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14日までに1万5900人救助=福島第2原発の給水続行―自衛隊  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000002-jij-soci
時事通信 3月15日(火)0時13分配信
 東日本大震災で災害派遣中の自衛隊は14日午後も東北各県で救助活動や食料・給水支援などを続けた。救助した人は同日だけで約5400人、地震発生からの総数は約1万5900人に上った。
 同日までに現地に投入された自衛隊員は約6万6000人。このうち、中央特殊武器防護隊員ら約200人による福島原発での冷却水注入作業は、同日の第1原発3号機の爆発でけが人を出したが、15日も第2原発での給水作業は続ける。
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兵隊さんよ有難う。―自衛隊、東日本大震災で1万5900名救助。投入兵力7万。

 報じられているのは、東日本大震災で発生以来3日間で約7万名動員された自衛隊の成果。先行記事にした通り陸上事例対の現員14万名しかいないのに、本当に「一両日中に10万人体制」を強いてしまえそうな勢いでの動因体制もさる事ながら、その甲斐あって1万5900名を救助できたと言うのは喜ばしい。
 
 新大綱で陸自の定員を削減し、防衛費を抑制し続け、散々冷や飯を食わして、現役官房長官から「暴力装置」呼ばわりし、言論と思想を統制して民主党の私兵化しようと言う日ごろの仕打ちを、「困ったときの自衛隊頼み」でさっさと忘れて(*1)自衛隊早期大兵力動員(*2)を決断した現・民主党政府の決断は、誉めても良い。
 
 無論、それ以上に賞賛、否、絶賛されなければならないのは、日頃の冷遇ものともせずに、政府の無茶な災害派遣命令を粛々と実現してみせる、我らが自衛隊三軍である
 
 分けても注目すべきなのは、
 
> 中央特殊武器防護隊員ら約200人による福島原発での冷却水注入作業は、
> 同日の第1原発3号機の爆発でけが人を出したが、
> 15日も第2原発での給水作業は続ける。
 
つまり約1個中隊はトラブルを起こしている福島原発の冷却・安全化対策に投入され、実際に爆発によるけが人も出しつつ、今も作業に従事しているのである。
 勿論、自衛隊と肩を並べて同じ作業に従事し、やはりけが人も出している東京電力社員のの努力も忘れてはなるまい。
 
 兵隊さんよ、有難う。
 東電さんよ、有難う。

 

<注釈>

(*1) まあ、最後者「自衛隊の民主党私兵化」だけは、こんな無茶な命令を出す助けにはなっただろうが。
 
(*2) それも、私には夢想的とさえ思えるほどの急速な兵力集中。補給組織を後回しにし、戦闘装備は不要として速度を優先したとしても、大した事だ。「21世紀の大馬返し」と・・・・呼ばれないだろうな。