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先行記事「少なくとも、「狼煙はあがった」訳だ http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/38602924.html 」に於いて私(ZERO)は、天安門広場自動車爆発炎上事件を「ウイグル人組織によるテロ」と「認定」した中国共産党に対し、本「テロ事件」が中国共産党自身の黙認もしくは自作自演である可能性さえ視野に入れつつ、「中国共産党支配に対する反撃の"狼煙"」と断じた。
〉 その「狼煙」は遠いかも知れない。伝わるまでに時間がかかるかも知れない。
〉 だが、魂の自由を愛し、理性と知性こそ人類最強の武器と信じる私(ZERO)には、
〉その「狼煙」は「必ず届く」と、確信出来、期待出来るぞ。
〉 如何に、中国共産党。
〉 炎よ、行け!
〉 だが、魂の自由を愛し、理性と知性こそ人類最強の武器と信じる私(ZERO)には、
〉その「狼煙」は「必ず届く」と、確信出来、期待出来るぞ。
〉 如何に、中国共産党。
〉 炎よ、行け!
と言うのが、先行記事の最後の一節である。我ながら、「中国共産党支配に対する反撃の"狼煙"」への期待に満ちた一文だ。
私(ZERO)の期待は、「遠い」かも知れないが、決して「虚しい」モノでは無さそうだ。
①中国外務省、天安門車両突入で外国メディア報道を非難
2013年 11月 4日 22:25 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9A301720131104?rpc=188
[北京 4日 ロイター] -中国外務省は4日、前週の天安門広場への車両突入炎上事件について、外国メディアが社会的、民族的動機が事件の背景と指摘したことを非難した。
10月28日に天安門広場にいた人々に車両が突っ込み炎上した事件では、車内にいた3人を含む5人が死亡し、40人以上が負傷した。中国政府は、新疆ウイグル自治区のイスラム武装派による周到に準備された「テロリスト攻撃」と断定した。 ところが、米ケーブルテレビCNNは前週、事件が「周到に準備されたテロリストの仕業なのか、それとも中国国家の壮大な発展の流れの末端にいる人々の絶望の嘆きが急速に結集したものなのか」と疑問を投げかける論説をウェブサイトに掲載した。
外務省の報道官は記者会見で「罪のない市民や観光客に突入するという暴力的なテロリスト行為を中国の民族や信仰に関する政策と関連付け、中国の民族・信仰政策を中傷した人がいる。これはテロリストとの共謀である」と述べた。
外務省の会見に先立ち、中国中央テレビ(CCTV)と中国共産党の機関紙人民日報傘下のタブロイド紙「環球時報」がCNNの論説は事実を歪曲していると批判していた。
CNNは声明で、記事はあくまで論説であるとし「cnn.comに掲載される論説は、執筆者の個人的見解であり、CNNの見解ではない」と表明した。②朝の通勤時間、共産党ビル前に突然轟音 飛び散る鉄球、車体に穴も 中国山西省爆発事件
2013.11.6 13:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/chn13110613320005-n1.htm
6日、中国の短文投稿サイト「微博」に投稿された、中国山西省太原市の山西省共産党委員会建物前での爆発で騒然とする現場周辺とされる写真(共同)
【中国総局】中国山西省の省都・太原市で、朝の通勤時間帯に起きた爆発事件。被害は周囲約100メートルに及び、通行中の車両約20台が損傷。白煙が立ち上り、車のガラス片が飛び散った現場付近は、逃げ惑う通行人らで混乱した。
事件があった山西省党委員会庁舎前は、目抜き通りの迎沢大街に面した市の中心部。市内を南北に流れる汾河にかかる迎沢大橋を庁舎方向に運転中だったドライバーは「大きな爆発音が聞こえ、橋を渡り切ると大量の煙が見えた。庁舎の入り口にさしかかると、ミニバンが煙を上げて爆発し、破片が飛び散っているのが見えた」と中国メディアに語った。
爆発物には鋼鉄玉が含まれていたとみられ、現場近くには、車体に穴があいたり、後部座席のガラスが割れたりしたタクシーがあった。現場付近を走行中だった別の運転手は「爆風でフロントガラスが割れ、タイヤが破損した」と語った。
③3中総会直前 習近平政権メンツ失う
2013.11.7 00:49 [中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131107/chn13110700510001-n1.htm
6日、中国の短文投稿サイト「微博」に投稿された、中国山西省太原市の省共産党委員会の建物付近で起きた爆発で上がる煙とされる写真(共同)
【北京=矢板明夫】9日から開かれる中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第3回総会(3中総会)の直前に、山西省党委庁舎前で起きた連続爆発事件は、今後の政局に影響を与える可能性をはらんでいる。北京の天安門前で車両突入事件が起きたのはわずか9日前。各地で警戒態勢を強化している最中に、党施設のすぐ前で爆発が起きるという前代未聞の事件が発生、習近平政権はメンツを失う結果となった。
習政権の政策路線を本格的に決める3中総会に向けて、党内人事や、政策の主導権をめぐる争いが激しさを増す中、事件の責任を問う動きが出てきそうだ。
現在、山西省のトップを務める袁純清・党委書記は、胡錦濤前国家主席がかつて率いた党の下部組織、共産主義青年団出身者で、李克強首相の大学時代からの友人でもある。一方、同省ナンバー2(党委副書記)の李小鵬省長は李鵬元首相を父親に持ち、習近平国家主席と同じく太子党グループに属している。
袁純清、李小鵬両氏の関係の難しさは共産党関係者の間でよく知られており、今後、責任の押し付け合いが激化し、余波が政権に波及する可能性もある。
石炭の産地である山西省は貧富の格差が最も大きい地域の一つとして知られる。炭鉱掘削をめぐる土地収用や環境汚染をめぐり、地方政府と住民のトラブルも多い。発破用の火薬などが比較的容易に入手できるとも指摘されている。
山西省政府はちょうど5日に常務会議を開催し、経済問題などについて検討したばかりだった。また、先月下旬から、党中央規律検査委員会の調査チームが同省を視察しており、今回の事件はこうした機会を狙って計画的に仕組まれた可能性もある。
隠された真実は 衝撃の嚆矢だ
さて、如何だろうか。
言うもサラナリながら、上掲①は天安門車両突入事件に対し「社会的弱者の抗議ではないのか」と報じた米CNNに対する中国外務省の抗議を報じる記事。上掲②は天安門車両突入事件に続く山西省共産党委員会建物前での爆発事件。
②1〉 爆発物には鋼鉄玉が含まれていたとみられ、
②2〉現場近くには、車体に穴があいたり、後部座席のガラスが割れたりしたタクシーがあった。
②2〉現場近くには、車体に穴があいたり、後部座席のガラスが割れたりしたタクシーがあった。
と言うから、「車に積んだガソリンに火を点けた」と言う天安門車両突入事件なんぞより遥かに本格的な「爆弾」を使った事件だ。上掲②記事には記載はないが、本事件も「テロ事件」と中国共産党は認定している。
上掲③は上掲②で報じられる山西省爆発事件に対する論評。先行する「天安門車両突入事件」で厳戒下の3中総会直前に発生した「テロ事件」は、責任問題から権力闘争の材料になるのではないかと言う観測記事。
さて、上掲③記事にあるような「権力闘争に至る」か否かは、私(ZERO)には断言出来かねる/出来るだけの材料が無い。
上掲②記事の山西省爆発事件が中国共産党の認定通りに「テロ事件」である可能性は、天安門車両突入事件よりも高そうではある。が、断ずるには足らない。従って、山西省爆発事件が「中国共産党の自作自演」である可能性も、無視するべきではないだろう。上掲③記事に描かれた「権力闘争」が事実であるならば、左様な権力闘争を有利に運ぶために「自作自演する」こともあり得る。
とは言え、絶望した社会的弱者にしろ、テロリストにしろ、中国共産党の走狗にしろ、何者かが山西省共産党委員会建物前で爆発事件を起こした事は、恐らく事実である。これと先行記事にも取り上げ、中国共産党公認「テロ事件」となった天安門車両突入事件とを併せれば「連続テロ事件」となる。
仮に両「テロ事件」共に「中国共産党の自作自演」であったとしても、「連続テロ事件」はある程度の治安の劣化・中国共産党支配の低下を免れまい。「中国共産党の自作自演」であれば、「治安の劣化/中国共産党支配の低下」を充分コントロール出来る自信と、恐らくは権力闘争上のメリットへの期待あっての事だろう。その中国共産党の目論み通りに、「治安の劣化/中国共産党支配の低下を充分コントロール出来る」ならば、かかる「中国共産党による自作自演」は有効であり、両「テロ事件」に対する私(ZERO)の期待は虚しいものに終わろう。
だが、それは、くどい様だが、天安門車両突入事件も山西省爆発事件も共に中国共産党の自作自演であり、尚且つ「連続テロ事件」による「治安の劣化/中国共産党支配の低下」を充分コントロール出来た場合である。最低限、山西省爆発事件に続く「テロ事件」を、模倣犯や愉快犯によるモノを含めて封じ込め、阻止できる必要があろう。それが出来なければ、「治安の劣化/中国共産党支配の低下」は歯止めが利かなくなるのだから。
そうなるだろうか。そうなる蓋然性は、高いだろうか。
私(ZERO)自身の希望・願望もあろうが、私(ZERO)にはそうは思われない。仮に両「テロ事件」が共に「中国共産党の自作自演」だとしても、先行記事に書いた通り「天安門車両突入事件」は「ウイグル族弾圧の口実」であり、「ウイグル族を弾圧しなければならない」状態にある事を自他ともに認め全世界に知らしめた事になる。少数民族弾圧は中国共産党の常態ではあるが、弾圧が奏功しないからこその常態化でもある。チベット族抗議の焼身自殺が連綿と続いているのは、その一例であろう。
つまりは、「いずれは破綻するだろう」と、かなり強く確信出来る。
両「テロ事件」のいずれかが「中国共産党の自作自演」でないのならば、これは「中国共産党コントロール下に無い爆発/炎上事件」である。両事件共に「テロ事件」とする事で、少数民族を弾圧したり、権力闘争に勝利したりした処で、「中国共産党の自作自演では無い爆発/炎上事件」は、「治安の劣化/中国共産党支配の低下」を充分コントロール出来ない可能性を示唆するものだ。
「中国共産党コントロール下に無い爆発/炎上事件」は(少なくとも当面の間)本件のみである、という事が無い限り、「コントロール出来ない可能性」は相当強く示唆される。而して、各爆発/炎上事件が「中国共産党コントロール下にある」か否かは、他でもない中国共産党には判る筈。即ち、「コントロール出来ない可能性」の高低は、中国共産党にとってはかなり明らかに判る筈である。
天知る、地知る、我が知る、と言う。上記の場合、「中国共産党支配の安定度・安泰性」は、中国共産党自身には天や地と同じぐらいに良く判っている、筈だ。
天でも地でもない、況や神ならぬ身の人である私(ZERO)には、中国共産党自身ほどにはハッキリとは判らない。だが、判らないが故に、楽しみにする事も出来るな。
如何に、中国共産党。
「我々は、歩み続ける。
だが、永遠に歩み続ける心算は、無い。」―ジャンシ@アリステア・マクリーン作「最後の国境線 the Last Frontier」―
だが、永遠に歩み続ける心算は、無い。」―ジャンシ@アリステア・マクリーン作「最後の国境線 the Last Frontier」―