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memento moriとは、私の知っている数少ないラテン語のひとつ。意味は、「忘るなかれ、汝、死すべき運命にあることを。」
神ならぬ定命の者である人間は、普通誰でもいつかは死ぬ。死んでからあの世だかこの世だかで永遠の生命を得てしまおう何てご大層な野望を信じている人間(*1)以外にとっては、死は「自発的活動の終了」であり、それ故にmemento moriは重大な警句である。またそれ故にこそ、「死に逝く者への祈り」は、真剣であり、真摯でもあろう。
本記事のタイトルとしたのはそんな「死に逝く者への祈り」であるが、残念ながら「我が敵」小沢一郎は未だ死にかけている訳ではない。訳ではないが、菅直人に対抗して民主党党首選に出馬し、危うく日本の首相になってしまいそうになった(*2)頃に比べても、論理的破綻が酷い様に思われる為。つまり、生物的には兎も角、政治的には「瀕死」なのではないかと言う希望的観測故だ。
先ずは、その小沢一郎の報道記事。御一読願おうか。
神ならぬ定命の者である人間は、普通誰でもいつかは死ぬ。死んでからあの世だかこの世だかで永遠の生命を得てしまおう何てご大層な野望を信じている人間(*1)以外にとっては、死は「自発的活動の終了」であり、それ故にmemento moriは重大な警句である。またそれ故にこそ、「死に逝く者への祈り」は、真剣であり、真摯でもあろう。
本記事のタイトルとしたのはそんな「死に逝く者への祈り」であるが、残念ながら「我が敵」小沢一郎は未だ死にかけている訳ではない。訳ではないが、菅直人に対抗して民主党党首選に出馬し、危うく日本の首相になってしまいそうになった(*2)頃に比べても、論理的破綻が酷い様に思われる為。つまり、生物的には兎も角、政治的には「瀕死」なのではないかと言う希望的観測故だ。
先ずは、その小沢一郎の報道記事。御一読願おうか。
<注釈>
(*1) 今となってはある意味「懐かしき」Jos某とか。お仲間は「この世の終わり」を信じるキリスト教徒などにも居そうだが。(*2) そりゃ、対抗馬がスーパーゾンビ菅直人だし、その前任がルーピー鳩山だし、「小沢首相」が実現した仮想世界が現実世界よりどれほど悪化しているかは、大差ないようにも思えるが。ああ、権力の座への執着だけは小沢一郎のほうがさらに酷そうで、ハイパーゾンビ化した公算大だな。
転載開始=========================================
小沢氏「日本の核兵器保有は意味がない。賛成ではない」「辺野古移設はできないだろう」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111120/stt11112001140000-n1.htm
2011.11.20 01:13 [小沢一郎]
民主党の小沢一郎元代表は19日夜、インターネットの番組に出演し、日本も核武装すべきだという意見があることについて、「日米安全保障条約があるんですから。(日本の核武装には)僕は賛成ではありません。論議はいいが、核兵器の保有は軍事的、政治的に意味がない」と否定した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設については「できないだろう。地元が反対している。(辺野古移設に)僕はあまり賛成じゃない」と述べた。さらに、「アメリカは最前線に大きな兵力を置く必要がないという世界戦略に変わりつつある。緊急出動できる態勢をとっていれば、(平時は)後方に実戦部隊を置いておくように変わっている」と指摘。そのうえで「沖縄は日本の領土で、その近辺は領海だ。日本自身が守らないといけない。アメリカが後退すれば、ある程度空白が出る。その空白は日本が可能な限り担えばいい」と述べ、自衛隊の役割拡大の可能性に言及した。
=================================転載完了
「人民解放軍野戦司令官」殿の国防意識
上掲記事の中から、「我が敵」小沢一郎の国防意識・国家安全保障に関わる部分を拾うと、以下のようになる。
小1> 「日米安全保障条約があるんですから。(日本の核武装には)僕は賛成ではありません。
小2> 論議はいいが、核兵器の保有は軍事的、政治的に意味がない」
小1> 「日米安全保障条約があるんですから。(日本の核武装には)僕は賛成ではありません。
小2> 論議はいいが、核兵器の保有は軍事的、政治的に意味がない」
小3> 「アメリカは最前線に大きな兵力を置く必要がないという世界戦略に変わりつつある。
小4> 緊急出動できる態勢をとっていれば、(平時は)後方に実戦部隊を置いておくように変わっている」
小4> 緊急出動できる態勢をとっていれば、(平時は)後方に実戦部隊を置いておくように変わっている」
小5> 「沖縄は日本の領土で、その近辺は領海だ。日本自身が守らないといけない。
小6> アメリカが後退すれば、ある程度空白が出る。その空白は日本が可能な限り担えばいい」
小6> アメリカが後退すれば、ある程度空白が出る。その空白は日本が可能な限り担えばいい」
私の目からして自明なのは、上記小5>~小6>と、上記小1>~小2>の矛盾である。
上記小5>~小6>で「我が敵」小沢一郎自身が、「沖縄は日本の領土であり、米軍が後退した空白は埋めなければならない」と認めている。その空白を埋める直接的方法は沖縄駐留自衛隊の増強となろうが、米軍の空白を埋めるには、現在沖縄に駐留している米軍と同規模の自衛隊駐留では不足である。何故ならば、沖縄に駐留する米軍には、米軍の保有する核兵器と言う強大かつ直接的な後楯があり、沖縄駐留米軍に対する攻撃は米軍による核報復を招く可能性を持っている。通常攻撃に対し米軍が核報復すると言うのは、大変な決断ではあろうが、逆に決断一つでその可能性はあるのだから、米軍の核報復能力は、沖縄駐留米軍に対する攻撃、さらには沖縄に対する攻撃を抑止する抑止力である。
米軍が沖縄から後退し、その抑止力の空白を埋めるのであれば、当然米軍の核報復能力による抑止力も、埋めねばならない。確実な方法は、米軍と同程度とは言わぬまでもある程度の核報復能力を確保する事である。従って、日本の核武装は、沖縄防衛と言う軍事的・政治的意味でも重大な筈である。であると言うのに「我が敵」小沢一郎は、上記小1>~小2>のように公言している。これは、普通は矛盾である。
上記小5>~小6>と、上記小1>~小2>を矛盾させない解釈が、一つだけある。
「米軍の核報復能力は、日本が自由に行使出来る」或いは「沖縄に対する攻撃は通常兵力の攻撃であろうとも米国の核報復の対象となると保証されている」場合。煎じ詰めれば「米軍は沖縄から撤退しても、米軍の核報復による抑止力は沖縄に対しても保証されている」場合だ。上記小1>で「日米安全保障条約があるんですから。」とも言っているから、斯様な保障が「我が敵」小沢一郎の念頭にある可能性を、一応示唆している。
示唆しているだけだ。私は全く信用していない。彼奴は当ブログが宣戦布告を為した「我が敵」であり、未だ民主党内の権勢華やかなりし頃に一大訪中議員団を組んで中国詣でに参じ、「人民解放軍野戦司令官」を自称して昨年夏の参院選勝利を誓っていた奴が、米国の核報復、恐らくは対中攻撃になるであろう核報復を、信頼しあてにしているなどと、信じられようか。
小沢一郎に対する宣戦布告 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31419361.html http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31419375.html
寧ろ信じられるのは、「我が敵」小沢一郎が上記矛盾に目を瞑っているという解釈。この方が余程在り得る。かかる矛盾に目を瞑りそうな理由は幾つも思いつくからだ。ざっと挙げるだけでも以下の如し。
(1) 日本は核武装を絶対に核武装しないという狂信的核武装否定論者である場合
(1) 日本は核武装を絶対に核武装しないという狂信的核武装否定論者である場合
(2) 沖縄から撤兵する米軍程度の自衛隊増強、即ち通常戦力による抑止力で従来通りだと勘違いしている安保音痴の場合
(3) そもそも核兵器による抑止と言う概念を持たない/理解しない場合
(4) 日本を中国様に謙譲するのが自分の使命だと信じている売国奴である場合
無論、既に小沢一郎を「我が敵」と断じ、宣戦布告もなしている私としては、上記(4)の場合が一番有力と考えている。
如何に、「我が敵」小沢一郎。
如何に、国民。