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 琉球新報と言えば沖縄二紙の片割れで、当ブログ言うところの「三アカ新聞」の下っ端。尚且つ往々にして朝日や沖縄タイムスを凌駕するようなアカ新聞ぶりを見せつけてくれる新聞だから、私なんぞとはハナッから「宗教が違う」=「考え方が違う」。
 であるならば、安倍新政権の見せる「集団的自衛権行使を容認する姿勢」に対し、琉球新報社説が噛み付くのは意図するに足りないし、その噛み付き方が私の目からすると頓珍漢極まりないのも、「想定内」の事態ではある。

 何しろ「三アカ新聞」には数えていない東京新聞からして(※1)、平和ボケ丸出しの署名入りコラムを公開してしまっているぐらいだ(※2)。これが琉球新報のような、お世辞にも記者のレベルが高いとは言い難い(※3)新聞社の主張となるとこれはもう…まあ、御一読の程を。


<注釈>

(※1) 東京新聞は「脱原発原理主義」と、当ブログは断じているが。 


(※3) 別に朝日や東京新聞の記者が高いレベルにある訳じゃないが…琉球新報の誹謗中傷や罵詈雑言の酷さは、特筆大書してよいレベルだろう。
 無論、人の悪口言わせれば、当ブログはおさおさ引けを取らない自信はあるものの、こっちは個人ブログで、向こうは曲がりなりにも「社会の公器」とも呼ばれる新聞社だ。「悪口」の重さ・責任が違おう。 

転載開始=========================================

【琉球新報社説】憲法解釈見直し 戦争への道を進むな
  
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201385-storytopic-11.html
2013年1月15日
 安倍晋三首相が2月にも見込まれるオバマ米大統領との会談で、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈見直しの加速を伝えるという。これは戦争放棄をうたう日本国憲法を骨抜きにする―と宣言するに等しく、到底容認できない。
冷静な国民論議は必要だろうが、平和主義は現行憲法の核心である。これに反する憲法解釈の重大な変更には疑問を禁じ得ない。
政府が1981年に行った閣議決定は、わが国が国際法上、集団的自衛権を有することは「主権国家である以上、当然」とする。一方で憲法9条が許容する自衛権の行使はわが国の防衛のために必要最小限度の範囲と理解し、「集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであつて、憲法上許されない」と明記している。
安倍氏にすれば、改憲のブレーキにもなっている「解釈改憲」が目障りで、早く自主憲法制定への道を切り開きたいのだろう。しかし、「平和憲法」を否定し、この国をどこへ導こうというのか。
安倍政権は日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定や長期的な防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」の見直しを打ち出す。狙いは中国の軍事的台頭に打ち勝つための「日米同盟の深化」だろう。
集団的自衛権行使が可能なように憲法解釈を見直すということは、端的に言えば、この国を米国と一緒に戦争ができる国につくり変えるということだ。
だが、冷静に考えたい。中国は世界2位の経済大国として今後も国際的影響力を強める。その中国を敵視する軍事同盟の深化が、アジアの持続的な平和と市民の幸福につながるのか。安倍首相は中国の軍備増強に強く自制を促し、揺るぎない戦略的互恵関係の構築にこそ指導力を発揮すべきだ(*1)。
欧州では戦後、多国間の安全保障協力機構ができ、各国の利害調整機能を持つ欧州連合(EU)も創設された。これに対しアジアはいまだ東西冷戦を引きずっている(*2)。
この国が米国との二人三脚でしか外交・安全保障政策を構想できないのは情けない。同盟深化とも自衛隊増強とも違う方向性を、欧州にも習いなぜ検討しないのか(*3)。
安倍首相に求めたい。この国の主権国家として誇りを取り戻し、国際孤立を招かない清新な国家ビジョンを示してほしい。古びた憲法観、安保観から脱皮する時だ(*4)。


=================================転載完了



<注釈>

(*1) 美辞麗句で飾っているが、要は「中国様に尻尾を振れでしかない。流石は二重朝貢の歴史的実績輝く琉球と言うべきか。否、「二重朝貢の伝統受け継ぐ琉球新報」と言うべきだろうな。

(*2) 共産主義を信奉し、一党独裁のままの大陸と半島があるのだ。「東西冷戦引きずって」当たり前ではないか。文句があるなら「共産党一党独裁体制」を引きずる中国共産党政権と、北朝鮮に言え。

(*3) 欧州が一体何百年間戦争したり止めたりしたと思っているんだ?日中戦争なんざ、日清戦争から数えても、まだ百年一寸だろうが。

(*4) 言い換えれば、「古びた憲法観、安保観を脱皮した清新な国家ビジョン」なんてものを、琉球新報は持ち合わせておらず、その提示を安倍首相に求めてい
る、訳だ。
 「オピニオンリーダー」たるには程遠いな。


「国破れて、平和主義あり」なんざぁ、御免だね


 さて、如何だろうか。

 一言で言えば「神学論争」だろう。こう評すると「神学」から怒られそうではあるが。「神学」と言うと今でこそ「役に立たない空論」の比喩となって居るが、歴史を紐解けばごく最近までは人類の英知を結集した学問であり、「神学が学問の頂点で、他の学問は神学に仕えるモノ」と考えられたのもさほど昔の話ではない。何も近代以前に遡らずとも、世界が東西に分割された社会主義未だ華やかなりし頃は、「学問の思想性=社会主義らしさ」なんてのが重要な評価指標だったりしたのだから、神学的評価や神学的論争は存外身近なものであるが、ここで上掲社説を「神学論争」と評するのは、タイトルにもした「鳩山由紀夫級」共々、悪罵=批判批難糾弾の意味を込めて、だ。

 何しろ琉球新報社説と来たら、日本国憲法の謳う「平和主義」を金科玉条にして、集団的自衛権の拡大にも、憲法「変更」にも反対し、欧州のEUを讃えて「東西冷戦を引きずる」極東情勢を嘆き、挙句の果てに以下の様に上掲社説を〆る。

1〉  安倍首相に求めたい。
2〉 この国の主権国家として誇りを取り戻し、国際孤立を招かない清新な国家ビジョンを示してほしい。
3〉 古びた憲法観、安保観から脱皮する時だ。

 どこかで聞いた様なロジックだと思ったら、鳩山由紀夫がかつて口走っていた(※1)東シナ海を友愛の海に」とか「東アジア共同体」とか言うシロモノと同工異曲なんだ。本記事のタイトルを「鳩山由紀夫級」とした一つの理由だ。

 無論、再三繰り返す通り、当ブログで「鳩山由紀夫」と言うのは大凡想像し得る最大の悪罵であり、「無知無能無学無様無定見無方針無理解無関心且つ優柔不断支離滅裂四分五裂表裏比興朝令暮改朝三暮四遅刻常習厚顔無恥の糸コンニャク男で詐欺野郎の外交音痴で安保白痴」をも凌駕する罵詈雑言である。

 上掲社説に「鳩山由紀夫」なんて罵詈雑言を浴びせるもう一つの理由は、上記2〉~3〉で琉球新報自身が自白している通り、「古びた憲法観、安保観を脱却した清新な国家ビジョン(安全保障方針)」を琉球新報社自身が有していない事にある。即ち、EUを手本にしようが何しようが構わないが、我が国の国家存亡にもかかわる国家ビジョン/安全保障方針として、

 ①「古びた憲法観、安保観を脱却」
 ②「清新な」
 ③「同盟深化とも自衛隊増強とも違う方向性」
 ④「この国の主権国家として誇りを取り戻し、国際孤立を招かない」

等の都合の良い条件だけを並べ立てながら、具体的にどうすると言う「国家ビジョン/安全保障方針」を「有しない」と公言しているのである。そんな「国家ビジョン/安全保障方針」を、安倍首相に「示せ」と要求しているのだから。
 一体安部首相を、魔法使いか何かだとでも思っているのだろうか。
 「願望のみ」なのである。鳩山由紀夫の「普天間基地移設先」と同様に。或いは「誰もが納得する腹案」と言っても良かろう。ある意味「理想的解決法」を求めている訳だが、「普天間基地苛政移設案」と同じぐらい空虚な願望だ。中国の領土的野心は、正に今そこにある危機であるし、これに応じる我が国の我が国の「国家ビジョン/安全保障方針」は、空虚な神学論争では全く役に立たない。古びていようが、欧州とは異なろうが、実効・実績のある「国家ビジョン/安全保障方針」こそが必要なのであり、それ即ち「同盟深化と自衛隊増強」に他ならない。

 無論、最初から分かっている事だ。私と琉球新報とでは宗教が違う。琉球新報は「憲法9条原理主義」ないし「平和原理主義」に陥り(※2)、その為に現状は無いし、将来もありそうにないあやふやな「清新な」国家ビジョン/安全保障方針を求める。求める願望だけであるから、実に楽なものだ。

 私は、国家の、我が国の安全保障を最優先する。憲法だろうが、平和主義だろうが、我が国の安全保障を脅かすならば変更すべきだし、停止すべきだ。

 我が国の安全保障は、我が国の存亡は、日本国憲法や「平和主義」なんぞより上位の優先課題である。

 逆では、断じてない。

 故に・・・章題にした通りだ。日本国は、日本国憲法如きのために、平和主義如きのために殉じるべきではない。


<注釈>

(※1) 今でも当人が覚えているかどうかは甚だ怪しい。タイトルぐらいは忘れていないようだが、中身と来た日には・・・ 

(※2) 或いは、陥ったふりをしている、か。