応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/ 

 当ブログを丹念に読まれれば(*1)自明であろうが、私は男だ。それもどちらかと言えばクラシックな男であり、男女の性差は喜んで認めるし、ジェンダーフリーなんてのは良く言って机上の空論、端的に言って寝言としか思われない。それ故に、東日本大震災や福島原発事故のような一朝有事は「男の出番」と心得るし、それに沿って当ブログにも記事を上げている。
 
 だが、「敷島の大和心の雄々しさ(*2)」を発揮しているのは、男ばかりではないようだ。
 
 報じられているのは福島原発の現場に勤め、今も現場に踏みとどまっている女性職員達。

>  関係者によると、第2原発には約600人が勤務しており、女性も十数人いる。
> “主戦場”の第1原発では敷地中央付近にある免震重要棟で
> 常に200人前後が決死の復旧にあたっているが、
> ここにも女性が数人おり、風呂にも入らず作業しているという。

と報じられているから、流石に比率が高いとは言い難いが、一定数の女性職員たちが福島原発事故に対処している事になる。殊に事態が重大である福島第1原発では、女性職員も「風呂にも入らず作業している」と言うから、男性職員以上に辛い状況にあることだろう。

> 「発電所にいる人間の大半は地元の人間で、私も含めてみんな被災者なのです。
> 被災者である前に、東電社員としてみんな職務を全うしようと頑張ってます」

と報じられる福島第2原発女性職員からのメールは、被災者としても、東電職員としての職責も、男女の性差は無関係であり、かつ職責を被災に優先する職務の重さを如実に伝えている。

 その職責の重さを「男顔負け」などと評したら怒られそうではあるが、義捐金詐欺を働いたり被災地で空き巣狙い車上狙いを働く人間の屑共を、粉砕するに足るだけの「雄々しさ」に溢れている。
  
 君の母君 妹御も やっぱり大和の女郎花 ―軍歌「ああ我が戦友」 


<注釈>

(*1) まあ、そんな酔狂な人が何人いるか、は置こう。最近アクセス数がコンスタントに3桁に乗るようになったが、コメントは一つもつかない日が珍しくないのが当ブログだ。

(*2) 敷島の、大和心の雄々しさは・・・福島原発対処ハイパーレスキュー隊長に見る指揮官先頭  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34967363.html  参照