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いや、上には上が居るものだ。表題にもした通り。
先行記事で私は、「一定範囲では無害どころか「健康に良い」とさえされる放射能(ラジウム温泉、ラドン温泉など)を定量的に数値で評価しないのは無意味だ。」として毎日社説をブッタ斬った。「放射能に汚染された」と数値も何も示さない定性的評価で福島産砕石を「ケガレ」か「エンガチョ」のように扱い、政府を糾弾する内容であったからだ。
だが、流石は三赤新聞の下っ端。沖縄タイムスの社説は、毎日の上を行く。
どれぐらい上かと言うと・・・まぁ、御照覧あれ。
先行記事で私は、「一定範囲では無害どころか「健康に良い」とさえされる放射能(ラジウム温泉、ラドン温泉など)を定量的に数値で評価しないのは無意味だ。」として毎日社説をブッタ斬った。「放射能に汚染された」と数値も何も示さない定性的評価で福島産砕石を「ケガレ」か「エンガチョ」のように扱い、政府を糾弾する内容であったからだ。
だが、流石は三赤新聞の下っ端。沖縄タイムスの社説は、毎日の上を行く。
どれぐらい上かと言うと・・・まぁ、御照覧あれ。
転載開始=========================================
[高線量マンション]避難先まで汚染とは…
社会 2012年1月18日 09時31分原発事故で拡散した放射性物質から逃れるために、住み慣れた町を離れ、避難先を転々とし、ようやく落ち着ける住まいを得た―はずだった。ところが、その新居が放射性物質で汚染されていたとは。「避難した先で被ばくするなんて(※1)」。何の落ち度もない住民の困惑、逃げ場のない被ばく不安を思うと、対応が後手に回るばかりの政府に、不信感をぬぐえない。福島県二本松市の新築マンション1階の室内で、屋外より高い放射線量が測定された。マンションのコンクリートの基礎部分は、原発事故で計画的避難区域となった同県浪江町の砕石場の石が使われていた。この石が汚染されていたとみられる。なぜ、このような事態となったのか。経済産業省によると、警戒区域や計画的避難区域内の砕石場の石について、放射性物質の基準は設けておらず、出荷制限もしていなかった。このため原発事故後、区域が設定されるまでの間、同じ砕石場から約5200トンが出荷されたという。問題発覚後の調査で、同じ砕石を混ぜたコンクリートは、同市内の農業用水路に使われ、やはり高線量が測定された。小学校の通学路の補修にも使われていた。汚染された砕石の流通経路を早急に突き止め、線量が高い場合は、撤去や遮へいなどの対応を急いでもらいたい。不安を抱えながら暮らすマンション住民の転居、同じく被害者でもある建物所有者への補償についても、国が責任をもって支援すべきだ。「想定外だった」。砕石業者を所管する経産省の担当者からは、またも、この釈明の言葉が出た。が、言い訳にしか聞こえない。コンクリートの材料のうち、セメントについては、放射性物質の基準を作っていた。原材料の汚泥からセシウムが検出されたためだ。そもそも放射線量が高いために、砕石場周辺の地域は計画的避難区域に設定された。原発事故後の出荷の有無や、汚染されていないかどうかを把握するのは当然だ。福島県が昨年5月、政府に、建材の放射線基準を示すよう申し入れていたことも判明した。どう対応したのか。昨年夏、汚染された稲わらを餌として与えた肉牛から、放射性セシウムの検出が相次いだ。これまでの混乱に思いを巡らせば、今回の事態は想定でき、もっと早く対応できたのではないか。根拠のない原発の安全神話にとらわれ、政府も東京電力も全電源喪失やメルトダウン(炉心溶融)などの対策を取ってこなかった。その結果、いったん重大事故が起きてしまうと政府自体が混乱に陥り、行政が想定しない事態が次々と発生し、その場しのぎの対応に終始してしまう。明らかになった砕石汚染は、そんな原発事故の深刻さを象徴する出来事だ。事故から10カ月余り。政府の「収束宣言」もあり、一段落した錯覚に陥りがちだ。だが現実はそうではない。原発事故は、まだ終わっていない。
=================================転載完了
<注釈>
(※1) 僅かな量でも「被爆」と言うなら、此の地上に被爆しないところなんざ、ない。
僅かな数字
さて、如何であろうか。
当該沖縄タイムス社説に掲載された数字は、いくら探しても以下の項目きり。
1> 福島県二本松市の新築マンション1階の室内]
2> 同じ砕石場から約5200トンが出荷されたという。
3> 福島県が昨年5月
4> 事故から10カ月余り。
つまり、階数(上記1>)や日付(上記3> 4>)を除くと、「採石場からの出荷量(上記2>)」だけなのである。
後は、タイトルにもなっている「高線量」「汚染」、本文に「逃げ場のない被ばく不安」「明らかになった砕石汚染」とおどろおどろしい文字が並び、挙句の果てに「原発事故は、まだ終わっていない。」と結論付ける。
その結論に至るまで、出て来る数字は上記1>~4>のみで、意味があるのは上記2>「採石場からの出荷量」だけである。これで理屈が通っているかのごとき「社説」になるのは、「放射能汚染=悪」と言う「前提」があるからだ。それ即ち、福島差別と被災地差別につながる「ケガレ思想」の発露であり、忌む可き思考停止の発現である。
尤も、思考停止は三赤新聞のお家芸であるがな。
後は、タイトルにもなっている「高線量」「汚染」、本文に「逃げ場のない被ばく不安」「明らかになった砕石汚染」とおどろおどろしい文字が並び、挙句の果てに「原発事故は、まだ終わっていない。」と結論付ける。
その結論に至るまで、出て来る数字は上記1>~4>のみで、意味があるのは上記2>「採石場からの出荷量」だけである。これで理屈が通っているかのごとき「社説」になるのは、「放射能汚染=悪」と言う「前提」があるからだ。それ即ち、福島差別と被災地差別につながる「ケガレ思想」の発露であり、忌む可き思考停止の発現である。
尤も、思考停止は三赤新聞のお家芸であるがな。