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ま、中国共産党のご都合主義、ダブルスタンダード、厚顔無恥、傲岸不遜ぶりは今に始まった事では無く、殆ど中国共産党結党以来の伝統…と言うよりは、自ら「中華」と名乗った秦帝国成立以前からの「中国四千年の歴史」だから、今さら驚く様な事では無いんだが、それにしても・・・
ま、中国共産党のご都合主義、ダブルスタンダード、厚顔無恥、傲岸不遜ぶりは今に始まった事では無く、殆ど中国共産党結党以来の伝統…と言うよりは、自ら「中華」と名乗った秦帝国成立以前からの「中国四千年の歴史」だから、今さら驚く様な事では無いんだが、それにしても・・・
「どうせ吐くなら、大きな嘘を吐け。その方がバレない。」とはナチスドイツの宣伝相ゲッペルスの教えだし、「白髪三千丈」の喩もあるぐらいに「大言壮語」は支那の十八番ではあるのだが。
【人民日報海外版コラム「望海楼」】「レーダー照射」報道は衝突に向けた世論操作
人民網日本語版 2014年06月17日09:00 分
http://j.people.com.cn/n/2014/0617/c94474-8742158.html
【1】 日本メディアはこのほど、中国海軍の護衛艦が東中国海で5月29日、射撃用の火器管制レーダーを日本海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」とP3C哨戒機に向けた「可能性」があると政府関係者が明かしたと伝えた。現場は東中国海の中日中間線の日本側海域で、中国が開発を進めるガス田にも近いと主張している。また日本の防衛省は確かな証拠を持っていないため、「挑戦」とも言えるこの事実を公表していないという。(文:張軍社・海軍軍事学術研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
【2】 荒唐無稽なこの報道は、中国の戦闘機が日本の航空機に「異常接近」したと繰り返す日本の根拠もない非難を連想させるものである。中国軍に泥を塗り、国際社会を騙すような汚いやり口であり、話にならない言いがかりである。
【3】 中国海軍の軍艦による火器管制レーダー照射という非難は昨年に引き続くものだが、今回の件に関しては、日本防衛省自身が「はっきりとした証拠がない」と明かしている。こうした不確かな情報をこの「政府関係者」はなぜメディアにリークする必要があったのか。日本政府はなぜ、こうしたつまらない手口を繰り返すのか。背後には一体いかなる企みがあるのか。
【4】 「火器管制レーダー照射」という今回の情報は根も葉もない捏造であり、軍事的知識の欠如を露呈するものでもある。大多数の国の海軍で用いられているミサイルフリゲートは、各種のレーザーや赤外線などの電子光学機器を備え、艦船に搭載された小口径の艦砲と近距離ミサイルの射撃をこれらの機器によってコントロールできる。中国海軍の戦艦が「異常接近」した日本の艦船や航空機を攻撃するなら、レーダー照射の必要はない。中国軍艦によるレーダー照射という日本側の言いがかりは、軍事的な常識を欠いたものだ。【5】 今回の情報は前回と同様、自信のなさが露呈した。情報元の人物も明らかにされず、まるで闇討ちである。中国戦闘機の日本の航空機への「異常接近」にせよ、火器管制レーダーの照射にせよ、日本は、事件発生の具体的な海域を示していない。つまり、こうした「危険」な行動はいずれも、中国の戦艦が普段のパトロールと訓練を行う中国近海もしくは東中国海の海域で起こっているのである。こうした海域で普段の活動を行っている中国軍艦に日本の戦艦や航空機が自ら「異常接近」し、緊張状況を作り出していることをはっきりと認識しているのだ。【6】 日本側の根も葉もない捏造と情報操作に対し、中国国防部(国防省)は反論と説明を繰り返してきた。中国が公表した映像と写真は、日本の戦闘機が30mの距離に「異常接近」し、東中国海で通常飛行している中国の偵察機を妨害・威嚇したことを疑いもなく示すものであり、日本側の嘘はすでに破綻している。
【7】 中国軍のイメージを損ない、地域の緊張ムードを高める日本側の行動は(*1)、新たな「断続的発作期」に入ったものと見られる。その背後には、おおっぴらには口にできない裏の目的が見え隠れする。第一に、「中国脅威論」を作り出すことにより、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題における日本の一方的な挑発によって作り出されている中日関係の緊張の圧力をそらす。第二に、日本の平和憲法の制限を打破し、集団的自衛権を解禁するため、それを可能とする方向へ世論を導く。第三に、今後発生する可能性のある中日間の海上での軍事摩擦に向けて世論を準備する。編集MA)
【8】 歴史を振り返れば、中日甲午戦争(日清戦争)と後続する全面的中国侵略戦争、米国の真珠湾の奇襲、その他のアジア太平洋の国々の侵略において、日本軍国主義は常に、根も葉もない問題を作り出すことにより、侵略を可能とする世論を形成してきた。「レーダー照射」事件のでっち上げなどにより、海上での軍事的な摩擦や衝突に向けて世論を操作しようとする日本の右翼の動きに、中国は警戒を怠ってはならない(*2)。
【9】 中国はトラブルを起こす気はないが、恐れもしない。安倍政権は、状況をよく理解し、中国への挑発をやめ、深く反省し、中日関係と地域の平和安定という大局を重んじ、捏造や中傷という無責任なやり方をやめ、中国と話し合って問題を解決する正しい道へと立ち返るべきだ(*3)。(
「人民網日本語版」2014年6月17日
<注釈>
(*1) 「日本側の嘘はすでに破綻している」のならば、「中国軍のイメージ」は損なわれない筈ですが、何か?(*2) って、「人民日報海外版コラム」に書いて、何をする心算なんだい?「人民解放軍は警戒を怠らないぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」と言う、宣言・宣伝かい?そりゃ、「実は人民解放軍は眠っている」と言う自白ではないのかね?(*3) 贔屓目に行っても「余計な御世話」だね。それは逆に言えば、中国共産党が如何に窮地に陥っているかの証左だが。
中国共産党の苦悩(想像)
さて、如何だろうか。
上掲人民日報コラムはl「中国人民解放軍戦闘機は、日本機に”異常接近”もしていなければ、”火器管制レーダ照射”もしていない」と主張している。
上掲人民日報コラムはl「中国人民解放軍戦闘機は、日本機に”異常接近”もしていなければ、”火器管制レーダ照射”もしていない」と主張している。
1〉 「中国軍に泥を塗り、国際社会を騙すような汚いやり口であり、話にならない言いがかりである。」【パラグラフ2】
2〉 「「火器管制レーダー照射」という今回の情報は根も葉もない捏造であり、軍事的知識の欠如を露呈するものでもある。」【パラグラフ4】
とまあ、「口を極めて罵っている」と言えそうなぐらいの勢いだ。その余勢をかって、パラグラフ【5】~【6】に至っては、「”異常接近”して来たのは、日本側の艦艇・航空機だ!」と主張し始めている。
3〉 こうした「危険」な行動はいずれも、
4〉 中国の戦艦が普段のパトロールと訓練を行う中国近海もしくは東中国海の海域で起こっているのである。
5〉 こうした海域で普段の活動を行っている中国軍艦に日本の戦艦や航空機が自ら「異常接近」し、
6〉 緊張状況を作り出していることをはっきりと認識しているのだ。 パラグラフ【5】
4〉 中国の戦艦が普段のパトロールと訓練を行う中国近海もしくは東中国海の海域で起こっているのである。
5〉 こうした海域で普段の活動を行っている中国軍艦に日本の戦艦や航空機が自ら「異常接近」し、
6〉 緊張状況を作り出していることをはっきりと認識しているのだ。 パラグラフ【5】
7〉 日本側の根も葉もない捏造と情報操作に対し、中国国防部(国防省)は反論と説明を繰り返してきた。
8〉中国が公表した映像と写真は、日本の戦闘機が30mの距離に「異常接近」し、
9〉東中国海で通常飛行している中国の偵察機を妨害・威嚇したことを疑いもなく示すものであり、
10〉日本側の嘘はすでに破綻している。 パラグラフ【6】
のだそうだ。
ところがその「日本側の破たんした嘘(中国脅威論)」にも拘らず、続くパラグラフ【7】に依れば「中国軍のイメージは損なわれ、地域の緊張は高まっている、らしい。さらに続くパラグラフ【8】では毎度おなじみ「日本軍国主義の亡霊」を引っ張り出して「日本側の”異常接近””火器管制レーダ照射”捏造」を批難し(*1)、最終パラグラフ【9】では、
11〉 安倍政権は、状況をよく理解し、中国への挑発をやめ、深く反省し、
12〉中日関係と地域の平和安定という大局を重んじ、
13〉捏造や中傷という無責任なやり方をやめ、
14〉中国と話し合って問題を解決する正しい道へと立ち返るべきだ。
12〉中日関係と地域の平和安定という大局を重んじ、
13〉捏造や中傷という無責任なやり方をやめ、
14〉中国と話し合って問題を解決する正しい道へと立ち返るべきだ。
と、結論付けてしまえるんだから、実に見上げた厚顔無恥ぶりだ。
上掲人民日報海外版コラムは、綺麗サッパリ「なかったこと」にしている様だが、昨年の我が自衛艦及び自衛隊機に対する人民解放軍「火器管制レーダ照射事件」を、当初中国共産党政権は「知らぬ存ぜぬ」としらを切った後に、「火器管制レーダ照射」を、あろう事かあるまい事か「事後承諾」して見せ、それを公言したんじゃないか。
昨年の「人民解放具火器管制レーダ照射事件」が「中国共産党に事後承諾された人民解放軍の蛮行」であるのに対し、今回(*2)は「日本側の捏造」と断言できてしまうのだから、恐れ入る他ない。
まあ、それでも、「戦闘機の異常接近」や「火器管制レーダの照射」を、「日本側のでっち上げ」=「人民解放軍としてはあってはならない事」としている分だけ、昨年末の「火器管制レーダ照射事後承諾」よりは「マシ」であり、「些かなりとも中国共産党に”常識の芽”が芽生えてきた」と、言い得るかも知れない。
まあ、それでも、「戦闘機の異常接近」や「火器管制レーダの照射」を、「日本側のでっち上げ」=「人民解放軍としてはあってはならない事」としている分だけ、昨年末の「火器管制レーダ照射事後承諾」よりは「マシ」であり、「些かなりとも中国共産党に”常識の芽”が芽生えてきた」と、言い得るかも知れない。
それにしても、こんな詭弁強弁で上記11〉~14〉の「結論」に結びつけるコラムが人民日報海外版に掲載されるようでは、中国共産党は余程の苦境にあるモノと見えるな。重畳至極。
<注釈>
(*1) あれあれ?「日本側の嘘は破綻している」のではなかったのかな?まあ、破綻していても、さらに非難することは、あり得るが。でも「破綻している」以上、実害はなさそうだがね。(*2) もしくは、昨年の時点ではいったんは「事後承諾」して見せながら
追記
15〉 中国海軍の戦艦が「異常接近」した日本の艦船や航空機を攻撃するなら、レーダー照射の必要はない。
16〉 中国軍艦に日本の戦艦や航空機が自ら「異常接近」し、緊張状況を作り出している
・・・えーと、「日本の戦艦」と言うと横須賀にある世界三大記念艦の一つ「三笠」があるばかりで、とうに退役していて「異常接近」どころか航行すら出来ない状態にある(*1)。
「中国の戦艦」と言うとさらに一回り遡って、日清戦争の「定遠」「鎮遠」が最後で、今では影も形も無い。
一体、中国近海だか東シナ海だかで、火器管制レーダを照射したりされたりしている「日中両国の戦艦」は、いつどこで建造された戦艦なのかね?(*2)
「軍事的知識の欠如を露呈」しているのは、誰かな?
<注釈>
(*1) 映画「バトルシップ」で「奇跡の復役」して見せるアイオワ級戦艦ミズーリとは違うのである。(*2) 軍艦マニアの私(ZERO)としては、是非とも「21世紀の日本戦艦」を、拝観・拝見したいのだがね。「21世紀の中国戦艦」は、まあ良いや。どうせパチモンだろうから。