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転載開始==============================================================================
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資質問われる江田法相 死刑執行に否定的、廃止に前向き
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110708/plc11070811340012-n1.htm
2011.7.8 11:33
江田五月法相は8日の記者会見で、法相に就任してから死刑を執行していないことについて「最近少し死刑判決が目立つようになっている感じはしている。ただ、いっぱいたまったから急いでやらなきゃという話ではなく、しっかり考えていくべき課題だ」と述べ、任期中の死刑執行に否定的な考えを重ねて示した。その上で「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」とも述べ、死刑廃止に前向きに取り組む考えも示した。刑事訴訟法では、死刑執行は法相の命令で行われ、判決確定の日から6カ月以内にしなければならないとしている。しかし、未執行者は戦後最多の119人にのぼっている。江田氏が死刑執行をしないことで未執行者の数はさらに増えることが予想される上に、裁判を国民に身近なものにするとの理由に創設された裁判員制度の趣旨に照らしても、法相としての資質が問われそうだ。
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法相の死刑執行サボりは大憲章違反である
単刀直入に言おう。確定した死刑を執行するのは、法相の仕事である。
現状日本には死刑制度が現存し、刑事訴訟法は確定した死刑は半年以内に執行される事を明記している。将来的に日本の死刑制度が廃止される可能性はあるかもしれないし、確定してなお執行されない死刑が数多あるが故の死刑確定未執行囚百人以上と言う惨状なのであるが、その惨状こそ異常事態であり、現行法律の定めるところ、確定した死刑は、粛々と執行されるのが当たり前である。
その死刑の執行には法相直々の署名が必要であり、死刑執行書に署名するというのは気持ちの良い仕事は言えないから、ためらう歴代法相も数多あった。それ故にこそ粛々と法相の仕事をこなして死刑を執行すると言う極々当たり前のことを行う法相が、朝日新聞に「死神」呼ばわりされてしまうのであるが、それを言うのならば、法相と言うのは、「死神」となるのも仕事のうち(*1)なのである
以上が私の認識だ。何度も書いている通り私は理系の人間で、法学には素人と言ってよいほどではあるが、法律の条文ぐらいは読めるしそれが何を意味するかも理解する。よし「死刑制度廃止が世界的傾向」であろうとも、我が国の死刑制度は先述の通り現存するのであるから、法相の筆先三寸で死刑執行が為されたり中断されたりする事こそ「法の前の平等」を定めた大憲章・マグナ・カルタに違反する、と判断するのにさしたる法的知識は必要ない。私程度の理系人間の法知識で充分だ。
言い換えれば、死刑制度が存続する限り、我が国の死刑は執行されるが当たり前であって、それが刑事訴訟法違反を犯してまで死刑確定未執行囚が百人以上を数えると言う事態こそ、法の前の平等を蹂躙するものであると言う事は、理系の私にさえ明らかな法理論だ。
だが・・・己がイデオロギーに凝り固まった奴バラには、それが「明らか」にはならないらしい。
報じられているのは現役法相である江田が、先述の通りたまりにたまった死刑確定未執行囚にも拘らず未だ一件も死刑を執行していない事について、記者会見での答え。
1> 「最近少し死刑判決が目立つようになっている感じはしている。
2> ただ、いっぱいたまったから急いでやらなきゃという話ではなく、
3> しっかり考えていくべき課題だ」
一体何を勘違いしているのだろうか。刑事訴訟法は前述の通り確定した死刑を6ヶ月以内に執行する事を定めている。歴代法相がその刑事訴訟法を無視して死刑執行をサボってきたのは事実だが、法相に死刑の執行を止めると言う権限は、本来ない。
言い換えれば死刑確定未執行囚などと言うものは本来「たまらない」はずなのだ。それがたまっているのは歴代法相の文字通り犯罪的職務怠慢に拠る負の遺産。「いそいでやらなきゃと言う話」では確かにない。「即刻直ちに執行して然るべき話」なのだ。
大体上記3>「しっかり考えていくべき課題」とは何事だ。死刑制度廃止を検討するのは江田の勝手であるが、法相としての職務は死刑の執行が含まれるのだから、執行するべき死刑を粛々と執行した上で検討するか、法相を辞するべきであろう。
4> 「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。
5> 死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、
6> 国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」
貴様は一体どこの国の大臣だ。日本国の、しかも法務大臣ではないか。世界の流れも何も先ず第一に日本の法律に従い、日本の法律を守る立場にある筈ではないか。上記6>「日本としてどうしていくか」と言うのも上記3>と同様だ。先ず己が職務を全うしてから抜かしやがれ。
二人にだけ死刑執行ショーを実演して選挙に落選した千葉。
法相は二つ覚えていれば良いと放言し、「報告を受けたから尖閣沖衝突ビデオは見なくて良い」と抜かした柳田。
で、この江田、か。法相失格の法相しか出ないのかね、民主党政権と言うのは。
まあ、首相からしてゾンビ首相で歩く政治空白なのではあるが。
現状日本には死刑制度が現存し、刑事訴訟法は確定した死刑は半年以内に執行される事を明記している。将来的に日本の死刑制度が廃止される可能性はあるかもしれないし、確定してなお執行されない死刑が数多あるが故の死刑確定未執行囚百人以上と言う惨状なのであるが、その惨状こそ異常事態であり、現行法律の定めるところ、確定した死刑は、粛々と執行されるのが当たり前である。
その死刑の執行には法相直々の署名が必要であり、死刑執行書に署名するというのは気持ちの良い仕事は言えないから、ためらう歴代法相も数多あった。それ故にこそ粛々と法相の仕事をこなして死刑を執行すると言う極々当たり前のことを行う法相が、朝日新聞に「死神」呼ばわりされてしまうのであるが、それを言うのならば、法相と言うのは、「死神」となるのも仕事のうち(*1)なのである
以上が私の認識だ。何度も書いている通り私は理系の人間で、法学には素人と言ってよいほどではあるが、法律の条文ぐらいは読めるしそれが何を意味するかも理解する。よし「死刑制度廃止が世界的傾向」であろうとも、我が国の死刑制度は先述の通り現存するのであるから、法相の筆先三寸で死刑執行が為されたり中断されたりする事こそ「法の前の平等」を定めた大憲章・マグナ・カルタに違反する、と判断するのにさしたる法的知識は必要ない。私程度の理系人間の法知識で充分だ。
言い換えれば、死刑制度が存続する限り、我が国の死刑は執行されるが当たり前であって、それが刑事訴訟法違反を犯してまで死刑確定未執行囚が百人以上を数えると言う事態こそ、法の前の平等を蹂躙するものであると言う事は、理系の私にさえ明らかな法理論だ。
だが・・・己がイデオロギーに凝り固まった奴バラには、それが「明らか」にはならないらしい。
報じられているのは現役法相である江田が、先述の通りたまりにたまった死刑確定未執行囚にも拘らず未だ一件も死刑を執行していない事について、記者会見での答え。
1> 「最近少し死刑判決が目立つようになっている感じはしている。
2> ただ、いっぱいたまったから急いでやらなきゃという話ではなく、
3> しっかり考えていくべき課題だ」
一体何を勘違いしているのだろうか。刑事訴訟法は前述の通り確定した死刑を6ヶ月以内に執行する事を定めている。歴代法相がその刑事訴訟法を無視して死刑執行をサボってきたのは事実だが、法相に死刑の執行を止めると言う権限は、本来ない。
言い換えれば死刑確定未執行囚などと言うものは本来「たまらない」はずなのだ。それがたまっているのは歴代法相の文字通り犯罪的職務怠慢に拠る負の遺産。「いそいでやらなきゃと言う話」では確かにない。「即刻直ちに執行して然るべき話」なのだ。
大体上記3>「しっかり考えていくべき課題」とは何事だ。死刑制度廃止を検討するのは江田の勝手であるが、法相としての職務は死刑の執行が含まれるのだから、執行するべき死刑を粛々と執行した上で検討するか、法相を辞するべきであろう。
4> 「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。
5> 死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、
6> 国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」
貴様は一体どこの国の大臣だ。日本国の、しかも法務大臣ではないか。世界の流れも何も先ず第一に日本の法律に従い、日本の法律を守る立場にある筈ではないか。上記6>「日本としてどうしていくか」と言うのも上記3>と同様だ。先ず己が職務を全うしてから抜かしやがれ。
二人にだけ死刑執行ショーを実演して選挙に落選した千葉。
法相は二つ覚えていれば良いと放言し、「報告を受けたから尖閣沖衝突ビデオは見なくて良い」と抜かした柳田。
で、この江田、か。法相失格の法相しか出ないのかね、民主党政権と言うのは。
まあ、首相からしてゾンビ首相で歩く政治空白なのではあるが。
<注釈>
(*1) 前の前の法相のように「死刑制度反対」を公言し、死刑制度への関心を集めるために二人にだけ恣意的に死刑を執行したような者は、なんと呼ぶべきかな。「死刑執行ショー主催者」であろうか。