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幣ブログが密かに(でもないか)誇りとすることの一つは、「一時期、普天間基地移設問題について、個人ブログとしては相当しつこく取り上げたこと」である。
幣ブログが密かに(でもないか)誇りとすることの一つは、「一時期、普天間基地移設問題について、個人ブログとしては相当しつこく取り上げたこと」である。
その普天間基地について最近とんと取り上げていないのは「大いに取り上げていた最大原因たる(*1)鳩山由紀夫が政治的にほぼ無力化したから」。何しろ一頃は日本国首相にして、自衛隊三軍・最高指揮官の座に、「あの」鳩山由紀夫が居たんだから、思い出すだに恐ろしい話だ。因みにくどいようだが幣ブログでは「鳩山由紀夫」というフルネームは「人類の英知の及ぶ限り最大級の罵倒の言葉」と認定している。
とは言え、鳩山由紀夫無力化以降も、沖縄にしあたりは相変わらずの「普天間基地撤去かつ県内移設反対論」を唱え続けていることは承知している。ま、「”正しい歴史認識”を声高に叫ぶ(*2)中韓」と同様に「ある種のキチガイ」であるし、所詮「地方独占紙」でしかないから、「バカがバカ曝してらぁ。勝手にしな。」でオシマイだった。
だが、全国氏の社説がこんな事を言い出すと、少々看過はいたしかねるな。
<注釈>
(*1) と言うよりは、そもそも「普天間基地移設問題」を幣ブログで取り上げる端緒となった(*2) そのくせ中国・韓国とも、ハングルオンリーや簡字体によって、「一般国民を歴史的半文盲状態」に陥れているのだから、「正しい歴史認識」とや等が、支邦で言う「正史」すなわち「現政権にとって都合の良い歴史」であると、自白しているようなものだが。 だが、現政権の正史は、次期政権の野史だぞ。
(【朝日社説】辺野古掘削―説明できぬなら凍結を
2014年8月24日(日)
【1】 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事に向けたボーリング調査が、海上保安庁や沖縄防衛局による厳戒態勢のなか、移設予定地の名護市辺野古の海で始まった。
【2】 小船やカヌーによる海上での抗議行動に対し、体を押さえたり、羽交い締めしたりして強制排除する当局の姿勢に、県民は反発を強めている。
【3】 きのう、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で主催者発表で3600人が参加し、移設反対の抗議集会があった。 沖縄各地から県民がバス30台以上を連ねて集まった。家族連れも目立つ。経済界からの参加者の姿もあった23
【4】 「この海に海保の船がびっしりと浮いている様子は、69年前、沖縄を占領するために軍艦が取り囲んだ光景と同じ」
【5】 集会で稲嶺進・名護市長はそう指摘した。
【6】 実際に「海から艦砲射撃を受けた沖縄戦を思い出す」と話す年配者もいる。その心情を、政府は想像してみるべきだ。
【7】【 海保は海に張り巡らせた浮き具に抗議船を近づけない理由を「危険だから」とする。一方で、浮き具の内側では米軍関係者とみられる人々が海水浴をしているのに、警告もしない。
【8】県民には、沖縄に米軍基地を置くことの説明に政府が使う「抑止力」が信じられない。
【9】 軍事技術が高度化したいま、沖縄に基地を集中させるのが必要不可欠なことなのか。新型輸送機オスプレイを佐賀空港に暫定移転させる計画は、必ずしも沖縄に集中させる必要がないと政府自らが認めたことになるのではないか。
【10】 すべてのもとは、国土の0・6%しかない沖縄に、米軍基地の74%が集中する不公平な実情にある。そもそも沖縄の海兵隊は、復帰前に反基地運動が激化した本土から移駐した。
【11】 この不公平を承知のうえでなお、沖縄に新たな基地をと言うのなら、少なくとも辺野古の掘削調査は中断し、県民の疑問に誠実に答えるべきだ。
【12】 沖縄では11月に県知事選があり、辺野古移設が最大の争点になるとみられている。政権側が知事選を有利に戦いたいという意図で調査を強行したとすれば、現状では逆効果だというほかない。
【13】 22日に移設断念の意見書を可決した那覇市議会に続き、県議会も抗議決議を検討する。保守陣営も含め、政府との溝は深まる。力ずくの権力行使は禍根を残すばかりだ。沖縄に理解される説明ができないなら、辺野古移設は凍結するしかない。
誰が為の「平和ボケ」か?
さて、如何だろうか。
如何も何もないな。社説タイトルにもある通り、普天間基地の辺野古移設に先立つ海底ボーリング調査に対して反対運動があることを取り上げて、
1> 「沖縄に理解される説明ができないなら、辺野古移設は凍結するしかない」【パラグラフ9】
と来たモンだ。これが上掲社説の〆でもあれば、タイトルでもあるから、その意味では「首尾一貫した社説」であり、「主張を端的にようやくしたタイトル」と言えよう。
さすがは昨今の状況下でも対支邦・対半島友好を説く朝日新聞と言うべきか。マア、言うだけならタダだし、「説明して理解を得る」のは日本政府だ。朝日新聞としては何とでも言えるだろう。
それにしても、上掲タイトルから上記1>野結論に至るまでの上掲社説のロジックはどうだろう。まずはパラグラフ【2】~【4】で当該掘削反対デモを紹介するが、
それにしても、上掲タイトルから上記1>野結論に至るまでの上掲社説のロジックはどうだろう。まずはパラグラフ【2】~【4】で当該掘削反対デモを紹介するが、
2>「この海に海保の船がびっしり浮いている様子は、69年前、沖縄を占領するために軍艦が取り囲んだ光景と同じ。」
だの、
3> 「海から艦砲射撃を受けた沖縄線を思い出す」
だの、名護市長だの名前もわからぬ年配者(*1)を動員しての、「沖縄戦と結びつけてのイメージ悪化」に必死の様子。海保庁の船は我が国の船だと言うことは全く無視。「帝国海軍に沖縄の海を埋めるぐらいの艦艇(と燃料)が残っていれば、米軍とて容易には沖縄上陸できなかったろう」なんて発想もまるで無し。
続くパラグラフ【7】は、タダのイチャモンだ。「抗議デモ船は作業船に接近し、作業を妨害する。事実、前回の調査ではそうした。」なんてことは全く無視して、「米軍関係者とみられる海水浴客」と同列に扱えってんだから、恐れ入る。
さらに続くパラグラフ【8】~【9】では「抑止力に対する沖縄県民の懐疑」だが・・・「鳩山由紀夫以上の平和ボケ」ってことかねぇ。
パラグラフ【10】~【11】は、毎度おなじみ「沖縄への基地集中と沖縄差別」理論。沖縄二紙の十八番だから、三アカ新聞筆頭として触れざるを得ないのだろうが、兵力の配分で最優先は国家安全保障上の要求だ。対支邦最前線である沖縄に兵力を集中するのは当たり前。沖縄県の国土面積が狭いのは、小さな島が多いから。現状の「74%(*2)」を「100%」に引き上げようとも、安全保障上必要ならば実施するのが国家の安全保障を司る国の役目だ。
パラグラフ【12】は・・・なんだいこれ。「11月の県知事選挙を有利とするための今回辺野古掘削立ったならば、それは逆効果だ」と、朝日新聞殿が日本政府へ「忠告」しているわけだが、実に怪しい忠告だな。「朝日新聞は、決して辺野古移設に直接反対しているわけではありません。タダ、県民の声を聞くよう、日本政府に忠告しているのです」ってことかな。
それにしても「県知事選挙を有利にするために、辺野古掘削を”強行”する」こと自体を問題視しないのは、どう言うわけだ。「逆効果で、県知事選挙不利に働いたから、放っておく」のかね。
それにしても「県知事選挙を有利にするために、辺野古掘削を”強行”する」こと自体を問題視しないのは、どう言うわけだ。「逆効果で、県知事選挙不利に働いたから、放っておく」のかね。
だいたい、根元的な問題として、安全保障上の施策は国の責任であり、地方の意見は地方の意見であって、国にとっては参考意見でしかない。それは、沖縄差別ではなく、国と県との所轄の違いだ。パラグラフ「13」にある那覇市議会の決議も、決議されるかもしれない県議会も、「辺野古移設反対」を決議するのは各議会の勝手だが、「平和都市宣言」だの「非核都市宣言」と同様の。政治的パフォーマンスでしかない。
で、結論上記1>の通り。
私(ZERO)は、「社説は、新聞社の主張である」と考えるが故に、あれこれ幣ブログでも記事にしているのだが、上掲朝日社説の「主張」では、「同人誌の相互褒め合い」程度の「楽屋ネタ」ではないかね。部外者は反対論じゃ、それにおそらくは第三者には通用しそうにない、沖縄二紙に匹敵する「盲目的平和ボケぶり」が、左様に感じさせるのだが、ね。
とは言え、実は私(ZERO)は上掲朝日社説にみられる「朝日新聞の平和ボケ」は「不治の病」とは思っておらず、条件さえ揃えば忽ち快癒全快するに違いない、と考えている。そう考える理由は、戦前の朝日報道に「支邦兵百人斬り(*3)」という記事があったことを、知っているから。無論これはほぼ確実に捏造記事であり、その捏造記事のためにBC級戦犯として刑場の露とされた帝国陸軍将兵も厳然として居るのだが、その「厳然として存在する刑死者」が、「朝日が戦前に”百人斬り”という戦意高揚(かつ捏造[確信])記事を報じていた。」事を証している。
とは言え、実は私(ZERO)は上掲朝日社説にみられる「朝日新聞の平和ボケ」は「不治の病」とは思っておらず、条件さえ揃えば忽ち快癒全快するに違いない、と考えている。そう考える理由は、戦前の朝日報道に「支邦兵百人斬り(*3)」という記事があったことを、知っているから。無論これはほぼ確実に捏造記事であり、その捏造記事のためにBC級戦犯として刑場の露とされた帝国陸軍将兵も厳然として居るのだが、その「厳然として存在する刑死者」が、「朝日が戦前に”百人斬り”という戦意高揚(かつ捏造[確信])記事を報じていた。」事を証している。
故に、時至らば、朝日新聞は上掲のような「平和ボケ」社説・報道ではなく、「戦意高揚」社説・報道を、いとも簡単にやってのけるだろう、と、予想する。
もっとも、「平和ボケ」だろうが「戦意高揚」だろうが、「捏造記事を書いてテンとして恥じない」事だけは戦前戦後首尾一貫しているから、これこそまさに「朝日新聞の不治の病」なのだろう。
<注釈>
(*1) ってことは、実在さえ怪しいと言うことだ。マア、実在しても詐欺師って可能性はあるのだが、朝日新聞はそこのところの検証は「朝日新聞に都合のよいコメント」に対しては大いに甘いからな。(*2) これも母数をどうとるかによるから、結構怪しい数字。
(*3) 「百人の女性と性交する」ではなく、本当に「百人の支邦兵を斬殺する」こと。