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AFP通信が報じるは、訪日中のダライ・ラマ14世師の沖縄訪問。そこはシーシェパードべったりであったり北朝鮮万歳だったりするAFP通信だからか、沖縄二紙かと見紛うばかりのタイトルで報じられているが、報道記事によればダライ・ラマ師の御言葉は以下の通りである。
ダ1〉 「外国の軍事基地があることは正しいことではないが、不幸にも世界にはそういう状況が存在している」
つまりこの言葉を、少なくとも私が素直に解釈するならば、「この世に軍隊は無い方が幸福だが、不幸にして軍隊は必要である。」と言う程度の軍隊必要論にも通じる米軍基地必要論である。が、当該AFP記事タイトルは「米軍基地の存在は「不幸」」であるから、あたかも沖縄の米軍基地に反対しているかのような、米軍基地不要論かのように銘打たれており、それ故に「沖縄二紙かと見紛うばかり」と私は評したのである。当該記事の〆を、先行するダライ・ラマ師の言葉、
〉 ダライ・ラマはまた、尖閣問題をめぐる日中の外交的緊張の緩和を呼びかけ、
ダ2〉「中国は日本を必要としており、日本も中国を必要としている」と語った。
としているのも、沖縄二紙を髣髴とさせる、即ちバリバリの偏向報道を思わせるものがある。
実際、当該記事タイトルから受ける印象と、その報じるダライ・ラマ師の言葉上記ダ1〉を比較すれば、その乖離は相当なものであり、これまた変更報道との誹りを受けて然る可し、と考えるが、如何なものだろうか。
チベットには駐留米軍基地があったならば、中国による併存は強行されず、ダライ・ラマ師が亡命する事もなかっただろうと考えれば、ダライ・ラマ師が「安易な米軍基地不要論」なぞ、唱える筈が無かろうに。