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 布告した当人すら忘れかけているが、小沢一郎に対し当ブログは宣戦布告を為している(*1)。くどい様だがその宣戦布告分は小沢一郎公式HPを通じて小沢一郎自身宛て送付されている。当人が受け取ったか読んだかは定かではない。いや、きっと受け取っても読んでも居ないのだろうが、送付したのは事実だ。

 その後、小沢一郎は、民主党をおん出て「政権与党の黒幕」から「国民の生活が第一党」だか「未来の党」だかの代表だか黒幕だかになり、その甲斐あって先の衆院選挙で「脱原発」の大看板を掲げて大敗北しながら自身の議席だけは確保して、今は「生活の党代表」であるらしい。

 「政権与党の黒幕」を誇った往時程の影響力は無いようだが、未だ「我が敵」らしく、油断ならぬようだ。



<注釈>


① 小沢氏「安倍政権は続かない」 3年後の政権復帰に意欲
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130530/stt13053021440003-n1.htm
2013.5.30 21:42 [小沢一郎]

生活の党の小沢一郎代表
生活の党の小沢一郎代表は30日夜、東京都内のホテルで講演し、安倍政権について「そう長く続かない」との見方を示した。理由として「安倍晋三首相の経済政策であるアベノミクスは壁にぶつかり、早晩崩壊する」ためとした。

一方で「自民党はせっかく衆院で多数を取ったので解散しない」と指摘。「次期衆院選は、3年後の参院選とダブル選挙になる。その時に選択肢を用意できれば政権交代は可能だと確信している」と、政権復帰への意欲を強調した。

②「小沢VSホリエモン」ネット対談発言要旨
2013.5.5 00:21  [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130505/stt13050500240000-n1.htm

憲法改正などをめぐり意見を交わす小沢一郎氏(右)と堀江貴文氏=4日午後、東京都千代田区(松本学撮影)
生活の党の小沢一郎代表は4日、元ライブドア社長の堀江貴文氏とインターネット番組の生放送で対談した。小沢氏は、憲法改正の発議要件を定めた96条の先行改正に反対する考えを改めて示したが、堀江氏は「今すぐ(改正を)やれるような近道を通ったほうがいい」と反論した。小沢氏はまた、自民党幹事長時代に旧ソ連からの北方領土買い取りを検討したことも明らかにした。主なやりとりは次の通り。

■憲法改正

小沢氏「憲法の必要なところは改正したほうがいい。ただ、96条から、手続き
のほうからだけ変えようというのは逆だと思う。憲法を変えてどういう国づくりを
したいのか、そういうものがなくてはならない」

堀江氏「正論を言えば小沢さんのおっしゃる通りだが、国会って正論では動かない。(中身の議論で)5年、10年かかるよりも、今すぐ(憲法改正を)やれるような近道を通ったほうがいいと思う」

■参院選

小沢氏「このままだと自民党が勝つだろう」

堀江氏「スターが出てきたら変わると思う」

小沢氏「その通りだ。受け皿がありさえすれば、絶対、国民の支持は得られる。参院(選)で仮に負けたとしても次の衆院選までには時間がある。その間にスターみたいないいリーダーが出てきたり、あるいは受け皿ができたりすれば、政権交代は可能だ」

堀江氏「小沢さんのやったことで一番すばらしいと思うのは、小選挙区制を根付かせたことだ。オセロの白黒がバサッと入れ替わるような(政権交代の)システムができた」

■外交

小沢氏「僕が(自民党の)幹事長のときに、(旧ソ連の)ゴルバチョフ大統領の側近から『北方領土を返す』という話があった。カネで買うという話だった。何兆円だったかな…。1坪あたりで考えれば安いものだということで、大蔵省(現財務省)も『(領土が)返ってくるならいいでしょう』という話になった。それで(平成3年3月に)モスクワへ行ったが、『なかなかできなくて』とウニャウニャ言って(話が)違う。僕は怒ったが、ゴルバチョフが『部下の者が言ったかもしれないが、オーケーというわけにはいかない』と謝るものだから、仕方なく帰った」

堀江氏「米軍普天間飛行場移設の問題についてうかがいたい。鳩山(由紀夫元首
相)さんがやるべき“正解”は何だったのか」

小沢氏「基本的な考え方は『米軍の不必要な実戦部隊の穴埋めは日本がちゃんとやりますよ』と(いう姿勢を示すべきだった)」

「3年後には絶対政権交代」 小沢一郎氏の狙いとは?
http://dot.asahi.com/news/politics/2013052800058.html
(更新 2013/6/ 2 07:00)

 今年の参議院選挙後には実のないアベノミクスで自民党はつまずくと予想する小沢一郎・生活の党代表。その後の政権の行方をこう予想する。

*  *  *
――2010年9月の民主党代表選で元首相の菅直人さんと戦ったとき、沖縄の普天間飛行場の辺野古移設に絡んで「沖縄や米国とよく話し合って」と演説されました。どういう意味だったのでしょうか

「県外、国外」とはまた別次元ですが、沖縄のあの海をこれ以上埋め立てるっていう発想は、僕はとんでもないことだと思います。ましてあそこは白いジュゴンの最北生息地であって、きれいなサンゴ礁の海ですから。沖縄の資産であるとともに日本の大事な大事な自然資産です。これはもう、僕は絶対反対ですね。

――本当ですね。

あんなきれいな海を。何考えてるんだっていうことです。世界遺産みたいなものですよ。

それでどうするかっていう話ですが、米軍の軍事戦略は今や、第一線部隊はもう前線におく必要がない、引き揚げようということなんです。だから海兵隊も事実上、グアム島やハワイのほうに引き揚げてます。またドイツをはじめヨーロッパからも撤退している。だから沖縄には要らないんです、海兵隊の実戦部隊は。沖縄と周辺海域に防衛の空白が出るとしたら、それは日本がやるべき話なんです、日本の領土ですから。アメリカにおんぶしているということがおかしな話です。もうひとつ違うレベルからの話をすると、アメリカはアジア全体を睨んでの指揮命令系統とその関連施設は沖縄に残したいと考えているのかもしれません。それは必要だと思う。だけど辺野古に大きな飛行場は必要ないし、普天間も僕は要らないと思います。

――もうひとつ政策の話をしますと、脱原発の考えは変わらないのですか。

変わりません。

――自民党は今、再稼働に向けて力を入れ始めているように見えますが、再び本腰を入れて反対していかなければいけないですね。

そう思います。しかし、本当に自民党がわからない。僕らだって、自民党時代を含めて原発依存の政策を採ってきた責任はあるが、現在、福島で大変な事故を起こして、これだけその深刻さがわかったわけですよね。原子力は、高レベルの廃棄物も何とか処理できるっていうことでスタートしたんです。ところが40年たっても、処理できないってことがわかったわけです。今ね。そうなると、これはもう原発とさよならするしか方法はない。

――そのような基本的な政策を訴えていくわけですが、7月の参議院選挙はどうでしょうか。

実を言うと、これが難しい。新しい受け皿ができるかと言うと、今の状況ではもう無理でしょう。維新とみんなの党は、なんだか基本政策はみんな自民党と一緒でしょう。そうすると野党代表としては民主党だけれど、民主はなんていうか思考停止状態でしょう。憲法でもTPPでも、全然結論が出せない。選挙協力について民主党に呼びかけたんですが、出てこない。民主は結局、意思決定できない。このままだと参院選までには受け皿の構築は無理ですね。そうすると、これまた去年と同じように自民党に対する積極支持はないけれど、最終的に自民党が勝つということになるでしょうね。しかし、まあそこからですね。

――勝負はそこからということですか。

と思います。僕は3年後には、絶対また政権交代になると思っています。そのために小選挙区制にしたんだから。得票率、得票数が変わらないのに3分の2取れるということは、小選挙区制だからです。4年前はその逆だったんです。今度また3年後に再逆転するということは必ずできる。むしろ容易なことなんです。年末の惨敗の結果、みんな今、くしゃっとなっちゃっていますね、青菜に塩みたいに。しかし、そんなことではいけません。自由党と民主党が合併したときと同じような勢力になったということです。振り出しに戻っただけのことです。次の総選挙で再び政権を奪取すればいいのです。

――改憲と並んで、アベノミクスの評価が参院選後の勝負を分けますよね。

結論が出るのにそうはかからないと思う。安倍さんは早々につまずくんじゃないかと思います。安倍さん自身がつまずくと同時に、一方で国民のほうが冷めてくると思います。

――冷めますか。

アベノミクスって何だっていう話です。具体的には何もやってない。従来の自民党と同じ、公共事業を増やして、日銀が国債をむやみやたらと買い入れるだけの話だから。日銀買い入れの国債をぽんぽん増発するということは、制度的には禁止されていることなんです、本当は。それでカネがジャブジャブしてきたから必要な庶民に貸せばいいんだけれど、絶対に零細企業なんかには貸さない。そうすると、結局、株か不動産に流れるわけです。またバブルですよ。株が上がって、じゃあどれだけの国民が儲かってるんですか。

――一部ですよね。

ほんの一部でしょう。為替は円が安くなっている。それで誰が儲かってるか。消費税も払わない輸出大企業だけです。円安でガソリンは上がる、漁業、農業の燃費は上がる、飼料は上がる、食料は上がる、化学製品は上がる、みんな値上げになります。円安はちょっと歯止めがきかなくなる可能性があります。そうすると日常の物価上昇がものすごいことになる。

※週刊朝日 2013年6月7日号


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鳩山由紀夫 + 反原発アレルギー + そのほかあれこれ大衆迎合 = 小沢一郎


 さて、如何だろうか・・・・って、問いかける気も失せるな。

 普天間基地問題は「沖縄の綺麗な海」だの美辞麗句ばかり並べた鳩山由紀夫級「県外移設論」で、移設先も何も触れてさえいない。流石は自称「人民解放軍野戦司令官」殿だ。

 脱原発は「未来の党」以来の大看板だが、核廃棄物問題は福島原発事故とほとんど関係ない。寧ろそのあおりで「もんじゅ」実用化が進まない方が問題だ。40年かけて目途が立たない?今「脱原発」で原発廃炉にする方が、余程「核廃棄物」は増えるし、減らす目途すら無かろうが。

 後は「アベノミクス失敗期待」の小選挙区制頼みで「政権交代」期待のみ。

 上掲記事を読む限り、未だ継戦中ながら、我が勝利の日も近いな。