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私とは「宗教が違う」三アカ新聞=朝日・琉球新報・沖縄タイムスとは対極にあることに、産経新聞と私は「気が合う事が多い」。ソリャ、怪しげどころか明らかなインチキ永久機関である「変わり水車」に引っかかってしまったりすると、私とて産経に痛罵を浴びせずには置かないが(※1)、その記事や主張は私の判断するところ、「概ね妥当」の範囲に収まっている。
だが、時には、先の「永久機関」と同様に、「なんじゃコリャ」といいたくなる記事や主張がある。
今回引用するのは「今をときめく」時の人、なんと防衛相・まさか防衛相・えっ防衛相たる田中真紀子の旦那に対する痛烈な皮肉の利いた記事。その未だ防衛相たる田中某に対する批判非難なら私とて人後に落ちるものではないが・・・まあ、御一読願おうか。
だが、時には、先の「永久機関」と同様に、「なんじゃコリャ」といいたくなる記事や主張がある。
今回引用するのは「今をときめく」時の人、なんと防衛相・まさか防衛相・えっ防衛相たる田中真紀子の旦那に対する痛烈な皮肉の利いた記事。その未だ防衛相たる田中某に対する批判非難なら私とて人後に落ちるものではないが・・・まあ、御一読願おうか。
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(※1) アルキメデス以前―産経記事「「夢のエネルギー製造装置」に迫る」を斬る! http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/35579513.html
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【高木桂一の『ここだけ』の話】
家政婦ならぬ秘書は見た! “婦唱夫随”の田中防衛相夫妻
2012.2.4 12:00 [野田内閣]通常国会の開会式を終え、言葉を交わす田中直紀防衛相(右)と田中真紀子元外相=1月24日午後、参院本会議場野田佳彦首相は1月の内閣改造の際に「最強・最善の布陣」と胸を張ったが、ある意味、“目玉閣僚”として初入閣した田中直紀防衛相(71)は日替わりメニューの如く「防衛素人」ぶりを見せつけている。妻の真紀子元外相(68)は表向き、そんな夫を擁護し「亭主防衛」に徹しているが、家庭ではどうなのか。かつて東京・目白の田中邸で数年間、田中角栄元首相に仕えた元秘書が、間近に見た直紀・真紀子夫妻の「素顔」についてつぶやいた。
■閣僚に任命した首相が一番悪い
もう直紀さんのことは、かわいそうで見てられない。テレビで国会中継は見るに堪えられず、ニュース番組で直紀さんの話が出てきたらチャンネルを変えてしまうほどだ。そもそも直紀さんに大臣、それもあれほど大変な任務を担っている防衛相なんて荷が重いに決まっている。自分の判断で何か重要なことを決めるとか、人に指示を出すこととか、しっかりできるわけがない。それなのに防衛相に任命してしまった野田(佳彦)首相が一番悪い。ある野党議員が国会で角栄先生と直紀さんを比較する質問を直紀さん自身にぶつけていたが、あんなのは愚の骨頂だ。総理までなられた角栄先生と、婿さんを比べること自体、ちゃんちゃらおかしい。角栄先生と娘の真紀子さんを比較するなら、まだいいけど…。■直紀さんは人間的には素晴らしい
私がそばで見てきた、直紀さんは本当に心優しくて人間的には素晴らしい人。でも政治家としての能力、資質は別問題だ。直紀さんは家ではいつも真紀子さんにガミガミと怒られているから、ビクビクしていた。当時、何をするにしても真紀子さんのふりつけで動いていたが、今もそれは変わらないだろう。かつて、こんなこともあった。直紀さんが結婚式の披露宴であいさつすることになった際には、いつも真紀子さんがあいさつの原稿を事前に書き、直紀さんにそれを読む練習を当日、家を出る直前までやらせていた。そして、直紀さんが披露宴が終わって帰宅すると、真紀子さんは「どうやってあいさつしたのか、もう一度やってみなさい」と“復習”させていた。
■これからも真紀子さんが頼り
真紀子さんの性格からして、もちろん、いまは旦那の不甲斐なさに苛立っているだろうが、それよりも「旦那がよってたかって意図的にいじめられている」という受け止めの方が強いと思う。直紀さんは真紀子さんあってこそ政治家として今までやってきたし、これからも真紀子さんを頼りにしないとやっていけないことだけは間違いない。一方、これがいいのか悪いのかは別にして、直紀さんはどれだけ叩かれても、右から左に流すこともできる人。長年、真紀子さんに鍛えられていて、批判されたり指摘されたりすることは慣れっこになっているから。多少のいじめは平気だと思う。真紀子さんは自分が防衛相になった気持ちで手綱を一層締めていくと思う。
■直紀さんはすごい人
角栄先生の女性秘書たちは毎朝、目白の田中邸に出勤した際、門の前で口紅を落とすことが日課になっていた。真紀子さんが「ピンク色は私だけでいいの!」と言って、使用人の女性には口紅さえ許さなかった。また、真紀子さんは角栄先生の時代の秘書を何人も一度にばっさり切るときには「10分以内に荷物をまとめて出て行きなさい!」と…。直紀さんはそんな真紀子さんと長年、夫婦としてやってきているのだから、すごい人だ。
「人は良いけど政治家としてダメ」は真実か?
さて、如何であろうか。タイトルにもしたが、そもそも「『ここだけ』の話」と記事に銘打つ事からして気に入らない。「ここだけの話」が「ここだけ」では済まないのは確かにままあることだろうが、小なりと言えども全国紙の紙面で「ここだけ」もなにも無いものだ。それはかように電子情報としてネットに流れているのだから、ラジオやテレビ放送ほどの流布は為されていないが、全世界に公開されている。
続いて「家政婦ならぬ秘書は見た!」と言うタイトルも気に入らない。「家政婦は見た」だとか「家政婦のミタ」だとか、有名なテレビシリーズである、と言う認識ぐらいは私も有するが、何しろ前者を断片的に見た覚えがある程度。後者に至ってはほぼ伝聞のみであるぐらい私はテレビと言うものを久しく見ていないから、斯様なタイトルをつけられても、親近感よりも奇異感・違和感の方が先にたつ。まあ、これは、私が「テレビを見ていない」と言う「特殊事情」に起因する、「好みの問題」であるのだが。
で、肝心なのはやはり記事の中身である。こちらの方は上述のタイトルほどの気に入らなさも奇異感も無い。が、「家政婦ならぬ秘書は見た!」と銘打ちながら、その内容は随分「家政婦的」だ。ソリャこの高木恵一なる人は、「田中真紀子の親父の田中角栄の秘書」であるから、取り上げられている防衛相たる田中某は「上司の入り婿」として見ている。家政婦的ないし家庭的な視点となるのも止むを得ないが、ここに「上司の娘」に当たる田中真紀子と言う、一種の女傑と言うか怪物が介在するから、益々「家政婦的」と言って悪ければ、ゴシップ的、スキャンダル的、三面記事的な話しになってくる。
曰く、
1> あれほど大変な任務を担っている防衛相なんて荷が重いに決まっている。
2> 自分の判断で何か重要なことを決めるとか、人に指示を出すこととか、しっかりできるわけがない。
3> それなのに防衛相に任命してしまった野田(佳彦)首相が一番悪い。
2> 自分の判断で何か重要なことを決めるとか、人に指示を出すこととか、しっかりできるわけがない。
3> それなのに防衛相に任命してしまった野田(佳彦)首相が一番悪い。
なんて冒頭の評価が一番まともで、
4> 総理までなられた角栄先生と、婿さんを比べること自体、ちゃんちゃらおかしい。
と言うのは「角栄先生」が昔の上司だからご愛嬌と考えても、後は・・・
5> 直紀さんは家ではいつも真紀子さんにガミガミと怒られているから、ビクビクしていた。
6> 当時、何をするにしても真紀子さんのふりつけで動いていたが、今もそれは変わらないだろう。
6> 当時、何をするにしても真紀子さんのふりつけで動いていたが、今もそれは変わらないだろう。
7> 直紀さんは真紀子さんあってこそ政治家として今までやってきたし、
8> これからも真紀子さんを頼りにしないとやっていけないことだけは間違いない。
8> これからも真紀子さんを頼りにしないとやっていけないことだけは間違いない。
9> 真紀子さんは角栄先生の時代の秘書を何人も一度にばっさり切るときには「10分以内に荷物をまとめて出て行きなさい!」と…。
10> 直紀さんはそんな真紀子さんと長年、夫婦としてやってきているのだから、すごい人だ。
10> 直紀さんはそんな真紀子さんと長年、夫婦としてやってきているのだから、すごい人だ。
・・・てな具合で、田中真紀子の悪口と、その旦那である防衛相たる田中某の「人間的素晴らしさと、政治家としての無能さ」を論っている。
田中真紀子は私も嫌いだ。その旦那でもある田中某の防衛相としての無能さ不適任さは日々新たに実証されている。
だが此の記事の、芸能ゴシップばりの田中某批判及び田中真紀子批判は気に入らない。此の二人を非難するにしても、特に現職防衛大臣である田中某を非難するに当たっては、先ず第一にその職責である防衛大臣として非難されるべきであって、家庭でどんな夫であるとか、田中真紀子に頭が上がらないだとか言う、職責とは無関係なことで非難されるべきではない。
それでは、麻生太郎氏が首相時代に「(自腹で)高い酒を飲んでいる」と批判したのと変わらないか、もっと下衆な、下卑た非難である。
斯様な記事は、芸能ゴシップ満載であるらしい夕刊フジの記事としては良いのかも知れないが、全国紙である産経の記事としては相応しくない。逆に言えば、全国紙にして斯様な記事を掲載する事は、自ら「全国紙」としての品位を貶めるものである。
如何に、産経新聞。
だが此の記事の、芸能ゴシップばりの田中某批判及び田中真紀子批判は気に入らない。此の二人を非難するにしても、特に現職防衛大臣である田中某を非難するに当たっては、先ず第一にその職責である防衛大臣として非難されるべきであって、家庭でどんな夫であるとか、田中真紀子に頭が上がらないだとか言う、職責とは無関係なことで非難されるべきではない。
それでは、麻生太郎氏が首相時代に「(自腹で)高い酒を飲んでいる」と批判したのと変わらないか、もっと下衆な、下卑た非難である。
斯様な記事は、芸能ゴシップ満載であるらしい夕刊フジの記事としては良いのかも知れないが、全国紙である産経の記事としては相応しくない。逆に言えば、全国紙にして斯様な記事を掲載する事は、自ら「全国紙」としての品位を貶めるものである。
如何に、産経新聞。