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1> 福島第1原発近くの病院に入院していた患者40人余りが
2> 震災による原発事故で緊急避難を強いられた後に死亡したことに関する罪を問われている。
・・・そりゃ「お気の毒様」とは言うけどさ。東京電力元社長らを「業務上過失致死」に問うとは、言いがかり・因縁付け・いちゃもんも良いところだ。その「40人」の中の何人かは「緊急避難なんかしなくても死に至った」可能性が相応にあろう。
仮に、「完全に福島原発事故による緊急避難が原因で死に至った」としても、その場合直接責任を負うのは「緊急避難を実施した病院・医者」であり、その緊急避難の原因が福島原発事故であろうとも、福島原発を擁する/擁した東京電力に、少なくとも直接の責任はない。
「想定外という無責任を許さないための見せしめ」なんて説もあるようだが、正気の沙汰とは思えないな.福島原発事故を経て「想定の範囲」は広げられたろうが、「想定外はもはやない」だの「想定外は許さない」なんてのは、狂気の沙汰でなければ、人間業ではない。
神ならぬ人間たる我々が、正気を以てなすべきことは、「拡大した想定範囲に対し対策をとること」である。その上で「元東電社長を処罰」したところで、さして意味はない。
ま、反原発で凝り固まった原理主義者なんてキチガイには、そんな理屈も通用しないのだろうがね。