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言うもさらなりかと思うが、マスコミの本来任務は「真実の報道」である。
ことに民主主義体制を曲りなりにも取る国に於いては、マスコミには社会の木鐸となる=警鐘を打ち鳴らす事によって国民に賢明な判断を促す責務も負っているから、マスコミの責任は尚の事重大だ。「党の口舌=宣伝機関」として一党独裁政権の公式発表を横流しし提灯記事さえ書いていれば良い非民主主義国のマスコミより遥かに高い知性も責任も要求される。
「真実を伝え、希望を運ぶ」と言うのは新聞赤旗の宣伝文句であるが、赤旗が「希望を運ぶ」のは日本共産党の機関紙であり、「党の口舌」=宣伝機関であるから。故にこの宣伝文句の後半「希望を運ぶ」のと前半「真実を伝え」は全くあい矛盾するのであるが、其処は共産党で「共産党執行部の無謬性=誤りがない」と言う信念というか信心が問題解決してくれるのだろう。逆に言うとそんな便利な信心がないマスコミには「真実を伝える」のが精一杯で「希望を運ぶ」事もあるのがせいぜいだ。
無論この世は「希望を運ぶ」真実にばかりに満ち溢れているわけではない。むしろその逆であるから、勢い「暗いニュースばかり」になるのも致し方ないところだ。
暗いニュースばかりとは良いニュースである http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/23513297.html
さらに一方、「真実の報道」は大変な難事であるから、如何にに知性が高く責任感が強かろうとも、神ならぬ身の人が為す事。誤報虚報を皆無とする事は出来ないと考えるべきであり、「誤りあれば直ちに直す」謙虚さも必要である。
それ故に、意図せざる誤報虚報ならぬ、意図した誤報虚報であるところの「偏向報道」と言うレッテルは、心あるマスコミにとってはほぼ最大の侮辱であり、屈辱である・・・筈だ。
「筈だ」と言うのは、「神ならぬ身の人である」事を差っ引いても尚多い偏向報道の事例があるように私には思われるからであり、それは我が国はじめとする民主主義国家のマスコミに於いても変わりがない。本記事タイトルの通り「偏向報道」と断じているAFPにしてもまた然りで、本ブログで取り上げた記事の中でも、北朝鮮の弾道ミサイル実験前に米国の強硬措置を否定した記事で北朝鮮よりの偏向報道振りを見せているし、昨年狂犬シーシェパード(略称SS)が洋上テロ船アディ・ギル号で我が捕鯨船に対し体当たり攻撃をかけて大破し、後に曵航途中で洋上投棄されて沈没した事件では、SSの大本営発表をそのまま記事にする物だから「アディ・ギル号沈没」記事が何度も出る始末。「AFPはSSの口舌」である事を如実に見せてくれた。
そんなAFPがまたも見せ付けてくれる偏向報道ぶりが引用した記事。
報じられているのは、ロシアの「祖国英雄の日」祝うポスターに映っている軍用機が、ロシア軍機ならぬ中国軍戦闘機であったと言うミス。
このミス自体を報じる部分に特に偏向ぶりがあるとは私も思わないが、問題は末尾の一文だ。
> 一方、ポスターで戦闘機を取り間違えられた中国も、似たような失態を演じている。
> 今年1月、国営の中国中央テレビ局(CCTV)が
> 「人民解放軍の空軍演習」の様子を報じたが、
> この映像が1980年代の米ハリウッド映画『トップガン(Top Gun)』の1場面に酷似していると、
> 多数のインターネットユーザーが指摘した。
まず「酷似している」ではなく「全くの流用」だ。その事もインターネットユーザは指摘しているし、報道記事にもなっている。さらにはその指摘も報道も、AFP自身が記事にして報じているのである。
中国空軍の演習シーン、映画『トップガン』から拝借?国営TVニュース番組 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2783993/6755614
パ、パクリじゃないアルよ。-中国国営TV、中国空軍演習シーンに映画「トップガン」流用 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34643681.html
さらには、ロシアのポスターは「ミス」にしかならない。ロシアの「祖国英雄の日」を祝うポスターに外国である中国の軍用機は相応しくなかろうが、「相応しくない」だけである。だが、AFP通信が上記の通り触れている中国中央テレビ局(CCTV)の報道は、「人民解放軍の空軍演習」と銘打って米国映画「トップガン」の1シーンを流用しているのである。これは「ミス」ではすまない。AFPが先行記事にしたような、著作権侵害の問題も本質ではない。これは捏造報道であり、偽造報道である。
捏造報道偽造報道は中国一党独裁政権下のマスコミであり「党の口舌」に過ぎない中国中央テレビ局CCTVにとっては当たり前の事であろう。
だが、その捏造偽造報道を、捏造とも偽造とも直接的には言わず、唯の著作権侵害の如く報じたり、今回報道のロシアポスターのような「ミス」の如く報じるのは、中国中央テレビ局CCTVにの捏造偽造報道に加担するものであり、このAFP報道自体を捏造偽造とは言い難くとも、間違いなく、偏向報道なのである。
如何に、AFP。
それ故に、意図せざる誤報虚報ならぬ、意図した誤報虚報であるところの「偏向報道」と言うレッテルは、心あるマスコミにとってはほぼ最大の侮辱であり、屈辱である・・・筈だ。
「筈だ」と言うのは、「神ならぬ身の人である」事を差っ引いても尚多い偏向報道の事例があるように私には思われるからであり、それは我が国はじめとする民主主義国家のマスコミに於いても変わりがない。本記事タイトルの通り「偏向報道」と断じているAFPにしてもまた然りで、本ブログで取り上げた記事の中でも、北朝鮮の弾道ミサイル実験前に米国の強硬措置を否定した記事で北朝鮮よりの偏向報道振りを見せているし、昨年狂犬シーシェパード(略称SS)が洋上テロ船アディ・ギル号で我が捕鯨船に対し体当たり攻撃をかけて大破し、後に曵航途中で洋上投棄されて沈没した事件では、SSの大本営発表をそのまま記事にする物だから「アディ・ギル号沈没」記事が何度も出る始末。「AFPはSSの口舌」である事を如実に見せてくれた。
そんなAFPがまたも見せ付けてくれる偏向報道ぶりが引用した記事。
報じられているのは、ロシアの「祖国英雄の日」祝うポスターに映っている軍用機が、ロシア軍機ならぬ中国軍戦闘機であったと言うミス。
このミス自体を報じる部分に特に偏向ぶりがあるとは私も思わないが、問題は末尾の一文だ。
> 一方、ポスターで戦闘機を取り間違えられた中国も、似たような失態を演じている。
> 今年1月、国営の中国中央テレビ局(CCTV)が
> 「人民解放軍の空軍演習」の様子を報じたが、
> この映像が1980年代の米ハリウッド映画『トップガン(Top Gun)』の1場面に酷似していると、
> 多数のインターネットユーザーが指摘した。
まず「酷似している」ではなく「全くの流用」だ。その事もインターネットユーザは指摘しているし、報道記事にもなっている。さらにはその指摘も報道も、AFP自身が記事にして報じているのである。
中国空軍の演習シーン、映画『トップガン』から拝借?国営TVニュース番組 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2783993/6755614
パ、パクリじゃないアルよ。-中国国営TV、中国空軍演習シーンに映画「トップガン」流用 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34643681.html
さらには、ロシアのポスターは「ミス」にしかならない。ロシアの「祖国英雄の日」を祝うポスターに外国である中国の軍用機は相応しくなかろうが、「相応しくない」だけである。だが、AFP通信が上記の通り触れている中国中央テレビ局(CCTV)の報道は、「人民解放軍の空軍演習」と銘打って米国映画「トップガン」の1シーンを流用しているのである。これは「ミス」ではすまない。AFPが先行記事にしたような、著作権侵害の問題も本質ではない。これは捏造報道であり、偽造報道である。
捏造報道偽造報道は中国一党独裁政権下のマスコミであり「党の口舌」に過ぎない中国中央テレビ局CCTVにとっては当たり前の事であろう。
だが、その捏造偽造報道を、捏造とも偽造とも直接的には言わず、唯の著作権侵害の如く報じたり、今回報道のロシアポスターのような「ミス」の如く報じるのは、中国中央テレビ局CCTVにの捏造偽造報道に加担するものであり、このAFP報道自体を捏造偽造とは言い難くとも、間違いなく、偏向報道なのである。
如何に、AFP。