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ふむ、最近のWSJ紙における日本人/日系人女性記者の記事は一定のレベルに達しておるようだ。この分で行けば、「WSJ紙+日本人/日系人記者=ダメ記事」シリーズは打ち止めとなり、私(ZERO)の有する「偏見」も払拭されるかもしれないな。
「WSJ紙+日本人/日系人記者=ダメ記事」シリーズリスト http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/39450872.html
/【WSJ】トヨタ、「コネクティッドカー」の統括部署を新設.Associated Pressトヨタは「コネクティッドカー」戦略を練り上げる「BRコネクティッド戦略企画室」を新設したBy Yoko Kubota【1】 トヨタ自動車は4日、役員体制変更に関するニュースリリースを発表した。英文で15ページにわたる文書では同社が目指す方向性についてのヒントが隠されており、トヨタウオッチャーにとっては宝の山だ。
【2】 ただ、このニュースリリースの内容を理解するには、難解な担当分野や部署名を読み解く必要がある。その一例が、「BRコネクティッド戦略企画室」だ。
【3】 名前だけ見るとわかりづらいが、トヨタはこの企画室について、「コネクティッドカー」に関する戦略を練り上げる役目を担う部署だと説明。コネクティッドカーとは、端末を通じて、自動車と他の端末、あるいは自動車同士が通信しあい、つながる車を指す。
【4】 BRコネクティッド戦略企画室の「BR」とは「ビジネス・リフォーム(Business Reform)」を指す。同室のメンバーは、コネクティッドカー関連技術の知識が豊富な10人ほどだ。トヨタで広報を担当する酒井良氏によると、企画室のメンバーの仕事は競争力のあるコネクティッドカーを作り出すためのロードマップをまとめることだという。また、同室は自動運転システムや運転支援、車両制御システムなど複数の技術分野が協調する方法を模索する。
【5】 酒井氏は「車という商品は、各分野が開発してきた個別技術の最適化だけではなりたたない」と指摘した上で、「どういう戦略をもって開発を進め、各技術をどう組み合わせるかコーディネートしないといけない」と述べた。
【6】 「BRコネクティッド戦略企画室」の新設は、自動車とエレクトロニクスの融合が進む中、トヨタが業界の変化にいかに対応しようとしているかを示している。
【7】 伝統的な自動車のイメージは「メカ」、つまり機械だが、その機械の走行や機能を制御する電子機器やソフトウエアがますます搭載されるようになってきている。現在自動車には、クルーズコントロールやパワーウインドーなど、さまざまな機能を制御する30個ほどのマイクロコンピューターが組み込まれている。日本電子情報技術産業協会の半導体部会によると、この数字は高級車では約80個に届くという。
【8】 多くの競合メーカーや米グーグルなどの新参者と同様に、トヨタも自動運転技術を研究している。BRコネクティッド戦略企画室はこの分野の戦略を担当する中心的存在となるほか、一部安全システムや車両制御といった他の重要な技術も統括する見通しだ。企画室はこれら製品をどのように調和させるかについての計画を練る一方、技術開発は他の部署が継続して担当する。
【9】 トヨタは安全システムの開発を行ってきたものの、一般車への搭載についてはライバル社の後を追っている状態。同社は2017年末までに、規模の大きい市場で販売される車両の大部分に低コストの衝突防止システムを導入する計画だ。ただ、米フォード・モーターや韓国の現代自動車は、米国向け一般車に自動ブレーキシステムをすでに搭載している。
【10】 トヨタは新たに経営幹部に任命された人物をBRコネクティッド戦略企画室のトップに据えた。代表取締役副社長に昇格する寺師茂樹氏だ。寺師氏は技術畑と経営企画畑の両方を経験し、トヨタ・モーター・エンジニアリング・アンド・マニュファクチャリング・ノース・アメリカの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めた。
【11】 酒井氏によると、BRコネクティッド戦略企画室は日本に拠点を置く。原文(英語):Toyota Creates Department to Unify ‘Connected Car’ Technologies
さらに、追い打ちをかけるWSJ紙・・・
【WSJ】仕事も家庭も―香港で学ぶキャリア女性の生き方By Yumiko Ono【1】 WSJ主催の3月の女性会議。中央がオーヤンさん ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長から読者エンゲージメント・エディター(アジア担当)という新しいポストに就き、香港に移ってから2カ月がたった。日本とのかかわりはぐっと減ったが、日本をもう一度外から見つめ直すよい機会だ。
【2】 こちらに来てまず驚いたのは、香港での女性の活躍ぶりだ。外資系企業や世界中の駐在員が集まっていることもあるが、女性の企業幹部の記事を扱ったり、社外のミーティングで女性管理職に出会うことも多い。香港の株式市場に上場する大手企業の取締役の中で、女性が占める割合が今年は11%と、初めて2ケタに達したそうだ。米国の19%や英国の23%に比べるとまだ低いが、日本の約3%に比べるとかなり高い数字だ。
【3】 管理職に就く女性側も、キャリアを磨き続けるためにさまざまな工夫をこらし、チャンスをつかんでいるようだ。今週、WSJが主催した女性会議に私もパネリストとして参加したが、同じくパネリストだったオーストラリア・ニュージーランド銀行香港支店長のアイビー・オーヤンさん(Ivy Au Yeung)に参考になる話を聞いた。
【4】 8年前、オーヤンさんがスタンダードチャータード銀行の香港支店で働いていたころ、買収したばかりの台湾の銀行を統合するチームリーダーに抜擢された。彼女にとって新しい仕事を覚える貴重な機会だったが、引き受けるには台湾への異動が前提だ。だが、夫は仕事で香港を離れることができず、2人の幼い子どもを連れた赴任は難しく、断らざるを得ない状況だった。
【5】 しかし、オーヤンさんはなんとか方法はないかと週末中考え、上司にこう提案した。「台湾への赴任は無理だが、6カ月間短期出張を繰り返し、統合のプロセスを軌道に乗せることはできる。その間に台湾に駐在できる後任を見つけ、スムーズな引き継ぎを行う」と。オーストラリア・ニュージーランド銀行
【6】 アイビー・オーヤンさん この”counter-proposal”が認められ、オーヤンさんは経験を積むことができた。さらにその後、同じように短期出張を繰り返すことで、銀行の上海事業の統括を任され、視野が広がったという。柔軟な対応を受け入れる銀行の企業風土や、香港の共働き家庭に多い、住み込みのお手伝いさんの存在も寄与したと思うと言うが、あきらめずにcounter-proposalを思いついたオーヤンさんもやる気いっぱいだ。
【7】 バイタリティーあふれるオーヤンさんだが、家庭との両立は楽ではなかったそうだ。出張が多いため、子どもから「仕事をやめてもっと家にいてほしい」と懇願されたこともあるそうだ。そのときの対応が見事だ。「それ、本気で言ってるの?お母さんがいつもゴールに向かってまっしぐらに走っていること、知ってるでしょう?仕事をやめたら、新しいゴールはあなたたちの勉強を見ることになるけど、それでもいい?」と切り返したという。
【8】 私も家族を連れて赴任し、帰宅が遅くなると8歳の娘に謝りっぱなしなのだが、もう少し対応を工夫してもいいのかもしれない。仕事でも家庭でも、香港のキャリア女性に学ぶことは多そうだ。***小野 由美子(おの・ゆみこ)ウォール・ストリート・ジャーナル 読者エンゲージメント エディター(アジア担当) 筑波大学国際関係学類卒業。ウォール・ストリート・ジャーナル入社後、東京支局でビジネスニュースを担当。1994年から1998年、ニューヨーク本社で食品、広告、小売業界を取材。帰国後、東京特派員、東京支局長を経て2009年、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版を開設し、初代編集長を務める。2014年12月より香港駐在。NHK-BS1「キャッチ!世界の視点」などにレギュラー出演。東京都出身。Twitter: @yumikoono
他愛もない記事だが、合格には違いない
人事一新で、真面になったのかな?WSJ紙の日本人/日系女性記者。重畳至極。