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首相が「脱原発」解散に含み 「残された時間を完全燃焼」 退陣3条件も強調 

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官邸に入った菅直人首相=28日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 菅直人首相(民主党代表)は28日、国会内で開かれた党両院議員総会で、東京電力福島第1原発事故を受けたエネルギー基本計画の見直しに強い意欲を示した上で「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかが次期国政選挙で最大の争点になる」と語り、原発の是非を争点に掲げて衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を示した。
 首相は「3月11日から1週間は原発事故の被害が拡大するかしないかの瀬戸際にあった。この対応が必ずしも十分でなく、国民のみなさんに状況を正確に伝えることをできなかったことを心からおわびしたい」と陳謝した。その上で、「後世に禍根を残すことがないよう原子力行政の改革について早急に一定の方向を出したい」との決意を示した。
 また、首相は平成23年度第2次補正予算案、再生エネルギー特別措置法案、特例公債法案の成立を自らの退陣の3つの条件に掲げ、「残された時間を完全燃焼する覚悟で3つの課題、本当に禍根を残さない原子力行政の方向性だけは示したい」と表明。「党がしっかりとやるべきことをやった中で、次の世代にバトンを譲ることができるように心から協力をお願いしたい」と述べ、自らの退陣条件が整うためには党所属議員の協力が不可欠だとの考えを強調した。
 首相は27日夜の首相官邸での記者会見でも、自らの退陣条件について、平成23年度第2次補正予算案、再生エネルギー特別措置法案、特例公債法案の3つの成立が「一つのめどになる」と述べた。
 松本龍震災復興対策担当相を軸にした内閣人事について「東日本大震災の復旧、復興を進め、原発事故の再発を防止する態勢をつくることに目的は尽きている」と説明した。
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総選挙、是非にもやってもらいたい


 「辞める」と言って辞めさせられる事を辛うじて免れたゾンビ首相の歩く政治空白・菅直人は未だ恐るべき事に日本国首相の座にあり、「脱原発を旗印に解散・総選挙と退勢挽回を考えている。」などと言う観測もあり、またその解散総選挙を恐れるが故に「首相の花道」論なんてのがあれこれ浮かんでは消えているようである。
 
 が、何を恐れる事やある。
 結構ではないか、解散総選挙。是非にもやって頂きたい。
 
 東日本大震災で選挙態勢に穴が開くぅ??地方選挙の9月延期でさえ総選挙には影響しないと総務省がいっているのに、どれほどの穴が開く物か。その開く穴が恣意的なものならば、不正選挙にもなりえようが、東日本大震災と言う戦後最大の災厄ならば開く穴にさほどの偏りも出まい。不公平な選挙になる可能性は残るが、今度の選挙一回が不公平になることと、それがならずにゾンビ首相の歩く政治空白・菅直人が日本国首相の座に居座り続けるのと、どちらの実害が大きいと思うのか。
 
 上掲記事で菅直人は
 
管1> 「残された時間を完全燃焼する覚悟で3つの課題、
管2> 本当に禍根を残さない原子力行政の方向性だけは示したい」
 
等と抜かしている。ふざけた話だ。「完全燃焼」も何も、火すら点かず、煙の一筋すら上がっては居ないではないか。第一、ベトナムへの原発輸出を自らの功績と誇っておいて、今更「脱原発」もないものだ。それを掲げて、先回衆院選挙の「政権交代」同様選挙のキャッチフレーズにしようと言うのならば、先ずはベトナムへの原発輸出をどう評価し、その売り込みに役立ったという貴様の「功績」をどう考えているのか、審らかにすべきであろうが。
 
 その上で、解散総選挙をしたとして、「脱原発」を掲げる民主党の前に、現実的原発容認までしかいえない自民党が敗れる、と言う可能性は否定できない。何しろいまだに2割以上の支持率がこの菅直人政権にあるぐらいであるし、一昨年夏の衆院選挙で「三党共通公約に安全保障と言う項目がない」にも拘らず、憲政史上最多の議席数で民主党を選択し、「政権交代」させたのは我が国民なのである(*1)から、今度も似たような過ちを犯さないとは限らない。
 
 だが、そうなったとしたら、「脱原発」を掲げる菅直人が次の衆院選挙で大勝し、「第二次菅直人内閣」なんて物を編成するとしたら・・・今度こそ私は、我が国に於ける民主主義と言うものに、絶望すべきなのかも知れないな。
 

<注釈>

(*1) 繰り返す。「我が国民が政権交代を選択し、民主党を憲政史上最多の衆院議席数を保有する政権与党」たらしめたのである。昨年の参院選挙ではその「揺り戻し」も見られるが、揺り戻したって現状なのである。しかと、肝に銘じるべきだろう。

当ブログの民主党記事)(一部)


(2) 「続・確かな野党が必要です」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24527645.html

(3) 「ブレもしなけりゃ進化もない」のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29192710.html

(4) 「党あって国なくば、党利あって国益無し」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29474820.html

(7)神風は泣いている―北朝鮮砲撃を「神風」とする民主党の発想 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34174050.html  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34174090.html

(8) 「無知は、力である。」―鳩山首相、普天間基地を巡る「第3回」日米首脳会談を記録しないように指示したことに見る民主主義の危機―   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32484044.html

(9) 逃げ菅、ズル菅、いけす菅―消費税値上げ議論に見る民主主義の危機―  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33016268.html  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33016312.html

(10) 民主党の恐ろしいまでに非民主的な言動1―防衛次官通達 民主・安住氏が主導  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34611101.html   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34611137.html

(12) 外交音痴の安保白痴- 鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34735991.html    http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736060.html   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736121.html

(13) 前原外相の奇怪な弁明-北朝鮮訪問時、よど号乗っ取り犯と記念撮影   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34781993.html
 

(Ⅰ)関連記事 仮説「民主党気質」

(1) 民主党気質―「法律でなければは守らない。公約は法律ではない。」    http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33060543.html
 
(2) 続・民主党気質「法律でないことは守らない。」-千葉法相、落選しても続投  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33118217.html
 
(3) 新民主党気質「法律であっても守らない。イデオロギーは全てに優先する。」-千葉法相、死刑執行署名を拒否-   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33242755.html
 
(4) 千葉法相に対する公開質問状   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33265691.html )
 
(5) 結論 民主党は民主主義の敵である  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34151652.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34151756.html