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「正恩氏、10代から著述活動」=偶像化作業本格化か―北朝鮮サイト  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000075-jij-int
時事通信 4月11日(月)12時53分配信

 【ソウル時事】北朝鮮の祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は11日までに、「元非転向長期囚ソン・ソンモ氏」の手記を掲載し、その中で、金正日労働党総書記の三男正恩氏が10代のころに著作の執筆活動を開始していたと指摘した。朝鮮通信(東京)が伝えた。
 第三者の手記の中の記述という形ではあるが、正恩氏の過去の活動、業績が公式に報道されるのは初めて。後継者と決まってはいるものの目立った実績がなく、人心を掌握していないとされる正恩氏の偶像化作業が、故金日成主席の誕生日である15日に合わせ、本格的に始まったとみられる。 

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みみっちい偶像化-「金正恩、10代から本書いた」がどうした?


 報じられているのは、北朝鮮は金正日の後継者になるとされている三代目にして三男・金正恩の「実績」。なんでも、ロクに実績のない金正恩のために偶像化の一環ではないかと目されているそうなのだが、その実績と言うのが・・・
 
> 10代のころに著作の執筆活動を開始していた
 
 ・・・・なんじゃこりゃ。
 
 どんな立派な著作だか知らないが、立派な著作になっているのならばそれこそ華々しく出版して、ここでもその著作名を大々的に掲げるだろう。それがない以上は、タダ「十代から本を書いていた。」と言うに過ぎない。
 
 出版される/されない、売れる/売れないを気にしないならば、十代から本を書く者なんざ日本(*1)なら幾らでも居ろうが・・・それとも北朝鮮では識字率が低くて、或いは紙やペンやインクが貴重品(*2)だから、党幹部の子供でもない限り、十代から本を書くような「贅沢」はできないと言う事だろうか。
 もしそうならば、それでよくもまあ弾道ミサイルと原爆を作れたものと感心すると同時に、そんな事では「社会主義の理想」も「強請大国」も、夢のまた夢だろう。
 
 人は石垣、人は城。
 情けは見方、仇は敵。


<注釈>

(*1) 別に日本に限らないが・・・

(*2) パソコンやワープロソフトが貴重品と言うことは、大いにありえるが。