあるべきだ。」―シャルル・ド・ゴール―

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核とミサイルの時代に武力で平和を守る見識では国を滅ぼしてしまう。そんな刀と槍で戦をやった石器時代のセンスで国防を論じないで欲しいです。

「なんぢの剣をもとに収めよ。すべて剣をとる者は剣にて滅ぶべし」
(マタイ伝福音書26章52節)

と録されたりです。
旧日本軍の真珠湾攻撃の結果を歴史に学ばなかったのか?新しい日本国憲法は

「日本国民は、恒久の平和を念願し、」
(憲法前文より)

とあるように、二度とその失敗を繰り返さないことを世界に誓ったのです。憲法第9条がその誓いを保障する言葉です。

だから、私はこちらの発言を見て、此処のプログ主は、先の戦争で旧日本軍がやった犬死する失敗を繰り返すのは死にたいからだ、としか思えないなと感じましたよ。
私は、ヒロシマ原爆記念公園に、

「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」

の石碑があるのを見ましたよ。

2008/7/13(日) 午前 0:39 [ - ]

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それに、日本に攻めてくる国がどこもない時に「攻められたらどうするのか?」は戦争を創作するための質問でしょう。平和を願う者が本当に平和を願うならば、そんな戦争あおりはするものではない。

今の平和な時は、平和のための武器による応急処置より、ジュネーブ条約第一追加議定書第59条に基づく無防備地域宣言条例を地方行政当局ごとに制定して地方から平和の恒久対策のため、隣国との信頼関係を築いて行くべきでしょう。今は平和な時代だからこれができる。

平和は武器による応急処置ばかりで考えるべきではない。まして信頼関係を崩す「武力による威嚇」は、憲法違反です。それに日本が憲法第9条2項を破棄して狭い日本で核武装すれば、日本列島は水爆で溶かされてしまうよ。核戦争は国土の広さが勝負だからです。

2008/7/13(日) 午前 0:42 [ - ]

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jimmy様 早速のコメントありがとうございます。石器時代とはまた遡りましたね。冷戦時代と言うならばともかく。
閑話休題
① 上記記事(1)の出発点にも立たないとあれば、そりゃ議論が始まりません。なので、以下のコメントも馬耳東風でしょうが…
② 旧日本軍の失敗というのは、「日米開戦」した事、でしょうか。そりゃ負け戦なんだから、失敗は失敗でしょうが、「国土国益の防衛に武力が必要である」とするコンセプトそのものまで「失敗」したとは思っておりません。だからこそ「石器時代」の上記(1)が出発点であり、だからこそ、東西冷戦もあったのだと思っております。
③ 広島原爆記念講演石碑の「過ち」は、真昼間、単機、機銃もはずして侵入してきたたった1機のB-29を撃墜できなかった「過ち」ではないかと思っております。B-29も原子爆弾も、日米開戦後に開発が始まっており、とくに後者は突貫工事で完成したもの。従って、日米開戦の「責任者」に、広島核攻撃まで予想しろと言うのは、少々酷ですから。

2008/7/13(日) 午前 1:21 [ ZERO ]

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(字数オーバーにつき、続き)
④ 「治に居て乱を忘れず」と言うのは、古くて申し訳ないが確か武士の心得(聖書よりは新しいか)。しかしながら、武人の心得として、未だ通じる国防上の真理だと思っております。
⑤ 「核戦争は国土の広さが勝負」と言うのは肯ける部分もありますが、5大核保有国のフランスやイギリスはそう広くないし、イスラエルなんか相当「狭い」。
冷戦時代、ソ連の核恫喝に対し、「じゃあ、一緒に死のう。」と切り返したのも、確か、ド・ゴールでしたね。

2008/7/13(日) 午前 1:21 [ ZERO ]

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素朴な疑問、jimmyj240117は原爆の話を引き合いに出して、H=トルーマンを何故恨まない。この人物を知りもしないで原爆を語る資格など無い。「平和のため」と称してイラクの大地に赴き、放射線を浴びて帰るのがオチであろう

2008/7/14(月) 午前 3:54 [ tnf003 ]

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時代錯誤も甚だしい。「刀と槍が通じない」世界で、よもや聖書の言葉が通じる道理も無かろう。

2008/7/14(月) 午後 0:17 [ IB ]

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tnf**003様、コメントありがとう御座います。
トルーマン大統領に恨み骨髄のご様子。核攻撃とか、戦略爆撃とか、戦後洗脳政策とか、米国に対し思うところは私もないではありませんが、それでもなお、戦後から現時点、さらには予期しうる未来まで、日米同盟というのは最善の手段と私には思われます。
何かと言うと歴史を持ちだして、小金やら譲歩やらを引き出そうという、どこかの国とは、ちょいとばかり違うんだと思っております。

2008/7/15(火) 午前 0:27 [ ZERO ]

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IB様、コメントありがとうございます。
jimmyさん肩を持つ気はないですが、現代にも通用する「万古不易の真理」は聖書の中にもありうるのではないかと愚考します。
ただ、真理は聖書の中にしかないとか、聖書の教義が国防に役立つとか言われると、「時代錯誤」なんてレベルではないような…

2008/7/15(火) 午前 0:33 [ ZERO ]

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武器を国産にするには、国産の軍需産業が必要である。←はコピーですけど もうやってるでしょ?

2008/7/15(火) 午前 8:14 [ sas*rai*ot*b*bito*yuki ]

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sas*rai*ot*b*bito*yuki様、コメントありがとうございます。確かに我が国は幸いな事に、そう悪くない比率で武器を国産化しております。ただ、肝心なところでライセンス国産だったり、一部には未だ海外調達品もあるので、「まだまだ頑張りましょう」という意味です。
と同時に、「武器を作るなんてけしからん」「武器で儲けるなんてもっての外」という感情論(あるいは暴論)に対する反論なのであります。

2008/7/15(火) 午後 11:31 [ ZERO ]

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今回の条約で廃棄されるであろう旧式クラスター爆弾が余っている。ミサイルに搭載して一つ残らず日本海沖の竹島にぶち込むべし。韓国及び北朝鮮にはギリギリで事前通告だけしておけば問題ない。不満に満ちても、抗議できずに苦悶する数千万の朝鮮人の姿が予想できる。

2008/7/19(土) 午後 7:29 [ IB ]

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IB様コメントありがうございます。なかなか過激なご意見で。
ただ旧式クラスター爆弾を「ミサイルに搭載」しようにも、我が国保有のミサイルではクラスター爆弾は重過ぎて乗らない公算大です。
が…そうか、H-IIAに乗せれば良いんだ。(でもまた処分費用がかさむなぁ)

2008/7/19(土) 午後 10:57 [ ZERO ]

当方にコメントありがとうございました。
国を守るに武力の整備が必要な訳を非常にわかりやすく書かれてありますね。ただし日本の場合は、某旧財閥系重工業企業をみるとわかりますが、軍需部門がほぼ国営企業と化してしまい酷い癒着によって「必ずしも最良の兵器を最良の価格で提供する」という目的は達成されておらず、ますますZEROさんのいうことが的を射ている次第です。

2008/7/26(土) 午前 6:35 フッケバイン

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フッケバイン様、コメントありがとうございます。癒着はもとより、軍需産業の国営化も厳に警戒すべきとは思います。が、日本の場合、ほぼ自衛隊向けオンリーと言う市場の狭さもあって「最良の価格」と言うには苦しいようです。ただ、「最適な兵器」という線は、最低限クリアしているように思います。
また、○○重工だけでもM,K,F,I,と4つもあり、ミサイルは電気メーカが、大砲は製鉄メーカ、車両にも重機メーカが参入しており、「兵器メーカー」の数が実は多いのも日本の特徴です。
世界的には軍需産業は統合化・巨大化の傾向がありますが、上記の日本的特徴を、何とか活かす方策はないか、思案しております。(一国民として、だけですがね。)

2008/7/26(土) 午前 9:26 [ ZERO ]