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イヤまあ、タイトルでネタバラシしたようなものだし、沖縄タイムスが社説にPAC-3を取り上げたってろくな事にならないのは目に見えているが・・・先ずは当該沖縄タイムス社説、御一読願おうか。
転載開始=========================================
沖縄タイムス社説
[PAC3沖縄配備]政府の取るべき道は…
2012年4月4日 10時10分
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「人工衛星打ち上げ」をめぐって、きな臭い動きが続いている。日本政府は、3月30日の安全保障会議で、北朝鮮のミサイルが日本の領土・領海に落下する場合、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する方針を決め、同日、田中直紀防衛相が自衛隊に「破壊措置命令」を発令した。3日には、ミサイル防衛システムを運用する部隊とともに、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が沖縄に搬入された。本島、宮古、石垣の県内4カ所に配備される。北朝鮮はこれまで一度も、「長距離弾道ミサイルの発射実験」とは言っていない。地球を周回する観測衛星「光明星3号」を運搬ロケット「銀河3号」で打ち上げる―というのが北朝鮮側の公式発表だ。宇宙の平和利用を強調する北朝鮮は、国際海事機関(IMO)に衛星打ち上げを事前通告した。日本の宇宙航空研究開発機構に対しても、視察の招待状を送っている。意識的に透明性をアピールしているのである。こうした相反する動きに、一体どっちが本当なのか、戸惑いを覚えている県民も少なくないのではないか。今回の自称「衛星打ち上げ」の最大の問題は、核兵器を保有する国が、「衛星打ち上げ」と称して、平和利用を口実に、核兵器の運搬手段まで手にしようとしている点だ。2009年の「衛星打ち上げ」の際には、間をおかずに核実験を強行しており、今回もその可能性がある。日本にとっては深刻な脅威だ。北朝鮮の今回の「衛星打ち上げ」は、弾道ミサイル技術を利用したすべての発射を禁じている09年の国連安全保障理事会決議1874に違反する。日米韓だけでなく中国やフィリピン、東南アジア諸国連合(ASEAN)などが事態を憂慮し、打ち上げ計画の撤回を求めているのはそのためだ。もし打ち上げを強行した場合、米国が約束した食糧支援は不可能になり、国際社会における孤立も避けられない。それを承知で、あえて強行する理由はどこにあるのだろうか。「衛星打ち上げ」を金正日総書記の遺訓だと位置づけ、国威発揚に利用しようとする北朝鮮側の考えは、変わっていないように見える。「核を手にしていれば、あとは何とかなる」という核カードに頼る考えが北朝鮮軍部に根を張っているようにも見える。日本政府は、外交の場でもっと存在感を発揮しなければならない。北朝鮮の「衛星打ち上げ=事実上のミサイル発射」に対しては、多くの県民が不安を抱いている。と同時に、PAC3の配備に対しても、心穏やかでない気持ちを抱いている。このままだと、日米一体となった沖縄の軍事要塞(ようさい)化が進むのではないか、との懸念が強い。沖縄におけるこれ以上の軍備強化は沖縄のためにならない。それは負担軽減の流れに逆行するだけでなく、標的になる不安を高める。
沖縄タイムスはJos某か
章題に名を挙げた「Jos某」については、少々解説が必要だろう。「滅多な事ではコメント、トラバを削除しない」事を数少ない自慢の種としている当ブログで、現在の所唯一人「警告なしにコメント削除の可能性あり」と宣言されている人物。「jos*u*2j*n200*」と名乗っているが、別の名前も持っている、らしい。
自称「真のキリスト教徒」で、「丸腰の者は撃たれない」と「丸腰のものが撃たれる映画シーンを見ながら、それを中継しながら主張できてしまう」人であり、死後は永遠に生きる心算らしい。早い話が「気違い」だが、「気違い」だから「警告なしにコメント削除の可能性あり」と宣言された訳ではない。私の出した公開質問状に殆どまともに答えようとしなかったからだ。 (*1)
それは兎も角、そんな「気違い」を思い出したのは、その「丸腰の者は撃たれない」理論が、今回取り上げた沖縄タイムス社説と通底するものがあるから、だ。
今回取り上げた沖縄タイムス社説は、以前取り上げた「[「衛星」発射予告]あおらず冷静な対応を」(*2)と同様に「途中まではまともな主張」と言える。北朝鮮の「自称「人工衛星打上」」に対し懸念を表明し、核実験との絡みも論じている。後半に来て「日本の外交力」を求める下りは、「武力の裏打ちがあるから外交力も高まろうと言うのに、「外交力」だけ単独で求めて何かになるかよ」と思いつつ、一応筋の通った主張であると、認める事が出来る。
ところが、最後の二段落に入って、状況は一変する。以下の数行でその部分を示す。
1> と同時に、PAC3の配備に対しても、心穏やかでない気持ちを抱いている。
2> このままだと、日米一体となった沖縄の軍事要塞(ようさい)化が進むのではないか、との懸念が強い。
自称「真のキリスト教徒」で、「丸腰の者は撃たれない」と「丸腰のものが撃たれる映画シーンを見ながら、それを中継しながら主張できてしまう」人であり、死後は永遠に生きる心算らしい。早い話が「気違い」だが、「気違い」だから「警告なしにコメント削除の可能性あり」と宣言された訳ではない。私の出した公開質問状に殆どまともに答えようとしなかったからだ。 (*1)
それは兎も角、そんな「気違い」を思い出したのは、その「丸腰の者は撃たれない」理論が、今回取り上げた沖縄タイムス社説と通底するものがあるから、だ。
今回取り上げた沖縄タイムス社説は、以前取り上げた「[「衛星」発射予告]あおらず冷静な対応を」(*2)と同様に「途中まではまともな主張」と言える。北朝鮮の「自称「人工衛星打上」」に対し懸念を表明し、核実験との絡みも論じている。後半に来て「日本の外交力」を求める下りは、「武力の裏打ちがあるから外交力も高まろうと言うのに、「外交力」だけ単独で求めて何かになるかよ」と思いつつ、一応筋の通った主張であると、認める事が出来る。
ところが、最後の二段落に入って、状況は一変する。以下の数行でその部分を示す。
1> と同時に、PAC3の配備に対しても、心穏やかでない気持ちを抱いている。
2> このままだと、日米一体となった沖縄の軍事要塞(ようさい)化が進むのではないか、との懸念が強い。
3> 沖縄におけるこれ以上の軍備強化は沖縄のためにならない。
4> それは負担軽減の流れに逆行するだけでなく、標的になる不安を高める。
先ず上記1>で、急に「PAC-3配備に対する懸念」が登場する。それは上記2>で「日米一体となった沖縄の要塞化」として具現化する。さらに上記3>で「沖縄の為にならない」と断じられ、最後の上記4>に至って「標的になる不安」にまで化けてしまう。
逆に言えば、沖縄タイムスは「PAC-3が沖縄に配備されない方が安心で、標的になる不安もなく、基地負担軽減になるから嬉しい」と主張している。正にJos某の「丸腰の者は撃たれない」理論と同じ「傘なんてあるから雨が降る」と言う、タイトルにもした、摩訶不思議な理論である。
さらには、そんな奇妙な理論を当該社説の〆に持ってきたと言う事は、当該社説の主張する「政府の取るべき道」とは、「沖縄にPAC-3を配備することなく、外交力で北朝鮮に弾道ミサイル実験(自称「衛星打上」)を断念させよ」と言う事だと、解釈できる・・・と言うより、他の解釈の余地はあまりないな。つまりは要求願望ばかりで全く具体性の無い非現実的な主張だ。
言い換えれば、沖縄タイムスと言うのも、Jos某と同様の「気違い」なのではないかと、私には思える訳だ。
4> それは負担軽減の流れに逆行するだけでなく、標的になる不安を高める。
先ず上記1>で、急に「PAC-3配備に対する懸念」が登場する。それは上記2>で「日米一体となった沖縄の要塞化」として具現化する。さらに上記3>で「沖縄の為にならない」と断じられ、最後の上記4>に至って「標的になる不安」にまで化けてしまう。
逆に言えば、沖縄タイムスは「PAC-3が沖縄に配備されない方が安心で、標的になる不安もなく、基地負担軽減になるから嬉しい」と主張している。正にJos某の「丸腰の者は撃たれない」理論と同じ「傘なんてあるから雨が降る」と言う、タイトルにもした、摩訶不思議な理論である。
さらには、そんな奇妙な理論を当該社説の〆に持ってきたと言う事は、当該社説の主張する「政府の取るべき道」とは、「沖縄にPAC-3を配備することなく、外交力で北朝鮮に弾道ミサイル実験(自称「衛星打上」)を断念させよ」と言う事だと、解釈できる・・・と言うより、他の解釈の余地はあまりないな。つまりは要求願望ばかりで全く具体性の無い非現実的な主張だ。
言い換えれば、沖縄タイムスと言うのも、Jos某と同様の「気違い」なのではないかと、私には思える訳だ。
<注釈>
(*1) jos*u*2j*n200*様に対する公開質問状(1)~(4) http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/22675004.html http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/22675025.html http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/23013833.html URL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30345462.html(*2) [「衛星」発射予告]あおらず冷静な対応を http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-20_31289/
オマケ1:
「要塞」って、ふり仮名が必要な言葉かぁ?
オマケ2:
ここまで書いて、ハタ、と気が付いた。沖縄タイムスは「沖縄のPAC-3配備」に懸念を表明するばかりで、もう一つのミサイル防衛手段・イージス艦搭載のSM-3については隻言半句も触れていない。
こう考えると、当該沖縄タイムス社説の主張は、「政府は、PAC-3ではなくSM-3搭載のイージス艦で沖縄を防衛しつつ、外交力で北朝鮮に弾道ミサイル実験(自称「衛星打上」)を断念させよ」となる。本文に示した「主張」よりもはるかに現実的な「主張」にはなるし、ある程度は一理にもなる(*2)。
この主張の問題点は二つある。
一つは、PAC-3を配備しない事により、肝心要の沖縄島嶼の弾道ミサイル防衛が、二段構えの多層防御とならないこと。PAC-3は弾道ミサイル命中直前を迎撃巣する「最後の一線」であるが,それがなくなること。
もう一つは「標的になる不安」をひとりイージス艦に押し付けることは出来るものの、「イージス艦配備」も「軍備強化」であり、ある種の「要塞化」であると言う事。
言い換えれば・・・「イージス艦配備も軍備強化である」と認めれば、上記3>「軍備強化は沖縄の為にならない」と「イージス艦配備=ミサイル防衛配置」は相容れない。沖縄タイムスはイージス艦配備にも反対し、目出度く沖縄は「丸腰」になる事を求めねばならない。
「イージス艦配備は(固定的ではないとかナントカ理屈をつけて)軍備強化ではない」とするならば、ミサイル防衛対処イージス艦による(多層ではないが)ミサイル防衛と言う恩恵は被りつつ、基地負担も「標的になる不安」もない、「ほぼ理想的な状態」となる・・・が、どうも「イージス艦配備は軍備強化ではない」理論が胡散臭い。
で、SM-3搭載イージス艦については、どう考えるのだ、沖縄タイムスは。
<注釈>
(*1) 沖縄に寄港する際の補給と休養ぐらいだろう。(*2) 本文の主張の方は、荒唐無稽だ。