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 Youtubeから転載するは、さる3月11日、東日本大震災のマグニチュード9.0の大地震で生じた10mの津波を乗り切る海上保安庁巡視船「まつしま」ブリッジからの光景。

 因みに しれとこ型巡視船 PL-126 PL-107は先代) まつしま の諸元は以下の通り。常備で1,200tあるからそこそこの大きさの船だが、海軍で言えば駆逐艦にも満たないコルベットぐらいの大きさ。しかも「まつしま」は、その多くの姉妹艦も退役している老朽船。それだけ乗員の技量が円熟しているって事かも知れないが・・・美事なものだ。

;基準排水量;1,200t(常備)
;全長;77.3m
;幅;9.6m
;吃水;5.3m
;主機;ディーゼル×2基 2軸
;出力;7,000HP
;速力;20kt
;兵装; 20㎜多銃身機銃×1
;航空機;7m型高速警備救難艇、複合型高速艇
;乗員;40

 津波ってのは「津」波と言うぐらいだから、湾内に入ってから高くなって大災厄となるのであるが、今回の大地震では沖合でも結構な高さの「波」と言うか「水の壁」になった居ることが判る。
 乗組員達の落ち着いた命令と復唱が、何とも頼もしく、格好良い。


 こちらも結構「格好良い」のが米軍、主として米海軍と米海兵隊による東日本震災救援「トモダチ」作戦。



 私は、今回の米軍による東日本大震災救援が純粋に人道的な善意に基づくものとは考えない。何処の国でも人道援助や救援よりも国益を優先するモノであるし、それはアメリカとて例外ではない。

 だが、アメリカと日本の利害は相当部分で一致している。そして多分それ以上に重要なことに、日米で利害対立する部分が少ない。民主党政権発足以来、首相及び政府の外交が日米関係をとんでも無いことににしてしまったにもかかわらず「トモダチ」作戦が実施されたのはそのためである。

 決して「友愛」のためなんかではない。
 「人道支援」などと大仰な大風呂敷を広げても居ない。

 アメリカ人は、友としてやって来た。困ったときの友、真の友として。

 友よ、本当の男よ。 もう一人の俺よ。

 ありがとう、アメリカ。
 ありがとう、米軍将兵。
 
 Thank you U.S.A.
  Thank you U.S.Navy/Marine/Army/Air Force.