応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/
先日公表された原発ストレステストに対する政府統一見解を「思いつきではない」と菅直人が言い訳していると、産経が報じている。
菅首相「思い付きでない」 統一見解、ブログで強調 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/plc11071213160014-n1.htm
菅首相「思い付きでない」 統一見解、ブログで強調 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/plc11071213160014-n1.htm
報じているのは良いが、何故「思いつきではない」と言えるのか全く理解できないので、原典に当たろうとしたんだが・・・まあ論より証拠。問題の菅直人ブログをご一読願おうか。
転載開始==============================================================================
07/12(火曜日)
先を見すえて/菅直人直筆のページ
ストレステスト導入の背景にある、問題の本質
大震災発生から、昨日で4か月。この間、復旧・復興と原発事故への対応に、私なりに全力を挙げてきました。しかし、私の言動について、なかなか真意をうまくお伝えすることができません。総理という立場を意識しすぎて、個人的な思いを伝えきれていないことを、反省しています。今回の各原発へのストレステスト導入をめぐっては、昨日、内閣としての統一見解をまとめました。私としては、《国民の皆さんが納得できるルール作り》を指示し、その方向でまとめることが出来たと思っております。決して思いつきではなく、《安全と安心》の観点から、辿り着いた結論です。原子力安全・保安院が経産省の中に存在して、“推進”と“チェック”を同じ所が担っているという矛盾は、早く解決せねばなりません。これは、既にIAEAという国際的な機関への報告書の中でも言明しており、今になって急に言い出したことではありません。この考え方に立てば当然、各原発の再稼働の判断等を、現行の保安院だけに担わせることはできません。現行法制上はそうなっていても、現実として、独立機関である原子力安全委員会を関わらせるべきだ、というのが、今回の政策決定の土台です。この決定と並行して、問題の本筋である原子力規制行政の《形》の見直しも、既に検討作業に入っています。一方で政府としては、当面の電力供給に責任を持つ、という、もう一つの《安心》も確保しなければなりません。そのために今、企業の自家発電の更なる活用や、節電対策の工夫など、電力供給の確保策についても、近日中に具体的方針を示せるよう、検討を指示しています。従来のエネルギー計画を白紙から見直し、中長期的に再生可能エネルギー導入と省エネルギーを促進し、原発への依存から脱却してゆく―――この明確な“決意”を、1日1日の中でどこまで“形”に置き換えていけるか。今日も全力で取り組みます。
==============================================================================転載完了
菅直人に対する公開状
拝啓 菅直人”未だに”民主党党首殿
我が名はZero。一日本人にして、一ブロガーだ。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger
菅直人宛には一度質問状を送っているが、未だ回答を得られない者だ。
菅直人宛には一度質問状を送っているが、未だ回答を得られない者だ。
菅直人公式サイト「民主主義の危機」に対する公開質問状、もとい、質問状を公開する。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34597904.html
さらには、当ブログでは既に民主党に対して宣戦布告しているから、未だ民主党党首である菅直人とは、既に開戦状態と言う事になろう。
民主党に対する宣戦布告 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34685282.html
さて今回取り上げるのは貴方ブログの7/12(火)の以下URL記事だ。率直に言って、実にふざけたブログだな。
ストレステスト導入の背景にある、問題の本質 http://kanfullblog.kantei.go.jp/saki_wo_misuete/
それでは頭から順番に行こうか。
第一パラグラフは全く論外だ。貴様が震災発生以来為した事と言えば、「被災地救援復興自衛隊10万人体制」と言う大ボラが瓢箪から駒で実現し、極めて有効であった事ぐらい。それとて貴様の法螺を実現して見せた自衛隊三軍の功績が大である。後は被災地復興復旧及び原発事故対処については、全く、一切、何もやっていない。妨害ばかりしている。
それも道理だ。何しろ「一定の目処が立ったら」辞任するかのごとき言質を以って憲政史上最多の衆院議席数を誇る与党党首であるのに危うく不信任可決されてしまうのを免れたのであるから、「一定の目処を立てない」事で現状の、自衛隊三軍の最高指揮官・日本国首相と言う地位を保てるのであるから、妨害こそすれ、貢献なぞしよう筈がない。貢献したら「一定の目処が立って」退陣を余儀なくされかねない。であると言うのに、
1> 私なりに全力を挙げてきました。
とは恐れ入る他ない。
ああ、「私なりに」と言う限定がポイントだな。「私なり」だから保身とに汲々としていても言い訳が立つ。全く前首相のルーピーと言い、貴様と言い、この種の言い訳言い抜けやらしたら天下一品だな。その点だけは誉めてやろう。
第二パラグラフでは、原発ストレステストに対する政府統一見解を取り上げ、以下のように述べる。
さて今回取り上げるのは貴方ブログの7/12(火)の以下URL記事だ。率直に言って、実にふざけたブログだな。
ストレステスト導入の背景にある、問題の本質 http://kanfullblog.kantei.go.jp/saki_wo_misuete/
それでは頭から順番に行こうか。
第一パラグラフは全く論外だ。貴様が震災発生以来為した事と言えば、「被災地救援復興自衛隊10万人体制」と言う大ボラが瓢箪から駒で実現し、極めて有効であった事ぐらい。それとて貴様の法螺を実現して見せた自衛隊三軍の功績が大である。後は被災地復興復旧及び原発事故対処については、全く、一切、何もやっていない。妨害ばかりしている。
それも道理だ。何しろ「一定の目処が立ったら」辞任するかのごとき言質を以って憲政史上最多の衆院議席数を誇る与党党首であるのに危うく不信任可決されてしまうのを免れたのであるから、「一定の目処を立てない」事で現状の、自衛隊三軍の最高指揮官・日本国首相と言う地位を保てるのであるから、妨害こそすれ、貢献なぞしよう筈がない。貢献したら「一定の目処が立って」退陣を余儀なくされかねない。であると言うのに、
1> 私なりに全力を挙げてきました。
とは恐れ入る他ない。
ああ、「私なりに」と言う限定がポイントだな。「私なり」だから保身とに汲々としていても言い訳が立つ。全く前首相のルーピーと言い、貴様と言い、この種の言い訳言い抜けやらしたら天下一品だな。その点だけは誉めてやろう。
第二パラグラフでは、原発ストレステストに対する政府統一見解を取り上げ、以下のように述べる。
2> 私としては、《国民の皆さんが納得できるルール作り》を指示し、
3> その方向でまとめることが出来たと思っております。
4> 決して思いつきではなく、《安全と安心》の観点から、辿り着いた結論です。
これまた上記2>「私としては」と限定し、上記3>「思っています。」で一文を締めているのが秀逸だ。「私としては・・・思っている」だけなのだから、他の誰がなんと思っていようとも関係ない。つまりは自己満足の自画自賛の表明でしかない。だがそんな自画自賛では上記4>「思いつきではなく・・・結論です」と言う根拠には全くならないから、この第二パラグラフは「原発ストレステストの政府統一見解は思いつきではない」と菅直人は主張している、と言うだけである。産経報道( http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/plc11071213160014-n1.htm)などにもある通り。
妙に強調するだけに、逆に「実は思いつきでしかない。」と聞こえて仕方がない。
第三パラグラフでは原子力安全・保安院を突然取り上げ、IAEAの報告書と言う権威を出汁にして体制の変更と新体制での原発再稼動判定を謳う。ああ、実に俗耳には入りやすいだろうな。一昨年夏の衆院選挙でウッカリ民主党に政権交代させてしまった国民ならば、もう一度騙される事も大いにありうるだろう。だが、此処で言っている事は法改正も含む新体制の下でないと原発再稼動の判定さえできないと言う主張。即ち見方を少し変えれば「一定の目処を立てさせない」ための遅延工作に他ならない。
実施に数ヶ月かかるとされる原発ストレステストでさえこの夏の電力消費ピークには絶望的に間に合わないとされる。この法改正による新体制の下での原発再稼動判定ともなれば、冬の電力消費ピークにだって危うかろう。
だがこいつは、先日発表された政府統一見解にもない、新たな遅延策=菅直人政権延命策だよな。
第四パラグラフでは電力の安定供給について述べている。これは原発再稼動問題とも直結する大きな問題であるが、ゾンビ首相の言説には原発再稼動の「げ」の字も出て来ない。それどころか以下のように述べるのみ。
5> 企業の自家発電の更なる活用や、節電対策の工夫など、
6> 電力供給の確保策についても、近日中に具体的方針
3> その方向でまとめることが出来たと思っております。
4> 決して思いつきではなく、《安全と安心》の観点から、辿り着いた結論です。
これまた上記2>「私としては」と限定し、上記3>「思っています。」で一文を締めているのが秀逸だ。「私としては・・・思っている」だけなのだから、他の誰がなんと思っていようとも関係ない。つまりは自己満足の自画自賛の表明でしかない。だがそんな自画自賛では上記4>「思いつきではなく・・・結論です」と言う根拠には全くならないから、この第二パラグラフは「原発ストレステストの政府統一見解は思いつきではない」と菅直人は主張している、と言うだけである。産経報道( http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/plc11071213160014-n1.htm)などにもある通り。
妙に強調するだけに、逆に「実は思いつきでしかない。」と聞こえて仕方がない。
第三パラグラフでは原子力安全・保安院を突然取り上げ、IAEAの報告書と言う権威を出汁にして体制の変更と新体制での原発再稼動判定を謳う。ああ、実に俗耳には入りやすいだろうな。一昨年夏の衆院選挙でウッカリ民主党に政権交代させてしまった国民ならば、もう一度騙される事も大いにありうるだろう。だが、此処で言っている事は法改正も含む新体制の下でないと原発再稼動の判定さえできないと言う主張。即ち見方を少し変えれば「一定の目処を立てさせない」ための遅延工作に他ならない。
実施に数ヶ月かかるとされる原発ストレステストでさえこの夏の電力消費ピークには絶望的に間に合わないとされる。この法改正による新体制の下での原発再稼動判定ともなれば、冬の電力消費ピークにだって危うかろう。
だがこいつは、先日発表された政府統一見解にもない、新たな遅延策=菅直人政権延命策だよな。
第四パラグラフでは電力の安定供給について述べている。これは原発再稼動問題とも直結する大きな問題であるが、ゾンビ首相の言説には原発再稼動の「げ」の字も出て来ない。それどころか以下のように述べるのみ。
5> 企業の自家発電の更なる活用や、節電対策の工夫など、
6> 電力供給の確保策についても、近日中に具体的方針
貴様は一体本当に日本語を理解しているのか。「企業の自家発電の更なる活用」も「節電対策の工夫」も、「電力供給の確保策」である訳がないではないか。それは民側の努力であって、通常は政府のなすところではない。従って「政府の策」とはなりえない。
それを「電力供給の確保策」と称するならば、前者は「企業の自家発電の強制徴発」であり後者は「電力需要の強制圧縮」でしかありえない。何れも紛れもなく国家統制に他ならず、どんな「具体的方針」を近日出すのか知らないが、それが具体的であればあるほど、国家総動員体制的色彩を強めるに違いない。これぞ菅直人流、民主党流「政治主導」と言う奴か。
第五パラグラフは結論だろうが、お花畑現実無視美辞麗句の固まりだな。
7> 中長期的に再生可能エネルギー導入と省エネルギーを促進し、原発への依存から脱却してゆく
省エネルギーは電力需要の圧縮でしかないし、再生可能エネルギーは唯単に高コストなばかりでなくその供給が全く安定しないから、この二つで「原発への依存から脱却」なぞできる訳がない。尤も、そんなことに国民が気づく頃には流石に貴様は首相の座を追われているから、責任を免れる、と言う読みだろう。
さて、長々と書いてきたが、言いたいことは唯一言に尽きる。
即刻辞任!
ブログで釈明やら延命やらするのなぞ止めて、とっとと辞めろ。
それを「電力供給の確保策」と称するならば、前者は「企業の自家発電の強制徴発」であり後者は「電力需要の強制圧縮」でしかありえない。何れも紛れもなく国家統制に他ならず、どんな「具体的方針」を近日出すのか知らないが、それが具体的であればあるほど、国家総動員体制的色彩を強めるに違いない。これぞ菅直人流、民主党流「政治主導」と言う奴か。
第五パラグラフは結論だろうが、お花畑現実無視美辞麗句の固まりだな。
7> 中長期的に再生可能エネルギー導入と省エネルギーを促進し、原発への依存から脱却してゆく
省エネルギーは電力需要の圧縮でしかないし、再生可能エネルギーは唯単に高コストなばかりでなくその供給が全く安定しないから、この二つで「原発への依存から脱却」なぞできる訳がない。尤も、そんなことに国民が気づく頃には流石に貴様は首相の座を追われているから、責任を免れる、と言う読みだろう。
さて、長々と書いてきたが、言いたいことは唯一言に尽きる。
即刻辞任!
ブログで釈明やら延命やらするのなぞ止めて、とっとと辞めろ。
公開状の行方
上掲公開状は、問題の菅直人ブログご意見箱に送付したが・・・返信がある可能性は残念ながら低い。ま、お手並み拝見と行こうか。