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【週刊朝日】田原総一朗 「イージス・アショアを正当化? 北の脅威煽るメディア」
【週刊朝日】田原総一朗「イージス・アショアを正当化? 北の脅威煽るメディア」
【週刊朝日】田原総一朗「イージス・アショアを正当化? 北の脅威煽るメディア」連載「ギロン堂」田原総一朗2018.9.5 07:00週刊朝日#ドナルド・トランプ#北朝鮮#田原総一朗田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数【】 米国から購入することになった地上配備型迎撃ミサイルシステムについて、ジャーナリストの田原総一朗氏は、疑問を呈する。* * *【】 8月28日、ほとんどの新聞が2018年版防衛白書を紹介して“北朝鮮は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威”だと強調した。だが、新聞各紙の報道に、私は強い違和感を抱かざるを得なかった。【】 去年は米国のトランプ大統領が、北朝鮮の金正恩委員長を徹底的に敵視して、いまにも武力行使に踏み切りそうだった。もしも米国が北朝鮮に武力行使すれば、北朝鮮は韓国、日本に報復攻撃をする可能性が強い。そこで日本は危機感が充満していた。【】 安倍首相も「国難」だと強調し、報復攻撃があったときに備えるための防衛体制をつくることを意図して総選挙を行ったのである。【】 だが、今年の6月12日にシンガポールで、トランプ・金正恩会談が行われた。米国の大統領が北朝鮮の首脳と会談したのはこれが初めてである。そこで、期限こそ示さなかったが、金正恩氏は、核廃棄を約束し、トランプ氏は北朝鮮の安全を保証した。ようするに、事態は大きく変わったのである。最近になって、金正恩氏がポンペオ国務長官との会談を拒否するなどの事態が生じているが、トランプ氏は金正恩氏をまったく批判せず、2度目の会談の意向さえ示し始めている。【】 米朝が戦闘することは、まずないだろう。【】 第一、トランプ氏は11月の中間選挙を前にそんなことをやっているエネルギーなどないだろう。現に、29日のニューヨーク・タイムズは、トランプ氏の冬の時代が始まる、と書いている。中間選挙が厳しいということだ。【】 米朝首脳会談に一定の意味があった。つまり、一定の歯止めになる、とは防衛白書も認めているのである。だからこそ日本政府も会談後、ミサイル飛来の可能性は低いと判断して、迎撃部隊を撤収し、住民避難訓練も中止したのであろう。【】 にもかかわらず、防衛白書はなぜ“北朝鮮の脅威はこれまでになく重大かつ差し迫っている”などと強調しているのか。【】 米国から高額で購入することになった地上配備型迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアを正当化する狙いがあるのではないか。【】 イージス・アショアの価格は、当初は1基800億円とされていた。それが1340億円に膨らんだ。【】 イージス・アショアは、秋田、山口両県に2基配備して、日本全体をカバーする計画である。しかし、導入経費は30年間の維持・運用費などを合わせて、2基で約4664億円。ミサイル発射装置や用地取得費を含めれば、さらに膨れ上がる。【】 強力な電磁波による健康被害も心配され、攻撃対象になる可能性も否定できない。そして、高額すぎて、自衛隊に必要な防衛装備品を購入できないという、自衛隊内部からの不満も聞こえてくる。【】 当時から、高額の米国製武器を購入せよ、というトランプ氏の強い要求に対する配慮、つまりトランプ氏へのごますりではないか、という見方が強かった。対米追随の典型例だというわけだ。【】 しかし、事態が大きく変わった。はっきりいって、いまやイージス・アショアの購入の必要はないのではないか。【】 もっと言えば、イージス・アショアの購入を正当化するために“北朝鮮の脅威はこれまでになく重大かつ差し迫っている”などと強調しているのではないか。※週刊朝日 2018年9月14日号
何だ、この薄っぺらで、へなへなで、ロクに根拠も説得力も無い「イージス・アショア反対論」は。
何しろ、「イージス・アショアは高い」としか言っていない。この程度の「イージス・アショア反対論」ならば、4行程度に収まるのでは無いか。
イージス・アショアの対処すべき脅威も北朝鮮限定として、平壌放送(まあ、朝日と良い勝負だが)裸足の「半島緊張緩和論」で
1> しかし、事態は大きく変わった。
2> はっきりいって、いまやイージス・アショアの購入の必要はないのではないか。
2> はっきりいって、いまやイージス・アショアの購入の必要はないのではないか。
と、断言出来ちまう脳天気さには、呆れるほか無いな。
北朝鮮は、我が国に核恫喝をかけたんだぞ。弾道ミサイルは実際に発射して見せた。開戦に至らなかったのは、発射された弾道ミサイルが我が国土に弾着しなかったから。それだけだ。
しかも、イージス・アショアが備えるべき相手は、北朝鮮だけでは無い。中国も、ロシアも、潜在的な敵国だ。
否、少なくとも中国は、我が領土に対し「核心的利益」と称する侵略宣言を為している、明白な敵国だ。敵国に備えるのは、当たり前のことだろう。
尤もこの田原ってぇ野郎は、「日本は、普通の国になってはいけない。」と堂々と抜かす輩だから、「敵国に備えるのは、当たり前のこと」が通用しない可能性は、相当にあるな。
やはり、北朝鮮は滅ぼすべきだ。