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 当ブログでは安全の為にオスプレイの日本配備反対などと唱える輩を「人非人」と認定している。 (※1)以前の記事にもしたが、「人非人」とは「人にして人に非ず」であり、平たく言えば「手前ェら人間じゃねぇ!」である。その理由は、これまた以前記事にしたが、「オスプレイに欠陥があり、墜落の危険が高いならば、その危険に真っ先に曝され、今も曝され続けているのは米軍人である。その危険に対し「オスプレイ日本配備阻止」は全く何の解決にもならず、仮に「オスプレイ日本配備阻止」が成ったとしても、オスプレイに今後も搭乗する米軍人や、日本以外のオスプレイが配備された基地周辺住民は、その危険に曝され続ける。言い換えれば、「安全の為にオスプレイ日本配備反対」と言う主張は、米軍人や日本以外の基地周辺住民が、オスプレイ事故で幾ら死のうと知ったことではないと言う宣言である。斯様な宣言は、米軍人や日本以外の基地周辺住民を人間扱いしていないから、人非人の所業である。」から。
  
 さらに言えば、私は沖縄二紙や朝日毎日あたりが主張して止まない「オスプレイの危険性」なんて物を全く信じていない。「墜落事故が立て続けに起こった」とて、その墜落事故含めての事故率=「10万飛行時間あたりの死亡事故件数」が「1.93」を誇っているのが海兵隊型オスプレイCV-22だ。琉球新報は「事故の定義を変えれば事故の件数は増える」と真顔で主張していたが、その定義を変えても「死亡事故の件数」は増えないから「1.93」と言う空軍型オスプレイの1/7で海兵隊航空機の平均を下回る低い事故率は変わらない。ああそう言えば損害額の定義を変える事で事故件数を意図的に操作している!」なんて社説も琉球新報は掲げていたが(※2)、琉球新報自身が認める通り「損害額による評価」が変わっているだけだから、「死亡事故」の件数変わらない。当該社説は、この損害額による重大事故の定義変更に拠って、オスプレイ海兵隊型の事故率は「3・98件にはね上がる。」として海兵隊全体の「2.45をも上回った」と琉球新報は絶叫していたが、その跳ね上がった分は「誰も死なずに、損害額だけ100万ドルを超えた事故」による分だと、琉球新報自身認めるところではないか。
 
 尚且つ、民間機でも使われる「事故率」の定義を、字面どおり「10万飛行時間あたりの死亡事故件数」と考えるならば、「誰も死なずに、損害額だけ100万ドルを超えた事故」と言うのは、その件数に含まれないだろう。
 
 無論、先行記事にもした通り、「事故の定義を変えれば、当然事故件数も変わる」のだから、オスプレイと他の海兵隊航空機との安全は、同じ定義による「事故率」で比較されるべきである。だが、「重大事故・カテゴリA」の定義を「死亡事故或いは損害額100万ドル以上の事故」から「死亡事故或いは損害額200万ドル以上の事故」に変更する事を、ある時点からオスプレイを含む全海兵隊航空機に適用したのならば( 正しく、上記琉球新報社説はそう報じているのだが )、それは「同じ定義による事故率の比較」であり、基本的には公平な比較。「オスプレイに有利になるよう事故の定義を変えた」と言うのは、言いがかりも良いところだ。定義変更の前後に関わらず「死亡事故」は「重大事故=カテゴリA」に分類されているのだから、なおさらだ。
 
 だが、そんな理性を琉球新報に期待するのは、どうやら無理であるらしい、と言うのが、下掲社説だ。


<注釈>

(※1) 「安全のためにオスプレイの日本配備反対」なんて公言出来る輩は、人非人である  http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37320693.html 

(※2) 評価基準かさ上げ 不公正ぶりが暴露された  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-195091-storytopic-11.html 



転載開始========================================= 
【琉球新報社説】森本防衛相搭乗 茶番劇はたくさんだ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-195208-storytopic-11.html
2012年8月6日       
これほどうんざりする光景も珍しい。森本敏防衛相は、米ワシントン郊外で米海兵隊が普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに試験搭乗し、「大変快適だ」とのたまった。
今回、危険性の指摘が森本氏にできると予想していたのは、1億人余の国民に1人もいるまい。茶番劇はたくさんだ。防衛官僚と米国の振り付け通りのお芝居に、国民が付き合わされるいわれはない。訪米に要した税金を返してもらいたい。
オスプレイはオートローテーション(自動回転)機能の欠如がかねて指摘されている。エンジンが停止した際、機体降下で生じる空気抵抗で回転翼を回して安全に着陸する機能のことだ。
オスプレイは固定翼のときに地面にぶつからないようにするため、プロペラの直径を長くできないから、安全に着陸するのに必要な空気抵抗が得られないのだ。しかも機体は従来機より重いから、なおさら危険なのである。
米国の技術専門家も指摘するこの問題は、回転翼機と固定翼機を兼ねるからには逃れられない構造的欠陥だ。この欠陥が「無い」と証明できない限り、安全性の実証にはならない。
それなのに森本氏は、わざわざ米国まで行き、試験搭乗までしながら、オートローテーションでの着陸をしなかった。パネッタ米国防長官から「安全性に絶大の自信を持っている」と言われると、承るばかりだった。何のための搭乗か。何をしに訪米したのか。まるで「子どもの使い」だ。
「子どもの使い」に外交交渉ができないのは当然だ。もはやこの人物に当事者能力はない。森本氏は一刻も早く閣僚を辞め、政府の当事者の席から退場すべきだ。
この人物は大臣に就任した翌日、モロッコで起きた墜落事故もフロリダで空軍のオスプレイが起こした事故も、調査結果の提供は普天間配備後でいいと許容した人物だ。
県民は実験動物ではない。県民の頭に危険が降りかかった後、事故原因が分かっても遅い。県民の生命より米国のご機嫌取りを優先する人物に、大臣たる資格はない。
森本氏は「飛行の安全をどのように確認したか説明したい」と述べた。これで何かを確認したとは噴飯物だ。沖縄に来る必要はない。市谷の防衛省にあるヘリパッドで、思うさま訓練すればよい。

=================================転載完了