応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/ 

転載開始======================================
領空接近 ロシア機1・5倍、中国は2倍 自衛隊苦しい二正面作戦  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110409/plc11040901300000-n1.htm
2011.4.9 01:30 
 ロシア軍用機が日本領空に接近する回数が、平成22年度は前年度の1・5倍に上ったことが8日、分かった。各国の領空接近に占める割合も65%から約80%に増加。中国機もハイペースで飛来し、領空接近は前年度の2倍に達している。中露両国は東日本大震災後も偵察飛行や挑発を繰り返しており、被災地支援に10万人を投入している自衛隊は、苦しい“二正面作戦”を強いられている。

 ロシア機の動向について、防衛省のシンクタンク「防衛研究所」が6日公表した「東アジア戦略概観」は、「偵察行動は南西地域にまで拡大している」と警戒感を示している。

 防衛省によると、領空付近に飛来したロシア機に航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数は、21年度は197件だったが22年度は約300件に増えた。ロシア機に対するスクランブルは12~17年度は100件ほどを維持。18~21年度は200件前後で推移したが、22年度に再び急増した形だ。
 
 太平洋などへの活動範囲の拡大も顕著だ。22年11月に日本海から飛来した2機のTu95爆撃機は九州西方から沖縄本島の南を回り、太平洋を北上し日本を一周するなど「特異な飛行ルートが目立っている」(東アジア戦略概観)という。南西方面で中国の海洋活動拡大に対処する日米の海空戦力について情報収集する意図があるとされる。

 大震災発生後も飛来ペースは変わらず、「トモダチ作戦」を実施する日米両国の連携を偵察した。津波で空自松島基地(宮城県)のF2戦闘機18機が水没すると、三沢基地(青森県)のF2部隊の警戒態勢を確認するようにSu27戦闘機が飛来。大気中の塵を集めるポッドもつけており、東京電力福島第1原発からの放射性物質を採取する狙いもあったとみられる。

 一方、中国機は3月26日と4月1日の2度にわたり、東シナ海で警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦に国家海洋局のヘリコプターと航空機を異常接近させる挑発行為を行っている。

==================================転載完了

水に落ちた犬は叩かれる。震災で弱った國につけ込む國もある

 章題の元となった故事「水に落ちた犬は叩け。」は大陸の故事。弱った奴はその弱さにつけ込んで食い物にしてしまえという、大陸らしいと言うか、支那人らしい姑息さ卑怯さ図々しさが出た諺で、それだけに日本ではそんなあからさまな利益追求は非難の的であるが、世界的には「水に落ちた犬を叩く」者の方が多い。上記に転載した記事もまた、左様な冷厳な現実を伝えている。
 
 報じられているのは日本領海に接近する中国軍機、ロシア軍機の数。転載記事のタイトルになっている通り、ロシア軍機が前年度の1.5倍。中国軍機は2倍と言うから、此は有意な差と考えるべきだろう。克てて加えて中国軍のヘリは我が艦艇に異常接近して挑発してきている事も転載記事には述べられている。
 
 また、転載記事にもあるとおり、今回の東日本大震災に伴う津波は松島基地のF-2戦闘機18機にも被害を与えており、自衛隊三軍が総勢10万人を越す被災地救援大動員をかけている事もあって、中露にしてみれば我が国防衛体制にどれほどの穴が開いているかを調べる好期だろう。
 
 口では友好だの支援だの言っていて、相応の行動・義捐金や救援隊を被災地に送ったところで、国益の追求は別と言うことであり、あわよくば島の一つもかすめ取ろうという魂胆だろう。
 
 確かに我が自衛隊三軍は、先述の松島基地を初めとして装備・人員共に今回の東日本大震災で損害を被っている。
 
 なればこそ、震災後の我が国復興と共に、自衛隊三軍の充実も忘れるべきではない。
 
 因みに転載記事にある領空接近増加について、ロシア外務省は「放射能測定のため。」と弁明しているらしい。
 
 ロシアでは、放射能測定のために電子線偵察機や戦闘爆撃機を飛ばすのだとさ。
 
ロシア、領空接近は「放射能測定のため」 外務省報道官  http://sankei.jp.msn.com/world/news/110331/erp11033122290007-n1.htm

ロシアの弁明「放射能測定のため」

転載開始==================================
ロシア、領空接近は「放射能測定のため」 外務省報道官  http://sankei.jp.msn.com/world/news/110331/erp11033122290007-n1.htm
2011.3.31 22:27
 ロシア空軍機が東日本大震災後に日本領空への接近を繰り返した問題で、露外務省のルカシェビッチ報道官は31日、「航空機は日本領空を侵犯しておらず、(日本の)マスコミの騒ぎぶりは理解に苦しむ」と述べた。インタファクス通信によると、報道官は「(福島第1原発事故に伴う)放射能のモニタリングを目的とした飛行は、ロシアに近接する領域の安全に関わることであり、全く説明のつくものだ」としている。(マガダン 遠藤良介)

===================================転載完了