http://sankei.jp.msn.com/world/china/101208/chn1012082257005-n1.htm
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報じられているのは、中国が設立したと言う「孔子平和賞」なる賞。当たり前のことではあるが、孔子なんてぇのはとうの昔に故人であるから、故人たる孔子の意思なぞ関係なく、言うなれば孔子の名を騙って、そのネームバリューを利用して命名された「賞」と言うことである。
そもそも報じられるとおり、
そもそも報じられるとおり、
> 「今年の( 中国の民主活動家、劉暁波氏に対する)ノーベル平和賞に対する中国の平和的な回答」と、
> ノーベル賞委員会への対抗措置であることを認め
ているのであるから、いくら「中国国内」の「民間機関による」賞とは言え、政治的意図は明白だ。第一報じられるとおり、当の口舌=宣伝機関たる環球時報が「民間機関による孔子平和賞」なるものを盛んに論じていたと言うのだから、中国一党独裁政権の意図が入らない筈がない。
無論、オリジナルであるノーベル平和賞からして政治的な賞である事は否めないから、「孔子平和賞」を政治的であると非難するのは筋違いではあろう。「平和賞」と言った時点で、平和は戦争の裏返しであり、戦争が多くの場合政治的解決を図る手段である以上、「平和賞の政治化」は殆ど不可避であろう。
問題とすべきは、この「孔子平和賞」なるもの「劉暁波氏に授与されるノーベル平和賞に対する」ために設立された上に中国国内で中国政府の意を受けて設立された以上「中国政府の意に沿う「平和」を表彰する」ものにしかならないだろうと言う事だ。
問題とすべきは、この「孔子平和賞」なるもの「劉暁波氏に授与されるノーベル平和賞に対する」ために設立された上に中国国内で中国政府の意を受けて設立された以上「中国政府の意に沿う「平和」を表彰する」ものにしかならないだろうと言う事だ。
実際、今回の受賞者は、
> 「台湾と(中国)大陸の平和の架け橋をつくった」
> 「台湾と(中国)大陸の平和の架け橋をつくった」
として、台湾の元副総統・連戦氏が選ばれたと報じられている。
> 連戦氏のほかに、
> パレスチナ自治政府のアッバス議長や
> 南アフリカのマンデラ元大統領、
> 米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏など5人が候補者に挙がったという
> パレスチナ自治政府のアッバス議長や
> 南アフリカのマンデラ元大統領、
> 米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏など5人が候補者に挙がったという
とも報じられているが、これら他の候補者たちは、当て馬も良いところだろう。これら「候補者」たちは「中国の意に沿う平和」には貢献していなさそうであるから、逆立ちしたって「孔子平和賞」を授与されたりはすまい。
尤も、そんな中華思想丸出しの恣意的独善的判断に基づく「孔子平和賞」なぞ、その恣意的独善的判断と中華思想丸出しであるが故に、尊敬も尊重もされないのであるが。
丸出し中華思想-中国民主活動家劉氏のノーベル平和賞受賞に反発する環球時報社説 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33834851.html
所詮は中国の「民主活動家、劉暁波氏に対すノーベル平和賞授与をとうとう阻止できなかった腹いせ」でしかなく、第1回があっても第2回が在るかさえ怪しい「平和賞」ではあるが、それにしても・・・
> 授賞式の招待状を出したとされる中国文化省は関知していないといい、
> 連戦氏の元にも授賞の通知は届いていないとされている。
> 授賞式の招待状を出したとされる中国文化省は関知していないといい、
> 連戦氏の元にも授賞の通知は届いていないとされている。
と言うのは、民主党政権並みのお粗末さであろう。
Frieden in der Hand!
平和を、我が手に。
平和を、我が手に。