鳩山由紀夫級回答-田中真紀子の一問一答
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当ブログをある程度読まれた方には「耳にタコ」だろうが、当ブログでは「鳩山由紀夫」と言うのをフルネームそのままで「最大級の悪罵」と認定している。どれぐらい最大かと言うと、以前鳩山由紀夫に奉った「定冠詞」たる「無知無能無学無様無定見無方針無理解無関心且つ優柔不断支離滅裂四分五裂表裏比興朝令暮改朝三暮四遅刻常習厚顔無恥の糸コンニャク男で詐欺野郎の外交音痴で安保白痴」でも追いつかないぐらい凄まじいのが「鳩山由紀夫」であると認定した位だ。そう認定するまでの経緯は、オバマ大統領に対する”Trust Me!(※1)”大見得に端を発する「普天間基地移設問題」シリーズ(※2)をご覧頂くとして、彼奴の日本語が変なのは、忌む可き先ごろの衆院選挙による「政権交代」以前、麻生太郎首相(当時)との党首討論でも明らかなところだったが、今でも時折報じられる断片的発言でも十分に「宇宙語」である。
だが、民主党で「宇宙語」をしゃべり、日本語をまともにしゃべれないのは、なにも鳩山由紀夫「民主党外交問題最高顧問(※3)」だけではなさそうだ。
<注釈>
(※1) 鳩山由紀夫以前ならば、「アーノルド・シュワルツェネッガーの決め台詞」だったんだが…同様に「鳩山由紀夫以降は大いに価値を貶められてしまった言葉」に「腹案」がある。(※2) 「普天間基地移設問題経緯」だけで28本も記事にしたんだから、ある意味「おいしいネタ」だな。(26)までの記事は以下URLに独立させ、つまりタイトルとURLだけで1本の記事になった。http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32456004.html(※3) なんと恐るべき肩書きである事か。尤も、こやつが日本国首相として三軍の最高指揮官であった頃よりは、確かにマシではあるが。
転載開始=========================================
【田中文科相不認可騒動】
「つらくても頑張らなくちゃ」会見一問一答
2012.11.9 17:51 [野田内閣]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121109/edc12110917570003-n1.htm
閣議後の記者会見で、3大学問題の混乱について陳謝した田中真紀子文科相=平成24年11月9日、文部科学省(伊藤壽一郎撮影)
田中真紀子文科相の記者会見の主なやり取りは次の通り。
【Q1】--改めて不認可から認可に至った理由を
【A1】「大学には不祥事や倒産、質の低下などの問題がたくさんある。財務省からは『大学数を減らしてほしい』とペーパーで来ている。だから新しいものをつくる前に、よく見直しをして、しっかりしたものにつくり替えなければならないという認識があった。来週からでも検討会議を始められればいいと思う。日本の将来に向け、どういう制度を作るべきか改めて国民世論を喚起して、賛否を聞きながら新しくつくり替えていく。規制緩和で大学がどんどんできてしまって問題が起こっているのに、このまま放置したら困る」
【Q2】--大学の設置認可のあり方を見直すことになったことは満足か
【A2】「満足とかでなく、これからさらに緊張感を持って学校関係者だけでなく、生活者の視点や学生を受け取る企業の方も含め、あらゆる方からあまねく声を聞いてよい方向に舵を切りたいと思っている」
【Q3】--「改革を怠ってきた」という発言があったが
【A3】「新しく変えることについては、どの役所も結構かたくなで、その役所を応援するいわゆる族議員がいてえらく難儀する。議員を辞めるときに、『何でやらなかったのか』という思いに駆られたかもしれないので、今は残念、つらくても頑張らなくちゃ」
【Q4】--年内に改革の方向性を示すというが、今後の大学のあり方を1、2カ月で議論することが正しいのか
【A4】「多様な意見を求めたいので、年内で切るということではない」
【Q5】--いつごろをメドに結論を出すのか
【A5】「それは集まったみなさんと民主的に話をしてからと思っている」
=================================転載完了
※:【Q#】、【A#】の番号は筆者による追記
少なくとも、旦那は日本語をしゃべっていたな
さて、如何だろうか。田中「止せば良いのに今更、未だに」文科大臣への一問一答は。教育を司る省のトップにふさわしい、教養溢れる美事な日本語になって居た、だろうか。
トンデモナイ。
私は理系の人間だし、文章を書くことも日本語をしゃべる事も、趣味にこそすれ(※1)商売にはしていない。だから、「文章を書くことを商売にしている人間の書く文章は、私なんぞよりも高くて当たり前だ。」と思っている。そんな事例が数多あるか、世に商品として出回っている文章の相当部分が私の文章をはるかに凌駕しているかと問われれば、「そんな奴ぁ、少ないねぇ。」と断言してしまうし(※2)、「大江健三郎がノーベル文学賞を受賞した」と言う事実なんぞ、納得しょうと言う気にさえならない(※3)。
政治家と言う商売は、文章を書くことが商売ではないだろう。だが、言葉を商売道具とし、演説と弁舌をふるって熟議を重ねるのが本来任務であろうから(※4)、やはり相応の文章力を求められる。無論、そんな文章力が無い政治家も数多あり、その筆頭には鳩山由紀夫を挙げるべきだろうが…上掲記事の田中現・繰り返す・現文科相の発言はどうであろうか。
来年新設される事にどうやらなりそうな三大学に対して一旦不認可を宣言した後に「認可の方針」に戻ったという経緯が無ければ、例えば上掲記事【A2】なんて回答は一般的に「正しい」ないし「無難な」答えではあろう。だが、上記経緯を考えれば、あたかも「三大学不認可/認可問題」が無かったかのごとき発言であり、鳩山由紀夫級の記憶喪失症を疑わせるに十分だ。その【A2】は【A4】【A5】と「民主主義重視」と言う点で通底しており、その意味で当該インタビューは「首尾一貫」して居る訳だが、それは「民主的かどうかは疑義があるとしても、少なくとも
正当な手続きの上で認可申請を出した三大学を、大臣権限で不認可と裁定した」姿勢とは全く相反する。一体、田中(未だ)文科相が三大学を不認可と認めた時には、「民主主義」とやらは何処に行っていたのか。
となれば、田中(くどいようだが未だに)文科相の言う「民主主義」と言う奴は、民主党の党名と同じぐらいあてにならない(※5)。即ち、これまた「鳩山由紀夫」級と言えよう。
さらに、最初に疑義を呈した「田中(さっさと「元」になれ)文科相の日本語能力」に関して言うならば、上掲記事【A3】の後半、以下の一文を挙げるべきだろう。
1〉 議員を辞めるときに、『何でやらなかったのか』という思いに駆られたかもしれないので、今は残念、つらくても頑張らなくちゃ」
さて、この文章が、鳩山由紀夫級に判らない。まず第一に「議員を辞める時に」と言うのは、過去なのかね、未来なのかね。日本語の時勢が英語などに比べて不明瞭なのは事実だが、「駆られたかもしれない」と言ううのは過去形であろう。にも拘らず、上記1〉の後半「今は残念、つらくても頑張らなくちゃ」と言うのは現在形であり、この文脈からすると「議員を辞める」のは「未来」の筈である。ああ、別に今すぐでも私は一向に構わないのだが、田中(相も変わらず未だに)文科相にとっては大問題…でもないか。千葉元法相の様に、民主党の閣僚のくせに参院選挙で落選し、落選して議員でなくなったくせにしばらく法相を続けた「立派な先例」があるか(※6)。それにしたって、過去と未来がごっちゃになっている事は否めないぞ。
第二に、時制が混乱している上記1〉の後半「今は残念、つらくても頑張らなくちゃ」の意味が不明だ。一体、何をどう「頑張るの」かね。産経から朝日まで、果ては沖縄二紙にまで社説で批難された「三大学不認可問題」を「残念、つらい」と言っているのならば、「そんな批難にも負けずに文科相の地位を維持する事」と、一応解釈できる。それは上記1〉冒頭の「議員を辞めるとき」にも通じるから、これで一応意味が通りそうだが、肝心要の「三大学不認可問題」を引き起こしたのがほかならぬ当の田中( 旦那の防衛相の方がまだマシだった )文科相なのだから、この「一応意味の通る」発言は、マッチポンプである上に無責任であり、正しく「鳩山由紀夫」級と評する他ない。
どうやら、民主党には鳩山由紀夫級がゴロゴロ居るらしいぞ。
それもこれも、ゴロゴロいる鳩山由紀夫級を、鳩山由紀夫当人を含めて民主党議員として国会に選出してしまった選挙民が居る/居たから、だが。
<注釈>
(※1) だから、こんなテキストベースばかりのブログを性懲りもなく続けている。(※2) 自惚れ、自画自賛である事は承知の上で、だ(※3) それ以前に…講演やら断片的に読む大江健三郎の文章の酷さに、その作品を読もうと言う気にさえなれない。(※4) とてもそうは思えない「政治家」も数多居るが。(※5) 当ブログは既に、民主党を民主主義の敵と断じ、宣戦布告を為している。結論:民主党は民主主義の敵である http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34151652.html再確認 民主党は民主主義の敵である http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34591367.html(※6) 実に人材豊富な事だな。民主党。まあ、死刑制度に反対したまま法相になり、死刑制度に注目を集めるために二例だけ死刑執行して見せるよりは、マシではあるか。