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我が国政治家(特に首相)の靖国神社参拝を、中国「共産」党は「亡霊参拝」と批難し、あろう事かあるまい事か「”共産主義”を標榜する党が、霊魂を肯定」してしまうぐらいだ。中国”共産”党としては「役に立つ/利益になるモノは全て利用/活用する」と言うのが”テーゼ”なのだろう。如何にも大陸らしい「現実主義/実利主義」であるが、それにしても「役に立つ/利益になるモノ」は随分減って居る様だ。
①【環球時報】良識ある日本人の存在を忘れるべきではない 正義の声がかき消されてはならない http://j.people.com.cn/n/2015/0313/c94474-8862854.html人民網日本語版 2015年03月13日16:01【1】 「日本軍が私の父に与えた苦しみには憤りを覚える。彼らはなぜまだ戦争に対する反省をうやむやにするのか?!」英国のあるフリージャーナリストはこほど英紙インディペンデントで、日本の一部政治屋の誤った発言を痛烈に批判した。同氏の父は数万人の連合軍と共に東南アジアで捕虜になり、日本軍に苦しめられた。こうした国際的な糾弾が日本国民の心を動かさないわけがない。環球時報が伝えた。
【2】 環球時報記者は日本で良識ある日本人多数を取材した。彼らの声は様々な原因から日本では広がらないが、それでも努力の歩みを止めることはない。正義の声がかき消されてはならない。例えば民間団体「南京・史実を守る映画祭」実行委員会は5年間の努力を経て、右翼勢力の妨害を克服して、映画『ジョン・ラーベ』を昨年12月に日本で上映した。同組織のスタッフ山県宙氏はこの映画によって南京大虐殺など日本の侵略行為を知る日本人が増えることを希望している。
【3】 大阪府立大学博士課程の永田喜嗣氏は環球時報の取材に「ドイツは第2次大戦中に数百万人のユダヤ人を虐殺したが、この歴史を直視し、戦後反省を始め、現在まで続けている。一方、日本は南京大虐殺を含む侵略の事実を直視できない。日本人はこの映画を見るなどして侵略の歴史を知って初めて、歴史について語る資格を得る」と指摘した。日本には「村山談話を継承し発展させる会」などの組織もあり、安倍政権の誤った発言に反対している。昨年10月22日、日本の市民団体は雨の中東京でデモ行進し、「重慶大爆撃」民間賠償請求を支持し、日本政府に被害者への賠償と謝罪を求めた。
【4】 日本の良識ある作家は戦争の反省を忘れない。最も有名なのは1994年にノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏だ。日本の文壇にはかつて「戦後派文学」も台頭。戦争中に日本軍兵士の受けた打撃や戦争が民衆にもたらした精神的傷を描写した。戦争がアジア各国民に与えた傷をさらけ出すものもあったが、全体的には被害国および被害国民に対する懺悔が足りなかった。(編集NA) 「人民網日本語版」2015年3月13日
中国共産党的「正義の声」を数えよう
さて、数えて見ようか。
(1)英国のあるフリージャーナリスト(氏名不詳) 英紙インディペンデント
(2)民間団体「南京・史実を守る映画祭」実行委員会
(3)同会スタッフ 山県宙氏
(4)大阪府立大学博士課程の永田喜嗣氏(*1)
(5)「村山談話を継承し発展させる会」
(6)大江健三郎氏
いや、本当に援軍払底しているのだな。中国共産党。そりゃ天ちゃんまで担ぎ出そうとする訳だ。否、天ちゃんまで担ぎ出すほどなりふり構わなくなっても、この体たらくとは、落ちぶれたものだな、中国共産党。
上記(2)(3)(5)は「中国共産党のプロパガンダに奉仕する」のが存在理由のようなモノだし、上記(6)も似たようなモノ。上記(1)(4)は「言論の自由ある国における一意見」でしかない。
<注釈>
(*1) って事は、タダの学生だな。
(3)②【人民網】日本の皇室、歴史問題で安倍首相を批判②【人民網】日本の皇室、歴史問題で安倍首相を批判人民網日本語版 2015年02月25日13:03【1】 日本の徳仁皇太子は55歳の誕生日を前にした記者会見で、「異例」にも政治について発言し、日本は歴史を「正しく」認識すべきだと表明した。新華国際が伝えた。
【2】 日本のネットユーザーからは皇太子の発言には「日本の安倍晋三首相に対する警告」が含まれており、日本の政治屋たちは「よく学ぶ」必要があるとの声が上がっている。
【3】 アナリストは日本の皇室は最近、歴史や憲法の問題での姿勢表明が「進歩的」であり、自らの権限の範囲内で最大限度立場を表明していると解釈する。
■謙虚に振り返り、正しく伝承を
【4】 皇太子は23日「私自身戦争を体験していないが、戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を知らない世代に悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大変大切だ」と発言。「(戦後の日本は)日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受している。本年が平和の貴さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っている」と述べた。
【5】 日本の皇室が政治に言及することは多くない。だが最近、皇室メンバーは歴史や憲法の問題に数度言及している。明仁天皇は今年1月1日の新年の感想で、日本が戦後70年の節目を機会に「満州事変(九一八事変)に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今極めて大切なことだ」と述べた。
【6】 新華国際の駐東京記者、馮武勇は「第2次大戦終結70周年にあたり、日本の天皇と皇太子が正しい歴史認識と現行平和憲法の重要な意義を相次いで強調したことは、戦争の時期を経験した明仁天皇と戦後生まれの徳仁皇太子という2世代の皇室メンバーの姿勢を表しており、『進歩的』だ」と指摘した。
【7】 馮氏によると、日本の現行制度では皇室は政治に介入できない。したがって、天皇父子の最近の姿勢表明は自らの立場を最大限度外界に表明したものだ。
【8】 特に両氏は共に現行平和憲法を守る姿勢を表明した。皇太子は日本の現在の平和と繁栄の基礎は現行憲法だと指摘。天皇は1年余り前の80歳の誕生日にあたり、平和憲法を制定したからこそ、戦後日本の今日があると表明した。
【9】 だが、歴史を省察し、平和憲法を尊重する天皇父子の姿勢と異なり、安倍政権は憲法改正を図り、「歴史修正主義」に力を入れ続けている。安倍氏とその周辺は、今年の安倍談話について、「植民地支配」「侵略」「お詫び」といった村山談話の表現を踏襲しないことを繰り返し示唆しているうえ、村山談話に取って代わるものにすることを意図し、戦後の歴史と日本の将来の発展に対する安倍政権の「考え」を表すと公言している。
【10】 皇室は安倍氏を「批判」しているのだろうか?AFP通信は、歴史問題についての皇太子の発言は実は「注意喚起」だと解釈する。
【11】 馮氏は「天皇父子の姿勢表明は『話した者に意図があり、聞いた者は気にかける』効果を果たし、日本の左翼政治勢力、右翼勢力ともにその意味を深く考える」と指摘する。
【12】 安倍氏の憲法改正の提灯を持つ日本メディア「産経新聞」が皇太子の姿勢表明を報道する際、憲法に関する発言を工夫を凝らして隠したことは興味深い。産経新聞は一貫して「天皇擁護派」を自任しているにもかかわらずだ。憲法に関する皇太子の発言が右翼の「痛いところ」を確かについたことがわかる。(編集NA) 「人民網日本語版」2015年2月25日
少なくとも「異例では無い」ようだ-昨年の朝日記事は「憲法順守」を前面に
③【朝日】皇太子さま54歳 「今後とも憲法順守」島康彦、中田絢子2014年2月23日05時08分【1】 皇太子さまは23日、54歳の誕生日を迎え、これに先立ち東京・元赤坂の東宮御所で記者会見した。皇室の活動と政治との関わりについての質問に「天皇は国政に関する権能を有しない」とする日本国憲法の規定に言及。戦後の日本は憲法を基礎に築き上げられ、平和と繁栄を享受しているとして、「今後とも憲法を順守する立場で事に当たっていくことが大切」と語った。皇太子さま54歳
記者会見要旨
【2】 皇室と政治の関係については昨年9月、2020年東京五輪の招致活動をめぐって様々な議論が起きた。天皇陛下は昨年12月の誕生日会見で「問題によっては、国政に関与するのかどうか、判断の難しい場合もあります」と語っていた。
【3】 公務についての考えを問う質問には「これまでの公務を踏まえつつ、日本社会の変化に応じて社会の要請に応えていくことが重要」と述べた。「国民の皆さんが日々どのような苦労をし、克服するためにどのように取り組んでいるかを学ぶように心がけている」と明かし、「課題を抱えながらも前向きに努力されている方々を少しでも励ますことができれば」と語った。
【4】 雅子さまの10年間に及ぶ療養生活については「体調をその都度整えながら、できる限りの活動をする努力を続けてきた」と振り返り、昨春のオランダ公式訪問が「一つの自信になったように思います」と語った。ただ、すぐに活動の幅が広がるわけではないと述べ、「できることから少しずつ時間をかけてやってほしい」と思いやった。
【5】 東宮職医師団が雅子さまの治療に効果的とした私的な海外訪問については、雅子さまの治療や愛子さまの視野を広げる意味を踏まえて「今後とも考えていく必要がある」とした。
【6】 また、長女愛子さまが3月に学習院初等科を卒業することを、「大変感慨深いものがあります」と語った。4月から学習院女子中等科に進学することに触れ、「周囲への感謝の気持ちや配慮を大切にしながら健やかに育って欲しい」と父親としての思いを語った。
【7】 天皇、皇后両陛下がお二人の葬送の簡素化を希望していることには「以前より伺っており、私も秋篠宮も両陛下のお気持ちを尊重している」として、簡素化の方針に「私も両陛下と同じように考えています」と語った。(島康彦、中田絢子)
朝日はまだ「日本の新聞社」だが、中国共産党の「天皇陛下の政治利用」とはねぇ
確かに、「この、菊の御紋が目に入らぬかぁぁっ!」ってのは、一定の効果を期待出来そうであるが、「その手は既に朝日新聞が使っている」とも言い得る。
言い換えれば、「朝日新聞の使った手を、中国共産党が(今頃今さら)二番煎じしている」という事。「使い古された手」とは言い難いが(*1)、「独創性の無い手」ではあろうな。
なんにせよ、共産主義が天皇陛下を頼みにしているんだ。苦境の程が忍ばれよう。
<注釈>
(*1) でもなあ、「統帥権の干犯問題」だって、ある種「天皇陛下の政治利用」だよなぁ。そうすると、「戦前からある手」とは、言えそうだな。