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電光石火の民主党主選挙が、「まさか」とは言わぬまでも「意外にも」野田氏の勝利に終わり、漸くスーパーゾンビ菅直人が退陣なって新首相へと就任した。この野田新首相に朝日新聞は大層御執心のようで、「野田新首相へ」と銘打って社説シリーズを「連載」している。
ソリャ新首相誕生ともなれば相応のイベントであるから、各紙とも社説に一度は取り上げているし、ために久々の「社説比較」シリーズ記事にしようかとネタ集めていたところでもあるのだが、連日で三本立て続けの社説と言うのは相当異例である。余程野田新首相と言うのが朝日新聞は気にかかるか、気に入らないかの何れかだろう。
で、今回取り上げるのはその一連の社説の一つ。俎上に登っているのは野田新首相の外交政策である。
先ずは朝日社説、ご一読願おうか。
ソリャ新首相誕生ともなれば相応のイベントであるから、各紙とも社説に一度は取り上げているし、ために久々の「社説比較」シリーズ記事にしようかとネタ集めていたところでもあるのだが、連日で三本立て続けの社説と言うのは相当異例である。余程野田新首相と言うのが朝日新聞は気にかかるか、気に入らないかの何れかだろう。
で、今回取り上げるのはその一連の社説の一つ。俎上に登っているのは野田新首相の外交政策である。
先ずは朝日社説、ご一読願おうか。
転載開始======================================
野田新首相へ―外交の立て直しを急げ
http://www.asahi.com/paper/editorial20110901.html?ref=any
野田新首相は、新しい日本の顔である。難問だらけの内政とともに、日本外交を速やかに立て直す重責を担う。菅首相の退陣表明から3カ月、外交は停滞し続けている。今月前半の予定だった首相の訪米は延期された。尖閣問題で冷え込んだ日中関係を改善する出発点になる首相の訪中や(*1)、シャトル外交による韓国大統領の訪日の日程も決まらない(*2)。幸い、今月下旬の国連総会を皮切りに、米ロが初参加する東アジアサミット、G20、アジア太平洋経済協力会議(APEC)と、11月まで各国が集う機会が目白押しだ。首脳外交を展開する好機である。その前提として、新首相は外交・安全保障に関する包括的な考え方を、できるだけ早く国民に示す必要がある。 (*3)先進各国の経済の混迷と新興国の台頭で、国際社会の力関係は流動化している。アラブ諸国の民主化や、国際テロなどからも目が離せない。日本の針路をどう定め、どんな国をめざすのか。いまこそ、大きな構想と戦略が求められている。先の民主党代表選で、外交問題はほとんど素通りだった。しかも野田氏は、財務相としてG7などには出たが、どちらかといえば外交の門外漢で、手腕はまったくの未知数である。その一方で、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」という見解に象徴される歴史認識と、中国を刺激する物言いが話題になっている。最近も、中国の軍事力増強や海洋進出に懸念を示し、「ナショナリズムをあおるために、ちょっかいを出される可能性もある」と語っていた。中韓両国のメディアでは、すでに「タカ派」「強硬派」といった言葉が踊っている。しかし、野田氏もいたずらに摩擦の種をまくのは本意ではあるまい。少なくとも、靖国神社参拝について「首相在任中はしない」と明言し、メッセージを発するのが賢明だ。来年は米ロ中韓など、世界の主要国で大統領選挙が行われたり、首脳が交代したりする。各国とも指導者は国内世論を強く意識せざるを得ず、内向き志向になることが懸念される。それだけ、外交は難しさを増す。鳩山政権での普天間問題、菅政権での尖閣問題など、民主党は外交の不手際で信用を失ってきた。そして「回転扉」「メリーゴーラウンド」と揶揄(やゆ)されるほどの短命首相続きだ。「言うべきことは、遠慮なく言い合う」という野田氏には、思慮深い言動で首脳間の信頼関係を築いてほしい。
============================================転載完了
<注釈>
(*1) 尖閣問題で冷えるような日中関係ならば、冷えているのが正常だ。改善の必要など、ない。(*2) これこそ不要だろ。韓国に一体何を期待出来るのだ。(*3) ここまでは、珍しいぐらいに朝日社説が「まとも」だ。
「外交建て直し」と称して・・・朝日社説の諌言めかした脅迫
如何であろうか。
一読して「薄っぺらな社説だな」と感じた。中身が詰まっていないと言うか、主張が薄いと言うか。朝日社説「野田新首相へ」シリーズもこの社説で三本目だし、この日の朝日社説は二本とも「野田新首相へ」シリーズであるから、手を抜いたか手が抜けたかしたのかも知れないが、それにしても・・・何しろ、私の見るところ、この朝日社説の言わんとする所は、以下の二行に尽きるのだ。
1> しかし、野田氏もいたずらに摩擦の種をまくのは本意ではあるまい。
2> 少なくとも、靖国神社参拝について「首相在任中はしない」と明言し、メッセージを発するのが賢明だ。
2> 少なくとも、靖国神社参拝について「首相在任中はしない」と明言し、メッセージを発するのが賢明だ。
要は前首相であるスーパーゾンビ・菅や前々首相のルーピー鳩山と同様に野田新首相に「首相在任中の靖国神社不参拝」を宣言し、実施しろと、そう迫っているだけだ。
だから、当該社説の〆のパラグラフも、以下のようになる。
だから、当該社説の〆のパラグラフも、以下のようになる。
3> 鳩山政権での普天間問題、菅政権での尖閣問題など、民主党は外交の不手際で信用を失ってきた。
4> そして「回転扉」「メリーゴーラウンド」と揶揄(やゆ)されるほどの短命首相続きだ。
5> 「言うべきことは、遠慮なく言い合う」という野田氏には、思慮深い言動で首脳間の信頼関係を築いてほしい。
4> そして「回転扉」「メリーゴーラウンド」と揶揄(やゆ)されるほどの短命首相続きだ。
5> 「言うべきことは、遠慮なく言い合う」という野田氏には、思慮深い言動で首脳間の信頼関係を築いてほしい。
この〆は、縦から見ようが横から見ようが、「先代、先々代の首相も共に外交問題で短命に終ったぞ。だから外交で波風立てるな。」と言う脅迫であり、上記1>~2> と合わせれば、「靖国不参拝を宣言して中国様韓国様に尻尾を振れ。さもないと、野田政権も短命に終るぞ。」と言っているだけである。
これを社説と言うのかね。
少なくとも上記に要約した当該社説論旨は、良いところが警告。普通ならば恐喝文だろう。
確かに、朝日新聞の主張であり、意見であろう。朝日新聞が日本に本社を置く日本人を中心とした新聞社であろうが、日本人だから愛国者とは限らないし、朝日新聞に愛国者が居ると言うのも想像を絶するから、野田新首相に対し外国にへつらうよう脅しをかけることぐらい在るだろう。が、朝日社説はダブルシンクで綺麗サッパリ忘れているようだが、短命に終ったスーパーゾンビやルーピーは「靖国不参拝」を言明し、実行し、閣僚中誰一人として8月15日に靖国参拝しないという徹底振りでありながら、やはり短命政権だったのである。
従って朝日の「靖国不参拝を宣言し実施しないと外交問題になって短命政権に終わるぞ。」と言う脅迫は、脅迫としても甚だ説得力に欠ける。
第一、朝日が言うように鳩山政権が短命だったのが普天間基地の性で菅政権が短命だったのは尖閣問題の性で在るならば、少なくとも後者は野田新首相にも継承された問題なのであるから、靖国不参拝で「信頼関係を築こう」と言う主張がそもそも「為にする議論」であり、論理破綻している。
無論、当ブログでも何度も記事にした通り、私は「日本国首相は靖国神社に公式参拝するからこそ日本国首相であり、陸海空三自衛隊の最高指揮官である。」と主張しており、「靖国神社に公式参拝することが、日本国首相の条件で在るべきだ。」とさえ考えているから、朝日社説とは全く意見を異にしているのだが、それにしてもこの出来の悪い論理破綻した脅迫文では、議論も始めようがない。
従って、今回の「社説を斬る」シリーズは、タイトルに偽りあり、と残念ながら認めざるを得ない。
こんなつまらぬ物は斬れない。
如何に、朝日新聞社説。
これを社説と言うのかね。
少なくとも上記に要約した当該社説論旨は、良いところが警告。普通ならば恐喝文だろう。
確かに、朝日新聞の主張であり、意見であろう。朝日新聞が日本に本社を置く日本人を中心とした新聞社であろうが、日本人だから愛国者とは限らないし、朝日新聞に愛国者が居ると言うのも想像を絶するから、野田新首相に対し外国にへつらうよう脅しをかけることぐらい在るだろう。が、朝日社説はダブルシンクで綺麗サッパリ忘れているようだが、短命に終ったスーパーゾンビやルーピーは「靖国不参拝」を言明し、実行し、閣僚中誰一人として8月15日に靖国参拝しないという徹底振りでありながら、やはり短命政権だったのである。
従って朝日の「靖国不参拝を宣言し実施しないと外交問題になって短命政権に終わるぞ。」と言う脅迫は、脅迫としても甚だ説得力に欠ける。
第一、朝日が言うように鳩山政権が短命だったのが普天間基地の性で菅政権が短命だったのは尖閣問題の性で在るならば、少なくとも後者は野田新首相にも継承された問題なのであるから、靖国不参拝で「信頼関係を築こう」と言う主張がそもそも「為にする議論」であり、論理破綻している。
無論、当ブログでも何度も記事にした通り、私は「日本国首相は靖国神社に公式参拝するからこそ日本国首相であり、陸海空三自衛隊の最高指揮官である。」と主張しており、「靖国神社に公式参拝することが、日本国首相の条件で在るべきだ。」とさえ考えているから、朝日社説とは全く意見を異にしているのだが、それにしてもこの出来の悪い論理破綻した脅迫文では、議論も始めようがない。
従って、今回の「社説を斬る」シリーズは、タイトルに偽りあり、と残念ながら認めざるを得ない。
こんなつまらぬ物は斬れない。
如何に、朝日新聞社説。
③参考記事
(1) 朝日vs産経 社説比較 野田財務省「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」発言 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/35819017.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/35819061.html
(2) 日本国の首相は靖国神社に公式参拝すべきである http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/14443428.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/35819061.html
(2) 日本国の首相は靖国神社に公式参拝すべきである http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/14443428.html