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北朝鮮・羅先への軍駐屯を否定 中国国防省当局者 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110117/kor11011713480005-n1.htm
2011.1.17 13:48
北朝鮮・羅先への軍駐屯を否定 中国国防省当局者 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110117/kor11011713480005-n1.htm
2011.1.17 13:48
17日付の中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報は、北朝鮮北東部の経済特区、羅先市に中国の人民解放軍が駐屯し始めたとの一部韓国紙の報道について、中国国防省の当局者が16日「まったくあり得ないことだ」と否定したと1面で伝えた。この当局者は「国連からの権限付与がなければ、中国は一兵たりとも海外に派遣しない」と強調したという。同紙によると、中朝国境の吉林省延辺朝鮮族自治州の関係者らも「ガセ情報」と否定。朝鮮半島研究者は「偽情報を流した人物は、中国の対北朝鮮政策を探ろうとしたのかもしれない」と指摘した。15日付の韓国紙、朝鮮日報は、在留中国人保護などのため人民解放軍が羅先市に駐屯し始めたと報じていた。(共同)
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再確認「中国は嘘吐きである。」-北朝鮮・羅先への駐屯を否定し「国連の承認なしに海外派兵なし。」
中国の嘘は何も今に始まった事ではない。むしろ中国の伝統とも言うべきであり、昨年末の尖閣諸島沖における中国「漁船」体当たり攻撃を「海上保安庁の巡視船が体当たりしてきた。」「海上保安管が中国の漁民を殴った」はては尖閣諸島を勝手に中国領と抜かす領海法やら、「沖縄解放=沖縄併合」なる横断幕やら、枚挙に暇がないのであるが、ここにまた新たな実績が付け加えられたようだ。
報じられているのは、先ごろ報じられた「北朝鮮・羅先に中国軍が駐屯している。」と言う韓国報道を否定する中国国防当局の談話。その談話部分を拾うと以下の通り。
1> 「まったくあり得ないことだ」
2> 「国連からの権限付与がなければ、
3> 中国は一兵たりとも海外に派遣しない」
さて、私は北朝鮮は羅先に中国軍が駐屯しているかどうかは知らない。従って、上記1>を肯定も否定も断定する事はできず、この件で中国が嘘を吐いていると断じる事はできない。
だが、上記2>~3>は、これはあからさまな嘘であると、断じる事はできる。
忘れちゃいけないな。たかだか60年ほど前の朝鮮戦争で北朝鮮に大兵力の義勇軍を援軍として送り込み、それも「国連からの権限付与」がないどころか、正真正銘掛け値なしの国連軍と戦争を始めたのは、他ならぬ大陸を支配してまだ間もない中国共産党政権ではないか。つまり朝鮮戦争に於いて、中国人民解放軍は紛れもない「国連軍の敵軍」であったのだ。
その史実があっても上記2>~3>のように強弁するならば、考えられる解釈は以下の何れか。
① 北朝鮮は中国領土であるから、海外には当たらない。
② 北朝鮮は中国と地続きだから、「海外」ではない。
③ 朝鮮戦争に参加したのは義勇軍であるから、中国の正規軍・人民解放軍ではない。
言うまでもなかろうが、いずれも詭弁と言うより、真っ赤な嘘だ。
清王朝が「化外の地」とした台湾・中華民国さえ併呑しようとし、尖閣諸島も沖縄も自国領土と言い出す中国共産党政権であるから、上記①の主張なんか朝飯前だろうが、金王朝が支配して核実験まで始めるようでは、「中国領土」とは言われまい。
清王朝が「化外の地」とした台湾・中華民国さえ併呑しようとし、尖閣諸島も沖縄も自国領土と言い出す中国共産党政権であるから、上記①の主張なんか朝飯前だろうが、金王朝が支配して核実験まで始めるようでは、「中国領土」とは言われまい。
上記②は冗談にしか聞こえないような詭弁。こんな理屈が成り立つならば、中国はユーラシア大陸を自国領として征服するだろう。その気は大いに、ありそうではあるが。
上記③が真実ならば、朝鮮戦争に参加した中国軍は全員ゲリラとして銃殺してもジュネーブ条約違反にならないし、中国は全く文句も言えない道理だ。「朝鮮戦争に参加した中国義勇軍は、中国政府の意図に反して自主的に出兵した民兵。」にしか過ぎないのだから、中国政府としても犯罪者扱いにしなければならないし、勲章を与えて賞賛するなど、とんでもない筈だ。
無論、実際の史実は上記①~③いずれとも異なる。
中国共産党政権は、また一つ、嘘吐きの実績を重ねたわけだ。
と言う事は、「北朝鮮・羅先に中国軍は駐屯していない。」と言う中国国防当局の談話さえも、全く信用できないと、断ぜざるを得ない。
如何に、中国共産党政権。