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以下に並べた三本の記事は、現民主党政権の東日本大震災に対する対応の一端を示したもの。内二本は防災服に関する話題だ。言うまでもなかろうが防災服は作業服の一種で、震災発生以来現民主党政権の標準装備となっていたもの。その舞台裏が、三本の記事から浮かび上がるように、私には思われる。
(1)お揃いの防災服 民主党マーク入り
転載開始======================================================
民主党がお揃いの防災服新調 党内から「パフォーマンスしている場合か」の声 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110331/stt11033101390000-n1.htm
2011.3.31 01:30防災服を着て閣議に臨む菅直人首相と閣僚=30日午前、国会内(撮影・酒巻俊介)
東日本大震災を受け、民主党は国会議員や秘書が着用するおそろいの防災服をあつらえることを決めた。右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザイン。党総務委員会が議員に配布した「党防災服購入のご案内」によると、色は濃紺。サイズはSSから5Lまで8種類を用意し、金額は5千円程度。4月中旬に配布する予定だ。防災服をめぐっては、閣僚が各省庁の防災服姿で国会答弁している姿についてすら、「現場に行くわけでもないのにわざとらしい」(若手)との声もある。遅まきながら形から入ろうとする民主党らしい取り組みにも、党内から「パフォーマンスをしている場合か」(中堅)と冷ややかな声が上がっている。
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(2)菅直人ら、新年度で防災服からスーツに
転載開始======================================================【東日本大震災】
菅首相ら防災服脱ぎスーツ姿に 「復興に向けた段階」と枝野氏 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110401/plc11040110580010-n1.htm
2011.4.1 10:58スーツ姿で官邸に入る菅直人首相=1日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)
菅直人首相は1日、3月11日の東日本大震災発生時以降、初めて朝からスーツ姿で首相官邸に入った。閣議に出席した閣僚も、被災地視察のため欠席した玄葉光一郎国家戦略担当相を除くと、防災服姿は松本龍防災担当相、海江田万里経済産業相、大畠章宏国土交通相だけだった。枝野幸男官房長官はその後の記者会見で、スーツに戻したことについて「復旧、復興に向けた段階に入ったということで、平常時の服装にした」と述べた。政府高官も「新年度になるのもある」と説明した。ただ、東京電力福島第1原発からの放射性物質(放射能)漏れ問題が長期化していることで、防災服姿を着続けるのも不自然という事情もあるようだ
=================================================================転載完了
(3)被災地での議員ボランティアでは民主党隠し
転載開始======================================================
【東日本大震災】
「民主と分からぬように」 支援参加議員に党要請 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110403/stt11040307430000-n1.htm
2011.4.3 07:39
民主党が、東日本大震災被災地でのボランティア活動に参加する党所属議員に対し、同党議員とわからない服装で参加するよう要請していたことが2日、わかった。要請は、党震災ボランティア室が所属議員に出した「被災地支援活動へのご参加のお願い」と題したボランティア募集のチラシに記載された。服装の注意欄に「個人参加のため衆・参議員防災服、民主党表示のあるものは不可」とある。個人参加としているが、募集は党が行い、3、10の両日に宮城県石巻、塩釜両市で津波被害を受けた家屋から汚泥を撤去する活動を行う。早朝に国会から、バスで現地に入る。政府・民主党の支援や復旧には被災地で不満の声があがっているだけに、党内では「民主党の表示があると、被災者に石を投げられるからかも」と勘ぐる向きもある。
=================================================================転載完了
被災地は民主党で悪夢を見るか?―民主党防災服の怪
いかがであろうか。
先述の通り、震災発生以来、菅直人初めとする現・民主党閣僚は防災服で記者会見やら国会答弁やら「現地視察」やらを行なう事を常としていた。それがあらぬか(1)が報じるのは、「民主党オリジナル防災服」の製作と配備である。なにしろ、
1> 右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザイン。
と言うのだから念が入っている。さらに言うならば4月中旬に配布する予定と言うこの民主党防災服以外の防災服を、菅直人初めとする現・民主党閣僚は既にお持ちのようなのだから、民主党議員とその秘書にこの民主党防災服を配布する意義はますます不明になる。
こう言う支出は仕分けしないのかね?
それとも、震災発生から3週間もたたない内に民主党防災服を考案し、決定し、デザインする電光石火振りに、さしもの「仕分け」も間に合わなかったか。
その一方で(2)が報じるのは、「震災は復興の段階を迎えた」「新年度と言うのもある」と言うことで心機一転、防災服からスーツ姿に戻った菅直人ら現民主党政権の閣僚ら。「震災と言う有事から復興と言う平時へ」と言うと喜ばしい事に聞こえるが、今だ自衛隊・消防隊・東電・関係各社が奮闘している福島原発事故を、相当楽観視ないし軽視しているものと断ぜざるを得ない。福島第1原発のベント開放遅れをもたらした張本人が菅直人ではないかと言う疑いがあることを考えると、強気の楽観姿勢はその疑問を否定するためのパフォーマンスではないかと思えてくる。
だがこうなると、4月半ばに菅直人初めとする民主党閣僚には配られる筈の上記(1)民主党防災服は、報道陣の前では着用を憚られる事になる。
さらに追い討ちをかけるのが上記(3)記事である。被災地の復旧復興のために議員からボランティアを民主党が募っており、今月3日と10日の日曜日に国会からバスが出て、石巻・塩釜両市で復旧に当たるという。日曜ならば国会は休みだし、悪い話ではない。が・・・・
2> 「個人参加のため衆・参議員防災服、民主党表示のあるものは不可」
と態々但し書きが着いている。
この但し書きから、「衆・参議員防災服」と言うものがあり、それが恐らくは先月いっぱいまで菅直人や枝野やらがこれ見よがしに着用していた防災服なのであろうし、それが国会議員には配布されているものだろうと推定できる。
が、この但し書きは、その既に配布されている衆・参議員防災服を着て参加するなと言っているし、上記(1)の民主党防災服はまだ配布されていないだろうが、仮に配布されたとしても「民主党の表示がある」から着て参加するな、と言っている。
非常に好意的に解釈するならば、記事(3)で報じられている上記但し書きは、「民主党議員が被災地でボランティアを実施するという事を隠す、謙譲の美徳」と考えられない事もない。だが、そうだとすると上記(1)で民主党議員と秘書全員分お揃いで揃えると言う民主党ロゴマーク入り防災服は、本当にテレビ出演用の舞台衣装にしか過ぎないことになる。
民主党は、震災発生から3週間も経たない内に、そのテレビ出演用舞台衣装の製作を決定し、デザインし、周知した事になる。・・・・・・・・・Case1
或いはもう一寸穿った見方をするならば、民主党は菅直人が震災翌日に福島原発視察を実施したように、被災地の視察や復旧ボランティアに積極的に参加し、ここで民主党政権支持率を上げようと画策していたと考えられる。記事(1)報じる御揃いの防災服はそのための格好の材料だ。だが、それが報道され、「パフォーマンスだ。」と非難された。そこで急遽閣僚の衆・参議員防災服(推定)防災服の着用もやめたし、被災地ボランティアからも民主党である事を隠すように指示した。こう考えると・・・
民主党は、震災発生から3週間も経たない内に、その宣伝用の防災服の製作を決定し、デザインし、周知したが、非難されそうなので防災服も民主党もアピールする事をやめた事になる。・・・・・・・・・Case2
Case1ならば、民主党は被災地の復旧復興に対してよりも、民主党自身の宣伝に対する方が、遥かに有能であり迅速である事を示している。流石は政権交代を一昨年夏衆院選挙で実現し、憲政史上最多の衆院議席数を誇る政権与党、と言うべきだろうか。
Case2ならば、民主党の宣伝力の高さ迅速さに加え、変わり身の早さが付け加わる。「憲法違反」とまで断じ非難していた海上自衛隊によるインド洋上給油活動を、政権がとれそうだとなると法律が切れるまで継続と妥協し、実際に政権を取っても法律が切れるまでは継続した変わり身の早さが、今回は短期間に如実に現れた形だ。
「ブレもしなけりゃ進化もない」のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29192710.html
言うまでもないだろうが、Case2の方が悪い。Case1はいく分マシではある。
だが、大差はない。
現在日本は東日本大震災、それに伴う津波、福島原発事故と言う未曾有の大災厄に見舞われ、そのためにかような菅直人政権であっても「来春まで総選挙は無理」なんて説まである。自民党の民主党との「大連立」なんて動きが蠢動する所以である。
国家の非常時に、総選挙なんて悠長な事よりも、挙国一致内閣を目指すという発想は理解できる。まだ民主主義健全なりし頃の古代ローマ共和国に、その名も「独裁官」なんて役職が非常時には置かれた史実もある。
だが、民主党や菅直人初めとする民主党議員の奴バラが、震災以前にでさえ犯していた国家軽視、天皇陛下軽視、国民軽視の数多の罪、普天間基地移設問題、今だ公開されぬ尖閣諸島沖中国「漁船」体当たり攻撃ビデオ、「自衛隊は暴力装置」「Trust Me!」「抑止力は方便」「早く座れよ」などなどの問題発言、死刑確定囚の恣意的執行、外国人献金問題、外国人参政権法案提出etcは、決して忘れられるべきではない。
如何、国民。
先述の通り、震災発生以来、菅直人初めとする現・民主党閣僚は防災服で記者会見やら国会答弁やら「現地視察」やらを行なう事を常としていた。それがあらぬか(1)が報じるのは、「民主党オリジナル防災服」の製作と配備である。なにしろ、
1> 右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザイン。
と言うのだから念が入っている。さらに言うならば4月中旬に配布する予定と言うこの民主党防災服以外の防災服を、菅直人初めとする現・民主党閣僚は既にお持ちのようなのだから、民主党議員とその秘書にこの民主党防災服を配布する意義はますます不明になる。
こう言う支出は仕分けしないのかね?
それとも、震災発生から3週間もたたない内に民主党防災服を考案し、決定し、デザインする電光石火振りに、さしもの「仕分け」も間に合わなかったか。
その一方で(2)が報じるのは、「震災は復興の段階を迎えた」「新年度と言うのもある」と言うことで心機一転、防災服からスーツ姿に戻った菅直人ら現民主党政権の閣僚ら。「震災と言う有事から復興と言う平時へ」と言うと喜ばしい事に聞こえるが、今だ自衛隊・消防隊・東電・関係各社が奮闘している福島原発事故を、相当楽観視ないし軽視しているものと断ぜざるを得ない。福島第1原発のベント開放遅れをもたらした張本人が菅直人ではないかと言う疑いがあることを考えると、強気の楽観姿勢はその疑問を否定するためのパフォーマンスではないかと思えてくる。
だがこうなると、4月半ばに菅直人初めとする民主党閣僚には配られる筈の上記(1)民主党防災服は、報道陣の前では着用を憚られる事になる。
さらに追い討ちをかけるのが上記(3)記事である。被災地の復旧復興のために議員からボランティアを民主党が募っており、今月3日と10日の日曜日に国会からバスが出て、石巻・塩釜両市で復旧に当たるという。日曜ならば国会は休みだし、悪い話ではない。が・・・・
2> 「個人参加のため衆・参議員防災服、民主党表示のあるものは不可」
と態々但し書きが着いている。
この但し書きから、「衆・参議員防災服」と言うものがあり、それが恐らくは先月いっぱいまで菅直人や枝野やらがこれ見よがしに着用していた防災服なのであろうし、それが国会議員には配布されているものだろうと推定できる。
が、この但し書きは、その既に配布されている衆・参議員防災服を着て参加するなと言っているし、上記(1)の民主党防災服はまだ配布されていないだろうが、仮に配布されたとしても「民主党の表示がある」から着て参加するな、と言っている。
非常に好意的に解釈するならば、記事(3)で報じられている上記但し書きは、「民主党議員が被災地でボランティアを実施するという事を隠す、謙譲の美徳」と考えられない事もない。だが、そうだとすると上記(1)で民主党議員と秘書全員分お揃いで揃えると言う民主党ロゴマーク入り防災服は、本当にテレビ出演用の舞台衣装にしか過ぎないことになる。
民主党は、震災発生から3週間も経たない内に、そのテレビ出演用舞台衣装の製作を決定し、デザインし、周知した事になる。・・・・・・・・・Case1
或いはもう一寸穿った見方をするならば、民主党は菅直人が震災翌日に福島原発視察を実施したように、被災地の視察や復旧ボランティアに積極的に参加し、ここで民主党政権支持率を上げようと画策していたと考えられる。記事(1)報じる御揃いの防災服はそのための格好の材料だ。だが、それが報道され、「パフォーマンスだ。」と非難された。そこで急遽閣僚の衆・参議員防災服(推定)防災服の着用もやめたし、被災地ボランティアからも民主党である事を隠すように指示した。こう考えると・・・
民主党は、震災発生から3週間も経たない内に、その宣伝用の防災服の製作を決定し、デザインし、周知したが、非難されそうなので防災服も民主党もアピールする事をやめた事になる。・・・・・・・・・Case2
Case1ならば、民主党は被災地の復旧復興に対してよりも、民主党自身の宣伝に対する方が、遥かに有能であり迅速である事を示している。流石は政権交代を一昨年夏衆院選挙で実現し、憲政史上最多の衆院議席数を誇る政権与党、と言うべきだろうか。
Case2ならば、民主党の宣伝力の高さ迅速さに加え、変わり身の早さが付け加わる。「憲法違反」とまで断じ非難していた海上自衛隊によるインド洋上給油活動を、政権がとれそうだとなると法律が切れるまで継続と妥協し、実際に政権を取っても法律が切れるまでは継続した変わり身の早さが、今回は短期間に如実に現れた形だ。
「ブレもしなけりゃ進化もない」のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29192710.html
言うまでもないだろうが、Case2の方が悪い。Case1はいく分マシではある。
だが、大差はない。
現在日本は東日本大震災、それに伴う津波、福島原発事故と言う未曾有の大災厄に見舞われ、そのためにかような菅直人政権であっても「来春まで総選挙は無理」なんて説まである。自民党の民主党との「大連立」なんて動きが蠢動する所以である。
国家の非常時に、総選挙なんて悠長な事よりも、挙国一致内閣を目指すという発想は理解できる。まだ民主主義健全なりし頃の古代ローマ共和国に、その名も「独裁官」なんて役職が非常時には置かれた史実もある。
だが、民主党や菅直人初めとする民主党議員の奴バラが、震災以前にでさえ犯していた国家軽視、天皇陛下軽視、国民軽視の数多の罪、普天間基地移設問題、今だ公開されぬ尖閣諸島沖中国「漁船」体当たり攻撃ビデオ、「自衛隊は暴力装置」「Trust Me!」「抑止力は方便」「早く座れよ」などなどの問題発言、死刑確定囚の恣意的執行、外国人献金問題、外国人参政権法案提出etcは、決して忘れられるべきではない。
如何、国民。