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転載開始========================================================
「愛国」世論を誘導=反日デモの政府批判転化に危機感-中国 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010102600617
【北京時事】尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で続発した反日デモで、一部の市民が幹部の腐敗や住宅価格高騰に対する不満を叫ぶなど政府批判が起きたことに、中国当局が危機感を強めている。26日付の共産党機関紙・人民日報は「法に基づき理性的に愛国の熱意を表現しよう」と呼び掛ける評論を掲載、世論の誘導に力を入れ始めた。
16日から各地で起きた反日デモでは、一部が暴徒化して日系のスーパーなどに被害が出たほか、政府批判や社会への不満を訴える横断幕も掲げられた。中国当局はデモの沈静化に乗り出しているが、強制的に封じ込めれば、政府への反発がさらに高まる恐れもある。
共産党で治安と法執行を主管する中央政法委員会は25日、北京で会議を開催。新華社電によると、周永康書記(党政治局常務委員)は「宣伝・世論工作を強化し、群衆が法に基づき理性的に愛国の願いを表現するよう導き、社会と政治の安定を維持しなければならない」と指示した。
人民日報の評論は「愛国の情をどのような形で表現するかが極めて重要だ。法に基づき理性的でなければ、社会秩序を維持することはできず、経済社会の発展も保証できず、国民生活にも役に立たない」と指摘。「大国としての風格を備え、中国人の団結と理性、勇気を世界に示そう」と呼び掛けた。(2010/10/26-15:59)
「愛国」世論を誘導=反日デモの政府批判転化に危機感-中国 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010102600617
【北京時事】尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で続発した反日デモで、一部の市民が幹部の腐敗や住宅価格高騰に対する不満を叫ぶなど政府批判が起きたことに、中国当局が危機感を強めている。26日付の共産党機関紙・人民日報は「法に基づき理性的に愛国の熱意を表現しよう」と呼び掛ける評論を掲載、世論の誘導に力を入れ始めた。
16日から各地で起きた反日デモでは、一部が暴徒化して日系のスーパーなどに被害が出たほか、政府批判や社会への不満を訴える横断幕も掲げられた。中国当局はデモの沈静化に乗り出しているが、強制的に封じ込めれば、政府への反発がさらに高まる恐れもある。
共産党で治安と法執行を主管する中央政法委員会は25日、北京で会議を開催。新華社電によると、周永康書記(党政治局常務委員)は「宣伝・世論工作を強化し、群衆が法に基づき理性的に愛国の願いを表現するよう導き、社会と政治の安定を維持しなければならない」と指示した。
人民日報の評論は「愛国の情をどのような形で表現するかが極めて重要だ。法に基づき理性的でなければ、社会秩序を維持することはできず、経済社会の発展も保証できず、国民生活にも役に立たない」と指摘。「大国としての風格を備え、中国人の団結と理性、勇気を世界に示そう」と呼び掛けた。(2010/10/26-15:59)
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党の指示、党の宣伝
報じられているのは、中国における反日デモの誘導。反日デモが反日暴動と化していることはすでに報じられている通りであるが、これが反政府デモと化しつつある兆候が見られ、ために中国政府があれこれと沈静化に乗り出したと言う記事。
共産党で治安と法執行を主管する中央政法委員会が25日に北京で開催されたそうで、それについて新華社電の曰く。
党の指示、党の宣伝
報じられているのは、中国における反日デモの誘導。反日デモが反日暴動と化していることはすでに報じられている通りであるが、これが反政府デモと化しつつある兆候が見られ、ために中国政府があれこれと沈静化に乗り出したと言う記事。
共産党で治安と法執行を主管する中央政法委員会が25日に北京で開催されたそうで、それについて新華社電の曰く。
> 周永康書記(党政治局常務委員)は
1> 「宣伝・世論工作を強化し、
2> 群衆が法に基づき理性的に愛国の願いを表現するよう導き、
3> 社会と政治の安定を維持しなければならない」
1> 「宣伝・世論工作を強化し、
2> 群衆が法に基づき理性的に愛国の願いを表現するよう導き、
3> 社会と政治の安定を維持しなければならない」
かと思うと、
> 人民日報の評論は
4> 「愛国の情をどのような形で表現するかが極めて重要だ。
5> 法に基づき理性的でなければ、
6> 社会秩序を維持することはできず、
7> 経済社会の発展も保証できず、
8> 国民生活にも役に立たない」と指摘。
9> 「大国としての風格を備え、
10> 中国人の団結と理性、勇気を世界に示そう」
4> 「愛国の情をどのような形で表現するかが極めて重要だ。
5> 法に基づき理性的でなければ、
6> 社会秩序を維持することはできず、
7> 経済社会の発展も保証できず、
8> 国民生活にも役に立たない」と指摘。
9> 「大国としての風格を備え、
10> 中国人の団結と理性、勇気を世界に示そう」
と、来たもんだ。
上記5>及び10>にある通り、中国で暴徒化せずにせいせいとデモすることは、「中国人の団結と理性、勇気を世界に示した」事になるらしい。
我が国じゃあ、デモは暴徒化しないのが普通で、暴徒化するデモなんざ滅多にない(*1)。反中デモも反日デモも、せいせいと行われている。人民日報の評論に従うならば、「日本の団結と理性、勇気は世界に示されまくっている。」事になるな。
Japan Uber Alles! 何者にも勝りたる日本!
閑話休題(それは兎も角)
何度も書いているので書く方は「指にタコ」、読む方は「目にタコ」かもしれないが、中国のマスメディアというのはすべからく「党の口舌」即ち党の宣伝機関であり、新華社電だの人民日報だのはその中でも宣伝機関中の宣伝機関である。
我が国じゃあ、デモは暴徒化しないのが普通で、暴徒化するデモなんざ滅多にない(*1)。反中デモも反日デモも、せいせいと行われている。人民日報の評論に従うならば、「日本の団結と理性、勇気は世界に示されまくっている。」事になるな。
Japan Uber Alles! 何者にも勝りたる日本!
閑話休題(それは兎も角)
何度も書いているので書く方は「指にタコ」、読む方は「目にタコ」かもしれないが、中国のマスメディアというのはすべからく「党の口舌」即ち党の宣伝機関であり、新華社電だの人民日報だのはその中でも宣伝機関中の宣伝機関である。
従って上記の報道は、「自由な言論」では全くなく、党の、即ち中国政府の宣伝であることは間違いない。
その党の宣伝が、上記1>「宣伝・世論工作を強化」上記2>「群衆を導き」上記3>「社会と政治の安定を維持しよう」と公言しているのであるから、今回の反日暴動は「案の定」中国政府の公式発表のような「中国人民の義憤に駆られた愛国精神の発露」などではなく、少なくとも「共産党の先導」、おそらくは「共産党の煽動」による対日圧力の一環であることを如実に示している。
とは言え・・・
「水は船を浮かべうるが、また覆しうるのだ。」とは映画「北京の55日」に於ける西太后の台詞。この台詞そのままに、中国共産党=中国一党独裁政府主導で始まった(*2)反日デモが、反日暴動と化す事には理解を示しても、反政府暴動と化す事は許容できないからこその、上記人民日報評論であり、党政治局常務委員の発言であろう。
正直なところ、私はかかる事態を楽しんでいる。
中国共産党一党独裁政権の期待通り、反日デモ反日暴動が沈静化すれば、それはそれで我が国にとって必ずしも悪いことばかりではない。在中邦人や在中邦人企業の当面の安全は確保できるのだから。
とは言え、反日暴動が収まったとて、中国の尖閣や沖縄に対する領土的野心が収まる訳はないから、対中警戒は常に厳でなければならないし、今回「沈静化」した反日暴動が、明日の反政府デモ、さらには反政府暴動から革命へ、結びつかないとは限らないのであるが。
逆に中国政府の期待に反し反日デモ反日暴動が激化するならば、それは中国政府が恐れる通り、反政府デモさらに反政府暴動に発展する可能性が高い。この場合、在中邦人及び邦人企業の安全は一時的に危うくなる。ひょっとして、21世紀の通州事件=邦人虐殺さえ再演されてしまう可能性がある。
だが、長期的には、現状より磐石な安定と安全につながる可能性がある。それはそれで楽しみだ。
ああ、私に十分な資金力と組織網があるならば、今こそ、21世紀の明石大佐の出番であろう。20世紀初頭の明石大佐は日露戦争を背景に、ロシア革命を支援して、我が国の対露戦争勝利に貢献した。
現状、日中間は戦争状態にはないし、「戦略的互恵関係」などという訳のわからない状態にあると言う説もあるが、尖閣沖や東支那海で中国が示し、今も示しつつある傍若無人な横暴ぶりは、我が国が日中冷戦を、少なくとも覚悟しない限り、我が国の主権と領土領海及び誇りは、守りえないことを示している。
今、21世紀の明石大佐を大陸に派遣することは、日中冷戦に於ける我が国の勝利に貢献する可能性大である。
誰か勇士は在らざるか!
今の民主党政権、菅直人や、売国奴千石や、況や「我が敵」自称・人民解放軍野戦司令官殿・小沢一郎に、21世紀の明石大佐を大陸派遣することなぞ期待のしようがない。
とは言え・・・
「水は船を浮かべうるが、また覆しうるのだ。」とは映画「北京の55日」に於ける西太后の台詞。この台詞そのままに、中国共産党=中国一党独裁政府主導で始まった(*2)反日デモが、反日暴動と化す事には理解を示しても、反政府暴動と化す事は許容できないからこその、上記人民日報評論であり、党政治局常務委員の発言であろう。
正直なところ、私はかかる事態を楽しんでいる。
中国共産党一党独裁政権の期待通り、反日デモ反日暴動が沈静化すれば、それはそれで我が国にとって必ずしも悪いことばかりではない。在中邦人や在中邦人企業の当面の安全は確保できるのだから。
とは言え、反日暴動が収まったとて、中国の尖閣や沖縄に対する領土的野心が収まる訳はないから、対中警戒は常に厳でなければならないし、今回「沈静化」した反日暴動が、明日の反政府デモ、さらには反政府暴動から革命へ、結びつかないとは限らないのであるが。
逆に中国政府の期待に反し反日デモ反日暴動が激化するならば、それは中国政府が恐れる通り、反政府デモさらに反政府暴動に発展する可能性が高い。この場合、在中邦人及び邦人企業の安全は一時的に危うくなる。ひょっとして、21世紀の通州事件=邦人虐殺さえ再演されてしまう可能性がある。
だが、長期的には、現状より磐石な安定と安全につながる可能性がある。それはそれで楽しみだ。
ああ、私に十分な資金力と組織網があるならば、今こそ、21世紀の明石大佐の出番であろう。20世紀初頭の明石大佐は日露戦争を背景に、ロシア革命を支援して、我が国の対露戦争勝利に貢献した。
現状、日中間は戦争状態にはないし、「戦略的互恵関係」などという訳のわからない状態にあると言う説もあるが、尖閣沖や東支那海で中国が示し、今も示しつつある傍若無人な横暴ぶりは、我が国が日中冷戦を、少なくとも覚悟しない限り、我が国の主権と領土領海及び誇りは、守りえないことを示している。
今、21世紀の明石大佐を大陸に派遣することは、日中冷戦に於ける我が国の勝利に貢献する可能性大である。
誰か勇士は在らざるか!
今の民主党政権、菅直人や、売国奴千石や、況や「我が敵」自称・人民解放軍野戦司令官殿・小沢一郎に、21世紀の明石大佐を大陸派遣することなぞ期待のしようがない。
さような政府の文民統制下にある我が自衛隊3軍にしても然りだ。第一、我が自衛隊三軍は左様な不正規戦争に対する訓練は殆ど受けていない。
とすると、一般民間人に期待するしかないのだが・・・
送るか?大陸派遣遊撃隊。
とすると、一般民間人に期待するしかないのだが・・・
送るか?大陸派遣遊撃隊。
<注釈>
(*1) この前暴徒化したデモは、北京オリンピックの聖火が長野を通過する際に集結した中国人たちではなかろうか。
(*2) ほーら、民主党の大好きな「政治主導」だよぉ。中国の方が、だいぶ実効も実績もあるようだが。