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 解説すべきだろう。タイトルにある「三アカ新聞」とは、朝日新聞と沖縄二紙(琉球新報&沖縄タイムス)を指す。私(ZERO)の知る限りでは、私(ZERO)の造語である。

 アカと言うなら、毎日新聞だって東京新聞だって良い勝負なのだが、「三アカ」としたのは「三馬鹿」との語呂合わせでしかない。無論、題材によっては、毎日または東京を加えた「四アカ」にも、「五アカ」「六アカ」それ以上にもなり得る事は、承知している。
 
 そう言う意味では、「統幕長が、憲法9条改憲に歓迎の意を表したぁぁぁぁぁ!」って今回の題材では「二アカ新聞」にしかなってないか。

①【朝日社説】(社説)河野統幕長 軽率すぎる改憲発言

2017年5月25日05時00分

【1】  自衛隊制服組トップとして、軽率すぎる発言である。

【2】 「一自衛官として申し上げるなら、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う」

3】 河野克俊統合幕僚長が、安倍首相が自衛隊の存在を憲法に明記する改正に言及したことについて問われ、そう語った。

【4】 河野氏は「憲法という非常に高度な政治問題なので、統幕長という立場から言うのは適当でない」とも述べていた。菅官房長官は個人の見解であり、問題ないというが、同意できない。

【5】 自衛隊法は隊員の政治的行為を制限している。同法施行令はその具体例として、政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張したり反対したりすること、などをあげている。

【6】 服務の宣誓では、すべての隊員が、憲法順守や政治的活動に関与しないことなどを誓う。

【7】 首相のめざす改憲が実現すれば、隊員がより誇りをもって任務を果たせるようになる――。河野氏はそう考えたのかもしれない。だが、それを公の場で発言するのは話が別である。

【8】 かりに河野氏が一自衛官だとしても、法令を順守すべきなのは当然だ。一般の公務員でも、休日に政党のビラを郵便受けに配っただけで、国家公務員法違反の罪に問われた例もある。

【9】 まして同氏は20万人を超える自衛官を率いる統幕長である。首相の改憲提案は、与野党にも国民にも複雑な波紋を広げている、極めて政治的なテーマでもある。これに賛意を示すような発言は、政治的な中立性を逸脱すると言われても仕方がない

【10】 9条をどう改めるのか、集団的自衛権の扱いをどうするのか、議論の行方は分からない(*1)。

【11】 自衛隊の将来像が見通せないなかで、隊員の命を預かる統幕長が、首相の政治的主張を後押しすると受け取られる発言をするのは軽はずみのそしりを免れない。

【12】 安倍政権は制服組の積極的な活用を進めてきた。河野氏は頻繁に首相と会い、軍事的な助言をする立場だ。そうしたなかで政治との距離感を見失っているとすれば、文民統制の観点からも見過ごせない。

【13】 河野氏は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報をめぐって事実上、「戦闘」の言葉を使わないよう指導したと語り、批判を浴びたこともある。

【14】 災害救援などを通じて、自衛隊は幅広い支持を得てきた。河野氏の言動は、長い時間をかけて隊員たちが培ってきた国民の信頼を傷つけかねない。

<注記>

(*1) 朝日社説が「議論の行方は分からないと言ってるって事は、「憲法9条改正・集団的自衛権明記」は「ほぼ固まったモノ」と見える。 

「改憲しよう」でも「改憲するな」でもないのに「改憲発言」とはな


 「改憲して自衛隊が明記されれば、ありがたい。」って発言が、それも上掲①朝日社説にもある通り「憲法という非常に高度な政治問題なので、統幕長という立場から言うのは適当でない」とも述べた上「一自衛官として申し上げるなら、」と前置きしての発言が、「憲法順守義務違反や政治的活動にあたる」ってのは、凄まじい屁理屈だ。

 ああ、ついでに一つだけ。
 
①1〉「一自衛官として申し上げるなら、
①2〉 自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う」

と言う今回の河野統幕長発言は、恐らくは大多数の自衛官の本音であり、それを公開の場で公言したとて、私(ZERO)の自衛隊・自衛官に対する信頼は、微塵も揺るぎはしない。

 一国民として申し上げるなら、この発言を長い時間をかけて隊員たちが培ってきた国民の信頼を傷つけかねない。」などと感じるのは、朝日新聞記者をはじめとする「特殊な国民」であろうと、確信を持って断言する。

②【琉球新報社説】統幕長発言 「政治的中立」を踏み越えた


2017年5月25日 06:01  

【1】 安倍晋三首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記する改憲案を発表したことに続き、防衛省制服組トップの統合幕僚長が安倍首相の改憲案を歓迎する発言をした。政治的行為を法で禁じられ、憲法尊重義務のある統幕長の踏み込んだ発言だ。政治的中立性の観点から問題だ。

【2】 憲法に明文化されて、自衛隊にお墨付きを与えることになれば、自衛隊の権限行使のコントロールが自衛隊自身に委ねられる可能性がある。軍事力のコントロールが政治や文官(背広組)の枠を超えてしまう懸念があり、許されない。

【3】  河野克俊統合幕僚長は会見で、安倍首相の改憲案について問われ「一自衛官として申し上げるなら、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されることになれば非常にありがたいと思う」と発言した。

【4】  「憲法は高度な政治問題なので、統幕長の立場で申し上げるのは適当ではない」と断った上での発言ではあった。

【5】  しかし、自衛隊法は隊員の政治的行為を制限する。さらに憲法尊重義務のある公務員で「日本国憲法及び法令を順守し」と服務宣誓した自衛官のトップであるという、二重のかせがあるにもかかわらず、あえて踏み込んだ。統幕長として問題のある発言だ。1978年に自衛隊が超法規的行動を取り得ると発言した栗栖弘臣統幕長は「政治的中立」を逸脱したとして更迭された(*1)。

【6】  現憲法の平和主義の基となっている日本国憲法9条は1項で戦争放棄を、2項で戦力不保持と交戦権の否認を定めている。

【7】  安倍首相は憲法記念日の5月3日にビデオメッセージで改憲の意向を発表した。憲法9条について「1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」と表明した。

【8】  しかし自衛隊を明記すれば、2項が死文化するとの批判がある。逆に自民党内には、戦力不保持などを削除して国防軍を保持するとした党の改憲草案に反するという反発もある。

【9】  自衛隊は憲法9条が根拠となって行動にさまざまな制約が課されてきた。しかし安倍政権は安保法によって自衛隊の活動の場を「地球の裏側」まで広げ、集団的自衛権の行使を認めさせた。

10】  法を逸脱した統幕長の発言は平和主義を柱に据える憲法を掲げるこの国にとって危うい兆候だ。見過ごしてはいけない。

<注記>

(*1) 前例主義から言えば、「前例があるから、正しい」ンだろうけどさ。その更迭が「正しかった」とは限るまいに。 

.妄想と軍事差別爆発

 この「爆発ぶり」を見ていると、「沖縄二紙の記者ってのは、実は朝鮮人なんじゃないか」って気がしてくるぞ。半島の「反日火病」と症状が酷似している。

③【読売社説】憲法9条改正案 まず自民が具体論を主導せよ

2017年05月26日 06時11分Tweet

【1】 憲法改正を1955年の結党以来の党是とし、衆参両院の第1党である自民党は、改正論議を主導する責任を有する。

【2】 自民党が憲法改正推進本部の体制を強化した。二階幹事長ら党幹部10人を役員に追加し、今年中の自民党案の作成に向けて議論を加速する。

【3】 推進本部は従来、野党との協調を重視するあまり、改正項目の絞り込みが進まなかったとも指摘される。2020年の新憲法施行を目指すなら、年内の改正案作成は決して早すぎない。挙党態勢で改正作業に臨むのは適切だ。

【4】 9条への自衛隊の存在の明記、高等教育無償化、大規模災害時などの緊急事態条項創設の3点が柱で、焦点は9条の改正である。

【5】 自衛隊は、自衛目的の必要最小限の実力組織で、憲法が保持を禁じる「戦力」には該当しない。この現行の政府解釈は極めて分かりづらい。自衛隊の根拠規定を追加し、子供でも理解できる内容にする意義は小さくない。

【6】 日本の安全保障環境が悪化する中、自衛官が自らの職務に誇りを持てるようにすることも重要だ。河野克俊統合幕僚長が安倍首相の提言について「非常にありがたい」と語ったのは、多くの自衛官の切実な心情を代弁している。

【7】 一部の野党は、河野氏の発言を「文民統制の原則を侵す」などと批判する。だが、河野氏は「統幕長として申し上げるのは適当でない」として個人的な感想を述べたに過ぎず、問題はあるまい。

【8】 首相は、公明党の「加憲」の考え方を踏襲し、9条1、2項の維持を主張する。これに対し、石破茂・元幹事長らは「自衛隊は軍隊なのか違うのか、矛盾が続く」などと異論を唱えている。

【9】 国民投票で過半数の賛成を得るには、極力多くの政党の支持を得て改正を発議するのが望ましいのは確かだ。9条2項の戦力不保持との整合性、一般国民の分かりやすさなど、様々な観点から改正内容を議論することが大切だ。

【10】 公明党の山口代表は、当面、自民党の議論を見守る考えを示す。公明党内には、「自民党が改正論議を本格化させる以上、我々が何もしないわけにはいかない」との意見も出ている。

【11】 日本維新の会は、より積極的だ。通常国会の閉会後、9条改正の具体案について議論し、秋にも党見解を策定する方向である。

【12】 公明、維新両党は、首相提言を前向きに受け止め、自民党とも意見交換しながら、建設的な党内論議に取り組んでもらいたい。2017年05月26日 06時11分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

ま、これが正論、常識というモノだ


 上掲①朝日社説及び上掲l②琉球新報社説との関連では、引用したかったのはパラグラフ【6】~【7】、即ち

③1〉 日本の安全保障環境が悪化する中、自衛官が自らの職務に誇りを持てるようにすることも重要だ。
③2〉河野克俊統合幕僚長が安倍首相の提言について「非常にありがたい」と語ったのは、多くの自衛官の切実な心情を代弁している。
③3〉 一部の野党は、河野氏の発言を「文民統制の原則を侵す」などと批判する。
③4〉だが、河野氏は「統幕長として申し上げるのは適当でない」として個人的な感想を述べたに過ぎず、問題はあるまい。

だけなのだがな。

 それにしても、案の定と言うか、いつもの事と言うか、朝日新聞と琉球新報に「呼応するように」騒ぐ野党が、「やっぱり」居る訳だな。それも上記①朝日新聞級どころか上掲②琉球新報級文民統制の原則を侵す」って批判とはね。