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 ニュージーランドでクジラの大量座礁、61頭死亡   http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2840943/8089912
 AFP通信が報じるは、ニュージーランドは南島北端のフェアウェル岬の浜辺に乗り上げて大量死したゴンドウクジラの件。実に61頭が此の浜辺に乗り上げ、死亡下と言うから、61頭と言う数と死亡に至った期間、それに浜辺の面積を考えるならば、相当な「鯨口密度」である事を示しており、
 
1> ゴンドウクジラは、ニュージーランド近海では最も一般的なクジラだが、大量座礁は年に2、3回発生している。
 
とも報じられているから、少なくともニュージーランド近海のゴンドウクジラは絶滅の危機からは程遠いと言うのは、全く御同慶の至りである。

 幾つか当ブログに記事をアップしている通り、私は捕鯨賛成派であり、それ以上に反SS(シー・シェパード)・反GP(グリーンピース)派である。私が反SS・反GPであるのは彼奴らが理性にも知性にも欠ける嘘吐きの集まりであるのもさることながら、「エコロジー」と言う看板だけ掲げた反日テロ組織(*1)だからであるが、同時に捕鯨賛成派なのは「持続可能な=鯨類を絶滅させる事なく続行できる」捕鯨が可能であると考えているからであり、決して「鯨肉や鯨類由来資源の販売による利益の為には、鯨類を絶滅させても構わない」からではない。鯨油の為に鯨類を大虐殺して油だけ絞っていた白人(*2)とは、我ら日本人はちょいとばかり出来が違うのである。
 
 閑話休題(それはともかく)
 
 ウイキペディアによるとゴンドウクジラを対象賭する捕鯨は沿岸捕鯨ていどであり、「国際捕鯨委員会管轄外の捕鯨」だそうであるから、報じられるゴンドウクジラの大量死=ゴンドウクジラ鯨口人口密度の高さ は、日本の調査捕鯨や商業捕鯨の再開を、直接擁護支援する物ではない。だが、報道の仲の次の一節は、一寸看過し難い。
 
2>  16日早朝の時点で18頭が生き残っていたが、苦痛を長引かせるだけだとして、
3>(ニュージーランド自然保護局局員は)安楽死に踏み切ったという。
 
 括弧をつけて補った主語「ニュージーランド自然保護局局員」は、言うまでも無いがニュージーランド政府の役人である。而してニュージーランド政府は、近年は反捕鯨を標榜した反捕鯨国(*3)であり、SS支援にも余念の無い(*4)、言い換えれば、「反日テロ支援国家である。で上記3>でその「反捕鯨国の役人」が「(ゴンドウクジラの)安楽死に踏み切った」と言う事は、早い話がゴンドウクジラを殺した、と言う事である。
 鯨油は絞らなかっただろう(*5)し、それ以上に鯨肉は取らなかっただろうが、殺した事に変わりはない。
 
 で、表題にした通りだ。
 「捕鯨反対を掲げ、鯨類保護を訴えるニュージーランド政府が、ゴンドウクジラを安楽死させる事は、許されるのか?」
 
 無論、これは反捕鯨=鯨類保護と言う原理に従った場合の話である。先述の通り私が捕鯨に賛成するのは、鯨類保護と捕鯨が両立すると考えているからであり、「反捕鯨=鯨類保護」と言う原理に私は従っていない。また、従っていないというのならばSS、GPも同様である。
 
 賭けても良いがSSにせよGPにせよ此の「ニュージーランドによるゴンドウクジラ安楽死」に抗議したりはしないだろう。それは、「鯨道上の観点から、ゴンドウクジラの安楽死を認めたからではなく(*6)、彼奴らが鯨類反故も自然保護も看板に掲げる事としか考えておらず、実践実行など、する気が無い、と私は断じるからだ。
 
 ま、SSやGPの反日テロリスト共の動向はさて置き・・・
 
 如何に、ニュージーランド政府。
 

<注釈>

(*1) そんな反日テロ組織に一部ナリとは言え日本人が参加している理由は、多分、「東アジア反日武装戦線」と言う日本人の組織があったのと、似たような理由であろう。
 
(*2) その大半が今の「反捕鯨国」だったりするから、思い返すたびに大笑いだ。
 
(*3) 先述の通り、「以前は鯨油の為に鯨を大量虐殺していた白人国」の一つでもあるのだが。
 
(*4)  司法による政治的判断@NZ―NZ海保当局、SSアディギル号衝突を「双方に過失」  URL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34122272.html
 
(*5) ゴンドウクジラは小型の鯨であるし、鯨油は絞ったとしても大して取れない。第一、石油系パラフィンと電灯の登場以降、鯨油の商品価値は大暴落して下がったままだ。
 
(*6) 彼奴らは、そう主張する可能性はある。

当ブログの捕鯨問題関連記事(抜粋)

(1) 1度目AG号、衝突されて沈没と言うSS  シー・シェパードの「未来型抗議船」、日本船と衝突し沈没 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2679824/5128868
 
(2) 2度目AG号「曳航中に沈没」と言うSS  アディ・ギル号、船体に浸水して沈没 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2680503/5137788
 
(3) 漂流中に発見されたAdy Gill号 シー・シェパードが抗議船を海に放棄 殺傷力ある矢発見 水産庁 http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100108/asi1001081128003-n1.htm
 
(4) Trust meとSSは言いたいらしい-狂犬シーシェパード、衝突は日本に非と非難-   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31672609.html
 
 
 
(7) SS、ベスーン被告を除名「弓矢持ち込み、容認できず」  http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100609/crm1006090743003-n1.htm
 
(8) SS代表、ベスーン被告の「除名」撤回 「法廷戦術にすぎない。彼の復帰を歓迎する」  http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100708/asi1007081245003-n1.htm
 
(9)  SS,Ady Gill号に引き続き、ベスーン元船長も放棄―洋上投棄でないため環境汚染は回避か  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32838566.html
 
(10) 白人、皆、嘘吐き。-元アディギル号船長ベスーン、反捕鯨への復帰を言明。   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33106177.html
 
(11) 社説比較-調査捕鯨中止  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34794349.html
 
(12) 司法による政治的判断@NZ―NZ海保当局、SSアディギル号衝突を「双方に過失」  URL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34122272.html
 
(13) 愚昧を敵としては・・・・-SS、社民党並みの論理でイルカ漁を批判-   URL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34005639.html
 
(14) 手前ぇら、人間じゃねぇ!-SS 捕鯨妨害で震災支援に貢献したとPR http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34969844.html
 
(15) Sea Shepherds are not human being! -SS appeals their terrorism to save victim of the great earthquak  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34970469.html