応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/

 会った事も無い赤の他人に対し、殺意に近い憎悪を抱けると教えてくれたの
は、似非自然保護団体シーシェパードだった。東日本大震災の被災直後に、日本の被災を寿ぐ詩を発表する事によって。以前当ブログで記事にもした通りだ。

 その時は、憎悪の対象は「シーシェパード」と言う特定の団体に限定されていた。一応。

 だが、こんな報道に接すると・・・

「日本人、体にいい福島産さくらんぼを食べろ」 放射能からめた芸人暴言コントに韓国紙「大喝采」
J-CASTニュース 8月6日(火)8時0分配信

番組の内容を報じた「スポーツ朝鮮」ウェブ版の記事(8月4日配信)

  サッカー日韓戦で起こった「横断幕」騒動をめぐり、韓国のテレビ番組でタレ
ントが「日本応援団に福島産さくらんぼを送ったよ」などと原発事故にからめて日本を揶揄するような「ネタ」を演じていたことがわかった。

 番組は韓国の公共放送局KBS2で2013年8月4日に放映された「ギャグコンサート」だ。この日は、韓国人お笑いタレントのカク・ポムさん(26)が出演し、さっそく日韓戦に関する漫談を始めた。

■韓国人司会者が食べようとすると…

 番組の模様を報じたスポーツ朝鮮、東亜日報など韓国各紙によると、カクさんは、「韓日戦、韓国は負けたけど両チームとも応援する姿がよかったね」と語り始め、

  「日本応援団は旭日旗まで振りながら応援していた。そこで私は彼らにプレゼントを贈ったよ」

と、懐からさくらんぼを取り出した。

 「体にいい福島産さくらんぼだ」

 さくらんぼといえば、福島県の名産品の1つだ。福島第1原発事故と絡めて放射能入りといいたいらしい。ちなみに福島県産さくらんぼについては、県が正式に「安全宣言」を出している。

 この「ギャグ」に会場は大爆笑となった。そこで共演者が「私も食べよう」と手を伸ばそうとすると、カクさんはそれを止め、

  「『身土不二』(地元の食材が地元の人間には相性が良い)って言うでしょ?これはあの人たちだけで食べなきゃいけない」

.韓国紙「無礼な日本にきつい一刺し」

  風評被害に苦しみながら、地元農業の復興に力を注ぐ関係者の傷口にまさに塩を塗るような発言だ。しかしこの返しに、カクさんにはさらに大きな喝采が巻き起こったという。

 韓国メディアは、「無礼な日本サポーターにきつい一刺し」などと、そろってこのネタを好意的に報じている。ネット上では「いくらなんでも対外的に危ない発言だ」と批判する声もあるというが、

  「風刺ギャグで胸がスッとした」
  「福島産さくらんぼネタ、痛快だった」

などと、韓国内ではおおむね好評のようだ。

久しぶりだな。「冷たい怒り」。


 さて、如何だろうか。

 幾つか補足しておくべきだろう。今現在流通している福島産品は、その尽くが放射性物質検査済みの安全なものだ。福島産品を常食常飲したところで、健康上の影響は「あるとしても、観測できないほど小さい」と言うのは先頃WSJ紙で肥田美佐子記者がインタビュー記事とした両教授も見解の一致した処(*1)それを「安全でない」とするのは、風評であり、その風評は福島差別を助長し、復興を妨げるモノである。従って左様な風評を流す者は、それだけで十分、人非人であろう。
 だが、ただ単に人非人と言うだけでは、私(ZERO)に殺意を感じさせるほどではないだろう。事実、この世に数多ある山本太郎なる芸人やら原水禁やらの「震災瓦礫受入反対者」もまた、福島差別を助長し復興を妨げる風評の片棒を担いでいるが(*2)、「私(ZERO)に殺意を抱かせる」には至っていない。精々が、思いっきりの軽侮の念を催させる程度だ。

 ああ、芸人と言う意味では、山本太郎よりも上掲記事にあるカク・ポムさん(26)の方が上、という事になろうな。山本太郎は軽侮の念しか引き起こさないが、カク・ポムは殺意さえ催させたのだから。

 尤も、私(ZERO)に殺意を催させたのは、一人カク・ポムばかりではない。

1> しかしこの返しに、カクさんにはさらに大きな喝采が巻き起こったという。
2>  韓国メディアは、「無礼な日本サポーターにきつい一刺し」などと、そろってこのネタを好意的に報じている。
3> ネット上では「いくらなんでも対外的に危ない発言だ」と批判する声もあるというが、

4>  「風刺ギャグで胸がスッとした」
5>  「福島産さくらんぼネタ、痛快だった」

6> などと、韓国内ではおおむね好評のようだ。

と言うのだから、上記4>~5>の「好評」を表明した輩や、上記2>の様に報じる「韓国メディア」もまた、同様、同罪なのだから。

 無論、上掲記事が報じる「ギャグ」に喝采を送る韓国人ばかりではあるまい。また、思想信条の自由、言論の自由は私(ZERO)自身も愛し、大いに享受している処だから、かようなギャグや思想を喧伝すること自体を禁じる法もあるまい。

 さらには、私(ZERO)の殺意や憎悪は、私(ZERO)個人のモノでしかないから、これが対半島人無差別殺人や、極端には日韓開戦なんぞに結びつかない事は、私(ZERO)自身が保障しよう。

 だが、これだけは言って置くべきだろう。

 手前ぇら、人間じゃねぇ。

 差別とは、「人を人扱いしない事」であり、それ故に「恐ろしい事」ではある。 だが、上掲記事の通り福島産品に対する風評を助長し、福島差別をギャグにし喝采する半島人を見せつけられては…「なるほど、この世から差別がなくならない訳だ。」と、得心できてしまうぞ。



【注釈】

(*1) WSJ+肥田美佐子=ダメなのか?
  WSJ+肥田美佐子=やっぱりダメじゃないのか?

(*2) 「震災瓦礫受入反対」を表明することで、その片棒を担いでいるんだから、この「片棒」はその主張を変えない限り、免れようが無い。