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 嘉田ナントカとか言う女が党首と言う事になって居る「多分今度こそ最後の小沢新党」=未来の党に対し、当ブログは既に「即刻”過去の党”として忘却土に叩き込むべきだ」と断じている(※1)。先の衆院選挙では「1議席だって与えるのは惜しい」とまで糾弾したが、62議席(※2)を擁した結構な「第3極」が、9議席にまで「激減」したのだから、「議席ゼロ」に為らなかったとはいえ、当ブログとして「非難した甲斐があった」と言い得よう。

 ではあるが、「一兵卒」とは言え未来の党9議席の内一つは我が敵・小沢一郎が占めているのであり、未来の党への追求の手を緩めるべきではないだろう。

 緩めるべきではないだろうが…どうも、少なくとも嘉田・未来の党党首は自爆・自滅してくれそうな予感がする。

 ま、予感なんて、当てにはならない/当てにはしないがね。

 「未来の党、過去の党へと驀進中」と言う下手な川柳張りのタイトルを思いついたのは、今次衆院選挙結果の出た12/17頃だったと思う。民主党を割って「今度こそ多分最後の小沢新党」・未来の党として結構な改選前議席数を誇っていたのが9議席に激減した頃。元々「こんな党はさっさと”過去の党”にしてしまえ!」と選挙前から評していたので、未来の党が”過去の党”化するのは実に喜ばしい事だが、こうも急速に過去化しようとは、予想して居なかった。まあ、まだまだ油断はできないが、このタイトルに沿って集めた「未来の党」関連記事をリストアップすると、以下のようになる。














 上掲①~⑫記事は、情報源を主として産経に依っているから偏向なしとはしないが、要約するならば以下の様になろう。

 ①~③今次衆院選挙結果の惨敗を受け嘉田「党首」の影響力が低下。

 ④~⑥問題の嘉田「党首」が滋賀県知事と「未来の党」党首を兼務し続けている事が主として県議会で問題になる。

 ⑦~⑧、⑪は「衆院での首相指名」、⑨は「未来の党内人事」を巡り、「未来の党」内小沢派と嘉田派の対立が深刻化。

 ⑩で亀井氏が未来の党を離党。これで未来の党の議席数は8に減った。

 ⑫~⑬でとうとう未来の党は「分党」との方針が示される

⑫1> 「人事案を認められなかったのが最大の原因。
⑫2> 小沢さんのグループとは平和的な分党の方法を探っている」

と、嘉田党首の発言は報じられている。が、「平和的な分党」と言う日本語はよくわからない。「血で血を洗う内ゲバではない」と言う事は判るし、「小沢一郎一派を一方的に除名する訳ではない」らしい、とまでは判るが、民主党から「国民の生活が第一党」が分離したのと何がどう違うのか、離党や分裂と「分党」は何が違うのか、サッパリ判らない。

 まあ、「卒原発」なんて「過激なだけで輪をかけて意味が通らない脱原発」を金看板として、勢いだけの「工程表」だの「カリキュラム骨子」(※3)だの掲げて平気な党の党首様に、理性だの論理だの求めても無駄、なのかも知れないが・・・言葉は政治家の商売道具であろうが。

 唯一私が可能な解釈は・・・「日本未来の党」が、たとえば「東日本未来の党」と「西日本未来の党」とに分かれる事。或いは「元祖」と「本家」かも知れない。

 小沢一郎に対しすでに宣戦布告をなし、未来の党に対してはそのオッペケペーな脱原発主義者ぶり(※4)を糾弾している私としては、別に分裂したけりゃご勝手に、なんだが。それにしてもその分裂の理由が、蟷螂の斧にしかならない首相指名(※5)と党内人事とは、恥ずかしくも情けなくもないのかね、当の「未来の党」議員連中は。



<注釈>

(※1) 「未来の党」は「現在の党」たりうるか  

(※2) その相当部分が「小沢一派」と言える「国民の生活が第一」党員だった訳だが。

(※3) 東京新聞以下―日本未来党の「卒原発工程表」「卒原発カリキュラム骨子」の脱原発原理主義ぶり+α  

(※4) 脱原発を原理に掲げてしまう時点で、”オッペケペー”は確定だが。 

(※5) 衆院で8議席しかない「未来の党」が全議員一致しても8票の首相指名でしかない。状況によってはその8票が首相を決める事もあろうが、今の衆院はそんな状況ではない。況や、その8票が割れては。