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下掲の記事に報じられるのは、ホンダが独自開発したビジネスジェット機の販売方針について相当強気なホンダ社長の発言。
国産ジェット機というと飛行機として老舗である三菱重工(※1)が開発中のMRJが想起されるが、あちらはまだ形になっていないし、経営的に成り立つほどの販売目処も立っていないから、結構厳しい状態。それに対して先行するホンダジェットは既に試作機が完成。
> 既にホンダジェットは100機を超える受注を抱えており、
> 14年には年間の生産を100機まで引き上げる方針だ。
つまり、2014年以降は毎年100機ずつ売り捌いて、世界シェアの15%を握ろうというのだから、豪気な話だ。
MRJとは座席数が違う=販売対象が異なるのであるし、どちらも「国産」ジェット旅客機。
どっちも頑張れ、とエールを送りたくなる。が・・・どうにもMRJの方が分が悪いぞ。
国産ジェット機というと飛行機として老舗である三菱重工(※1)が開発中のMRJが想起されるが、あちらはまだ形になっていないし、経営的に成り立つほどの販売目処も立っていないから、結構厳しい状態。それに対して先行するホンダジェットは既に試作機が完成。
> 既にホンダジェットは100機を超える受注を抱えており、
> 14年には年間の生産を100機まで引き上げる方針だ。
つまり、2014年以降は毎年100機ずつ売り捌いて、世界シェアの15%を握ろうというのだから、豪気な話だ。
MRJとは座席数が違う=販売対象が異なるのであるし、どちらも「国産」ジェット旅客機。
どっちも頑張れ、とエールを送りたくなる。が・・・どうにもMRJの方が分が悪いぞ。
この動画で見ると、特徴である「翼の上のエンジン」が結構細いことや、その翼上面に立てた支柱が結構太いこと。「これで本当に燃費が良くなるのか?エンジンは小型のもので済ましているようだが、抵抗は一寸心配だぞ」とか「胴体とエンジンを分離したから、客室は広そうだ」とか、あれこれ考えてしまう。
<注釈>
(※1) 三菱重工業重工が老舗なのは飛行機ばかりではないが。船舶、軍艦、原発、戦車、ミサイル、魚雷、ロケットなどなど
転載開始==============================================================================
ホンダ、世界シェア15%目指す ビジネスジェット量産で藤野社長
13日、米ノースカロライナ州の生産拠点で公開された小型飛行機「ホンダジェット」(共同)
ホンダの航空機事業を営む子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」の藤野道格社長は13日、今後10年以内にビジネスジェット分野での世界シェア15%を目指すとの考えを示した。同社は2012年から小型航空機「ホンダジェット」の量産を米ノースカロライナ州グリーンズボロにある生産拠点で開始する予定。藤野社長は「燃費性能や客室の広さなど、ホンダが作る航空機にふさわしい性能を持っており、競争力も高い」と述べ、シェア獲得に自信を示した。既にホンダジェットは100機を超える受注を抱えており、14年には年間の生産を100機まで引き上げる方針だ。また藤野社長は、ホンダジェットに続く2機種目を開発する場合、開発費はホンダジェットの約3分の1に抑えられると指摘。「ホンダジェットでブランドを確立し、次のビジネスにつなげる」と述べ、より大型のビジネスジェットの開発を今後検討していくことを示唆した。航空機事業の採算についても「量産開始から5年後の単年度黒字を目指す」として、17年には黒字化する見通しを示した。グリーンズボロの生産拠点は本社と生産施設があり、総敷地面積は約33万6000平方メートル。現在の従業員は約600人だが、量産が開始されると1000人規模まで増やす方針だ。投資額は建物関連で約1億ドル(約80億円)。ホンダジェットは主翼の上にエンジンがあるのが特徴で、低燃費と客室の広さが売り。生産施設では現在、第3号機と第4号機が組み立てられ、最新鋭のシミュレーターや商談のための模型なども設置されている。(共同)
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